今日は、アユタヤで最近流行りのSNS映えスポットを紹介します。
菩提樹で覆われたアーチ門の遺跡が、夕暮れ時にはまるで時空移動の扉のように輝くのだそうです。
なんかちょっとワクワクしますよね。
時の門(Portal of Time)
アユタヤのクローンサブア地区にある廃寺、ワット・プラガーム(วัดพระงาม)は、菩提樹に覆われた古いアーチ門が有名です。
夕方になると日の光がアーチの門に差し込んで、それがまるでタイの歴史ドラマ(ทวิภพ:タウィポップ/The Siam Renaissance)に出てきた、時空を行き来する鏡の扉のような雰囲気であることから、“ประตูแห่งกาลเวลา”(プラトゥー・ヘーン・ガーンウェーラー)と呼ばれています。
「時の門」「時の扉」みたいな意味ですね。
ちなみに、Googleマップの英語は「Portal of Time」となっていました。
この古い遺跡寺門の前で写真を撮ってSNSに投稿するのが、最近タイ人の間で流行っているようです。
巨大な菩提樹の根が絡みついているアーチ門の造形はなんともエモいのです。
この菩提樹、樹齢100年以上だそうです。
門の手前から遺跡境内を見ると、ちょうどアーチ型のフレームの中に古い仏塔が入り込んで、これまた絵画のようないい雰囲気。。。
のはずなんですが、私が行ったときは菩提樹の葉が青々を生い茂っていたので、うまく写真に収めることができませんでした。(汗)
この場所で写真を撮るなら、お勧めは夕方~日没にかけてでしょうか。
ただ、私は朝も訪れてみましたが、朝は朝で静かな雰囲気でよかったです。
主仏塔
遺跡境内の中心には、八角形の大きな仏塔が安置されています。
仏塔の前には本堂の跡、そして仏塔を取り囲むように外壁の一部が残っています。
このワット・プラガームがいつ建立されたのかは明確にはわかっていませんが、アユタヤ初期に建てられ、その後何度か修復が行われたと考えられています。
そして、第2次アユタヤ陥落により廃寺となって現在に至るようです。
仏塔のまわりをぐるっと回ってみました。
蓮のお堀
寺院の周りにはお堀があって、蓮がたくさん咲いていました。
朝、地元のおばあさんが小舟に乗って蓮の花を摘んでいる姿が印象的でした。
ワット・プラガームへの行き方
時の門があるワット・プラガームは、町の中心部から少し離れているので、やはり車かバイク、あるいは自転車で向かうのがいいでしょう。
この寺院遺跡へ行く手前には、同じくアーチ型の寺門が映えスポットな「ワット・ナープラメーン」があり、すこし奥には男前のガルーダを祀った「ワット・クルットターラーム」もありますので、一緒に回ってみるのもいいかも知れません。
いずれも、以前の記事で紹介していますので、よかったらご覧ください。
<寺院情報>
------------------------------
ワット・プラガーム
วัดพระงาม
Wat Phrangam
所在地:24 หมู่ที่ 4 ถนน ซอย สลักหิน ตำบล คลองสระบัว อำเภอ พระนครศรีอยุธยา 13000
24 หมู่ที่ 4 ถนน ซอย สลักหิน Khlong Sa Bua, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, 13000
TEL:092-456-7857
駐車場:数台(無料)
入場料:無料
URL:Facebook
------------------------------
以上、アユタヤ時代へタイムトラベルができそうな、古く美しいアーチ門を紹介しました。
アユタヤの有名寺院や有名遺跡ではない、ローカルスポットの探索もお勧めです。
ではまた。