東京2020オリンピックもいよいよ閉会式ですか。
開催までは紆余曲折色々あったようですが、始まってみればあっという間でしたね。
さて。
今日は、ベランダで栽培しているステビアから甘いシロップ(濃縮液)を作ってみました。
ステビアといえば、天然の甘味料として使用されることで有名ですね。
砂糖の200〜300倍の甘さにもかかわらず、カロリーはゼロに近いとか。
ステビアの切り戻し(間引き)
ステビアは、比較的強い植物で栽培も特に難しくないように思います。
今年の2月にチャトゥチャック市場で苗を買ってきてから、ベランダの端に置いて水やりをしているだけですが、グングン育ってくれています。
枝葉が密集し始めると、根元付近からパッツリ切って間引きしていたのですが、切った部分からまた新しい枝がどんどん伸びてきます。
間引きした枝は、ハンガーに吊るして乾燥させてから保存していました。
昨日、またステビアの株の密度が高くなってきていたので、がっつり枝を切ってかげ干しをしました。
枝をかなり間引いた後の株はスッキリしていい感じ。
ステビアシロップ作り
そんなステビアさんの作業を終えた今日。
冷蔵庫に保蔵しておいた乾燥ステビアもたまっていたので、ステビアのシロップを作ってみることにしました。
保存時は、枝と葉ごと一緒にジップロックの中に入れていたのですが、枝は苦味が多いとのことなので、今回は、葉だけを使うことにしました。
ただ、枝にはすごく抗酸化作用があるそうです。
苦味が気にならない人は、一緒に入れてしまってもいいかもです。
まず、枝から葉を落として分けてみました。
次に、葉っぱの部分だけを5g分、出汁パックの中に入れて、その上から熱湯(約350ml)をかけて5分間抽出してみます。
(あまり長く熱湯に浸けたり煮詰めたりすると苦味が増すらしいです)
私は出汁パックを使いましたが、普通に熱湯をかけて後で茶こしでこしてもいいと思います。
5分間経ったら、出汁パックを取り出します。
液を舐めてみると、甘いです。
でも植物独特の風味(苦み?渋み?)みたいなのは感じました。
このままでも十分甘くて甘味料として使用できそうですが、私はこの液をさらに煮詰めて濃縮シロップにしてみます。
小さな鍋がなかったので、大きめの鍋に入れて沸騰しない程度の弱火で煮詰めてみました。
ちょうど、オリンピックの女子バスケットの決勝戦(日本対アメリカ)を観戦しながら、コトコト煮ていました。
結果、白熱した試合に見入ってしまい、煮詰めすぎました。(笑)
30分くらいして様子を見に行った時には、まだもうちょっとかなと思っていたのですが、その後10分くらいして確認したら、鍋の底にぎりぎりたまるくらいになっていました。
(もうちょっとで焦がしてしまうところでした・・・)
100mlくらいまで煮詰まればいいなと思っていたのに、結局できたのは30mlほど。(笑)
でも、とっても濃厚な甘さになっていたから、まあこれはこれでいいかと。
イチジクの葉で作ったイチジク茶に少し入れたら、ずいぶん飲みやすくて美味しくなりました。
土壌改良にも使えるステビア
抽出した後のステビアの葉と、使わなかった枝の部分も、捨ててしまわずに再利用したんです。
ステビアの茎や葉には土壌を良くする作用があるらしいんです。
堆肥として使えるみたいなんですね。
ステビア農法というのもあるらしく、ステビアの茎や葉を堆肥として土に混ぜた作物は、甘くなったり収穫量が増えたりすることがあるらしいです。
この情報は、私の大好きな園芸系YouTube「カーメン君」ガーデンチャンネルを参考にさせていただきました。
ということで、ステビアの残りは土壌に混ぜ込んでおきました。
その土は、挿し木したイチジクの鉢上げ用に使ってみようかなと思っています。
以上、ステビアの濃縮シロップを作ってみた話でした。
ではまた。