こんにちは、まなおです。
今日は、バリ島のウブドで鑑賞した伝統舞踊について紹介します。
夜毎ウブド王宮の中で行われるバリ舞踊ショーは、雰囲気も抜群で幻想的です。
私はとても感動して、2夜連続でレゴンダンスを鑑賞してしまったほど。
民族舞踊や伝統音楽に興味がある方はもちろん、興味のない方も一度はご覧になることをおすすめします!
チケットの入手方法や良い席の確保の仕方なんかについても書いておきますので、ぜひご一読ください。
バリ島の伝統舞踊
バリ舞踊は、ユネスコの無形文化遺産にも登録(2015年)されており、本来はヒンドゥー教の神々に奉納する儀礼的意味合いの強いものですが、一部は観光客向けにもアレンジされ公開されています。
あの目を見開いて顔を左右に揺らす独特の仕草や、しなやかで妖艶な手足の動き、また男性的な激しさなど、波のように重なり合うガムラン音楽の調べに乗って繰り広げられるダンスの数々は、ぜひ本場で味わっていただきたいもののひとつです。
バリ舞踊の詳細は、各サイトでご覧ください。(私は詳しくないので…汗)
チケットの入手方法
ウブド王宮では、ほぼ毎日バリ舞踊の公演が行われています。
曜日によってダンスの種類や演目、演者のグループ(歌舞団)が異なります。
見たい演目やお気に入りの歌舞団がある場合は、それにあわせた曜日に行けばいいと思いますが、もし初めてバリ舞踊を鑑賞されるなら、とりあえず自分たちの都合のいい日に行ってみればいいと思います。
では、チケットはどうやって入手するのか?
答えは、「当日にウブド王宮前で買う」でした。
毎日、昼くらいから夕方開演時間くらいまでに王宮の前を通ると、おじさんやおばさんが「チケット要りませんか?」とその日に上映されるダンスのチケットを持って立っているので、彼らから買えばいいのです。
ウブド王宮で開催されるバリ舞踊は、一律10万ルピアで、特にぼったくられるということもないと思います。
チケットと言っても、公演内容(あらすじ)が書かれたチラシみたいなもので、入場するときに端の三角形の部分を切り取られます。
チケット売りのおじさんは、「上演は19時半からだから、19時には会場に入ったほうがいいよ」と言っていました。
ちなみに、席は自由席です。
ベストポジションの席はここ!
ウブド王宮でのバリ舞踊ショーは自由席なので、基本的に早い者勝ちです。
曜日や観光観光シーズンかどうかによっても違うと思いますが、私がウブド滞在初日に鑑賞した時(土曜日)は、18時30分でまだ誰もいませんでした。
さすがに1時間前は早すぎました。
誰もいないので、とりあえず、好きな席を選び放題です。(笑)
椅子席の正面一番前
では、どの場所がいいのか?
そりゃあステージ正面一番前の席でしょ!
ということで、並んだ椅子の一番前の中央に陣取りました。
パンフレットの説明なんかを読みながら、時間を潰します。
なんせ、あと1時間ありますからね。(苦笑)
ふと見ると、会場には飲み物を売っているおばちゃんがいるじゃないですか。
ビンタンビールいっちゃいましょう!(笑)
結局、他のお客さんがぞろぞろやってきたのは、19時くらいからでした。
それでも19時半の開演には満席(一部立ち見も)となっていたので、いい席に座りたかったらやはり19時前には行った方がいいのかも知れません。
もうひとつのベスト席
私たちが座った正面一番前の椅子の席もよかったんですが、実は、個人的にもうひとつお勧めの席があったんです!
