こんにちは、まなおです。
ヤソートーン県の巨大なヒキガエルを見物した後、お隣のローイエット県（ロイエット県）に新しく誕生したばかりのランドマーク「ロイエットタワー」へと向かいました。
イサーン地方の伝統楽器をモチーフとしたその姿は独特で、存在感たっぷりでした。
新ランドマーク「ローイエット・タワー（ROI ET TOWER）」
新名所「ローイエットタワー」
ローイエット県の中心部に近づいてくると前方にちらちらと見え出した不思議な建物。
パイプを巻き付けたようなひょろ長い建物です。
そう、これがお目当てのローイエット県の新名所「ホーウォート101」（หอโหวด ๑๐๑）、通称ローイエットタワー（ロイエットタワー）なんです。
地上35階高さ101メートルのランドマークタワーです。
ちなみに、
ホー（หอ）＝塔や会館などの建物
ウォート（โหวด）＝イサーン地方の吹奏楽器で、竹の筒に息を吹き込んで音を奏でる
101（๑๐๑）＝ヌンスーンヌン（イチレイイチ）あるいは、ローイエット（ヒャクイチ）
という意味になります。
そうなんです、ローイエット県のローイエットというのは、101（百一）という意味であり、その県名にちなんで101メートルの高さに設計され、101という名前が付いているわけですね。
市街中心部にあるブンプラーンチャイという池の周りは公園として整備されており、周辺には県庁や政府機関が集まっています。
この公園のすぐ横にローイエットタワーは建っています。
2020年12月21日にオープンしたばかりのまさに新名所。
先日2021年5月20日にシリントーン王女殿下による開業セレモニーが行われたようです。
真下から見ると、なかなか迫力ありますよね。
あいにく、私たちが訪れた時は、新型コロナ対策でタワーは閉鎖されていたため、外観だけの見物となりましたが、以下、ネットで調べたローイエットタワー情報を書いておいきます。
1階から4階部分は主に公共スペースで、OTOP製品の販売やブンプラーンチャイ公園の展望台などがあります。
上階（28〜35階）へは専用エレベータで向かいますが、入場料がかかります。
＜入場料＞
大人＝50バーツ
60歳から70歳まで及び学生＝40バーツ
71歳以上の高齢者及び90センチ未満の児童＝無料
上記は公式サイトのタイ語ページでの料金表の情報です。（2021年6月現在。一部抜粋）
外国人価格があるのかどうかはわかりませんでした。
というのも、英語版にすると、タイ語の料金表画像にボカシがかかってタイ数字がよく見えなくなるという不思議な仕様になっているのです。
かといって英語での料金表があるわけでもなく、意図がよくわかりません。（様子見中？作成中？）
まあ、それは置いといて。
28階から上は展望階となっており、展示会や会議・セミナーなどのための貸しスペース（コワーキングスペース）などがあります。
30階と31階はスカイレストラン。360度の眺望。
34階にはハイライトでもあるスカイウォークがあります。建物から約2メートル突き出したガラスの床の上を歩けます。
そして、35階は仏像が安置された仏堂となっているそうです。
また、将来的には、アトラクションとして、34階から下の池まで降りるジップラインを建設する予定だとか。（本当なんでしょうか？めちゃくちゃスリルありそうですね。。。）
タワーに入れないのはとても残念でしたが、仕方ありません。
いつか必ず再訪したいと思います。
ということで、外観を眺めつつ、ブンプラーンチャイ池公園の辺りを散策。
池に突き出た小島のような場所にある、ローイエットの守護柱（ラックムアン）を拝んでおきました。
あと、どうでもいいことですけど、タイ数字で書く101って、なんだか可愛いですね。
๑๐๑
顔文字みたい。(⌒▽⌒)
買ったものの、なかなか上達しないウォート。。。
＜施設情報＞
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ロイエットタワー（ホー・ウォート101）
หอโหวด ๑๐๑
ROI ET TOWER
所在地：101 ถนน ข้าวหอมมะลิ ตำบล ในเมือง อำเภอเมืองร้อยเอ็ด ร้อยเอ็ด 45000
101 Khao Hom Mali Rd., Nai Mueang, Mueang Roi Et District, Roi Et 45000
TEL：043-514-101、095-2244-101
E-mail：Roiet.tower@hotmail.com
URL：https://www.roiettower.com/
時間：09:00-21:00（2-3階）
10:00-16:00, 17:00-21:00（28-35階）
入場料：大人50THB、高齢者&学生40THB
（71歳以上の高齢者&90cm未満の児童は無料）
※外国人料金があるのかどうかは不明
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おばあちゃんの食堂
ランチをどこで食べようかと思いつつ調べてみたものの、時期的に休みのところが多くてなかなか決められず。
適当にGoogle マップでローカル風なところを選んで、お店へ行ってみました。
「ソムタム・ヤーイルアン・バーントゥン」（ส้มตำยายเรืองบ้านทุ้ง）というお店ですが、思った以上にローカル感漂う食堂でした。
ソムタムはその場で作ってもらいますが、おかずは基本的にバッドや寸胴に入った調理済の料理を少し温めたり、そのまま皿に盛り付けて提供するスタイルのようでした。
店頭でお勧めを聞きながら、数品注文していきます。
とりあえず、ソムタムとカオニャオ（もち米）は外せないとして、ムーデーットディアオ（干し豚肉揚げ）と、あとは何かスープ的なものを・・・と思っていたら
おばさんは、とある寸胴を指差して「オムフアックはどう？」と勧めてきました。
オム・フアック？
オム（อ่อม）はイサーンのスープなんだろうということはわかったんですが、フアックというのがわからず、何のことだろうと覗いてみたら、ちょっとダメなやつだったので、丁重にお断りして魚のスープ「トム・プラー」にしました。
魚のスープは、プラーラー（発酵魚の調味料）が入っているため、好き嫌いが分かれると思いますが、魚卵もたっぷりで、私は美味しくいただきました。
・・・って、
オム・フアック（อ่อมฮวก）、気になりますか？
気になる方だけ、下の画像を見てください。
気にならない方、ゲテモノ系は好きじゃない方は、このままスルーして次の話題に飛んでくださいね。
まあ、遠目には煮干しにも見えなくないので、大丈夫かな。
ちなみに、フアックというのはイサーン語で「おたまじゃくし」のことでした。
のっぽの大仏様
ローカルランチを食べた店の近くには、有名な大仏立像がありました。（以前参拝したことがあり、今回2回目）
このひょろっとした大仏様は、頭から足まで59メートル20センチもあり、ウィキペディアによるとタイで4番目に大きい（高い）仏像だそうです。
タイの大仏ランキングが気になってググってみたら、MGR ONLINEというサイトでトップ10の記事を見つけました。
https://mgronline.com/travel/detail/9630000108820
ただ、こちらのサイトでは、ワット・ブーラパーピラームの大仏様は、3番目にランキングしています。
- ワット・ムアン アーントーン県（93m）พระพุทธมหานวมินทร์ศากยมุนีศรีวิเศษชัยชาญ วัดม่วง จ.อ่างทอง
- ワット・カオウォンプラチャン ロッブリー県（75m）พระพุทธโชค วัดเขาวงพระจันทร์ จ.ลพบุรี
- ワット・ブーラパーピラーム ローイエット県（59.2m）พระพุทธรัตนมงคลมหามุนี วัดบูรพาภิราม จ.ร้อยเอ็ด
- ワット・キッティサンカーラーム プーケット県（45m）พระพุทธมิ่งมงคลเอกนาคคีรี วัดกิตติสังฆาราม จ.ภูเก็ต
- ワット・カオタムティアム スパンブリー県（35m）พระพุทธปุษยคีรีศรีสุวรรณภูมิ วัดเขาทำเทียม จ.สุพรรณบุรี
3位と4位、一体何が違うのだろう？
と疑問に思い、ウィキペディアのランキングページを探して見比べてみました。
すると、ウィキペディアの方には、3位にチェンライ県の観音菩薩像がランクインしていました。
- ワット・ムアン アーントーン県（93m）พระพุทธมหานวมินทร์ศากยมุนีศรีวิเศษชัยชาญ วัดม่วง จ.อ่างทอง
- ワット・カオウォンプラチャン ロッブリー県（75m）พระพุทธโชค วัดเขาวงพระจันทร์ จ.ลพบุรี
- ワット・フアイプラーカン チェンライ県（69m）เจ้าแม่กวนอิม วัดห้วยปลากั้ง จ.เชียงราย
- ワット・ブーラパーピラーム ローイエット県（59.2m）พระพุทธรัตนมงคลมหามุนี วัดบูรพาภิราม จ.ร้อยเอ็ด
- ワット・キッティサンカーラーム プーケット県（45m）พระพุทธมิ่งมงคลเอกนาคคีรี วัดกิตติสังฆาราม จ.ภูเก็ต
これは、測定の基準が違う（台座を入れるとか入れないとか）からなのかかも知れませんが、ウィキペディアのランキングには、いわゆる仏像の他にもガネーシャやエラワン象などのヒンドゥー教の神像なども含まれていました。いわゆる、塑像（全般）ですね。
一方、MGR ONLINEでは、神像などは含まれていませんでした。
なので、MGRの方は、大仏というくくりながら、観音菩薩はカウントせず、あくまで仏陀（釈迦如来）の像だけを対象にしたランキング結果なのではないかと個人的には思っています。
※タイで主に信仰されている上座部仏教では、仏像と言えば基本的に釈迦如来です。
ちなみに、チェンライの観音菩薩像については以前の記事で書いていますので、よかったら合わせてご覧ください。
運河を渡って寺院へ行こうと思いましたが、橋が工事中で通行止めとなっていたため、対岸からお参りさせていただきました。
タイ全県制覇計画（マハーサーラカーム県追加）
ただいま「タイ全土1都76県制覇を成し遂げよう！計画」進行中です。
今回、めでたくローイエット県が追加となりました。
パチパチパチ〜！
というわけでは、ないんです。
すみません。
ローイエット県には以前訪れたことがあるので、新規カウントとはなりません。
今回は、ちょっとイレギュラーです。
ローイエット県を後にしてコラート方面へ向かう際に、マハーサーラカーム県を通って行きました。
え、ただ通過しただけは訪問としてカウントしないルールじゃなかったの！？
って、その通りなんです。
通過だけはカウントしちゃいけないんですが、マハーサーラカームを通過しているときに、あるお寺への案内看板を見て、昔訪れていたことを思い出したんです。
タイ友から「一緒に来たじゃん！」と突っ込まれて気づきました。汗
私、なぜだかローイエット県だと思いこんでいたのですが、実はマハーサーラカームのプラタート・ナードゥーン（พระธาตุนาดูน）という仏塔を参拝したことがありました。
なので、後出しで申し訳ありませんが、マハーサーラカーム県を改めて追加させていただきます。
これで1都76県中、1都62県制覇。
残るは14県です。
ではまた。