というのも、19時過ぎからぞろぞろと増えだした観客に対して、場内の係の人が、ステージ前の赤い毛氈(もうせん)の上に座るように促したからなんです。
なんと。
あそこは踊り手さんの場所だと思っていたけれど、客席(椅子なし席)だったんですね。
まさにかぶりつき。
ダンスを目の前で鑑賞することができるんです。
もちろん
「近ければいいってもんじゃない。少し離れた場所で全体が見渡せるほうがいい」
というご意見もあるかとは思います。
ただ、臨場感や迫力を感じたり、ダイナミックな写真や動画を撮りたいなら、あの席もいいなあと思いました。
それで、翌日はその赤い絨毯(毛氈)の上の、かぶりつき席に陣取ってみたんです。(笑)
ちょうど、2日目(日曜日)は1日ツアーから帰ってきたのが18時前ということもあって、シャワーや支度をして会場に着いたのが19時過ぎになってしまい、椅子のいい席は既に埋まってしまっていました。
ところが、ステージ前の毛氈が敷かれた席には、案の定、誰も座っていません。
(やっぱり、あそこが観客席だとは、みんな思わないようです)
それで、私たちはステージのど真ん前に座ってみました。
結果、1日目も良かったけど、この席も最高でした!
この2日間のレゴンダンスをダイジェストで動画にまとめてみましたので、よかったらご覧ください。
1日目と2日目の席から見た雰囲気の違いもおわかりいただけるかと思います。
(前半が1日目、後半が2日目)
レゴンダンスの演目一覧
私が2日間で観たレゴンダンスの演目を書いておきます。
1日目(土曜日)は、「BINA REMAJA TROUPE」による公演。
2日目(日曜日)は、「Sekaa Gong Jaya Swara Ubud」による公演でした。
【土曜日】
LEGONG DANCE
Presented by BINA REMAJA TROUPE
1. Kebyar Dang ガムラン演奏
2. Puspa Wresti プスパ・ウレスティ(歓迎の舞)
3. Topeng Keras トペン・クラス(仮面舞踊)
4. Legong Kraton レゴン・クラトン
5. Kebyar Duduk クビャール・ドゥドゥック舞踊
6. Kupu-Kupu Tarum クプクプ・タルム(蝶の舞)
7. Oleg Tambulilingan オレッグ・タムリリンガン(蜂の舞)
8. Jauk Dance ジャウッ(魔物の舞)
【日曜日】
MAHABARATA EPIC「マハーバーラタ」
Presented by Sekaa Gong Jaya Swara Ubud
1. Tabuh Jaya Smara ガムラン演奏
2. Tedung Agung Dance トゥドゥン・アグン(歓迎の舞)
3. Baris in Group (Warrior Dance) 戦士の舞
4. The Legong Supraba Duta of Mahabarata Epic レゴン・スプラバ・ドゥタ「マハーバーラタ」より
5. Tabuh Catur Angurip
6. Taruna Jaya Dance タルナ・ジャヤ(勇ましい女性の舞)
7. Topeng Arsa Wijaya Dance 王の舞(仮面舞踊)
8. Tari Kreasi Garuda Wisnu ヴィシュヌ神とガルーダの舞
おわりに
今回は、ウブド王宮で観たバリダンスショーについての紹介でした。
私的にはすごく楽しくて、2夜連続で通ってしまいました。
2日ともレゴンダンスの公演でしたが、演じる歌舞団は別のグループだったし演目も少しずつ違ったので、どちらも楽しめました。
もう少しウブドの滞在が長ければ、他の曜日の公演も見てみたかったです。
ウブド王宮のバリダンス鑑賞で良い席の確保の仕方は、
◆早めに行く(18時半〜19時前には行っておいたほうがいい)
おすすめの席は、
◆椅子席の正面一番前
または、
◆椅子席の前に敷かれた赤い毛氈の上(かぶりつきで鑑賞できる)
といった感じになります。
※開演を待っている間、蚊がまとわりついてきたので、虫除けスプレーなんかもあったほうがいいです。
また、ウブドでは、ウブド王宮だけでなく、他の会場でもたくさんのバリ舞踊の公演が行われています。
ウブドのバリ舞踊のスケジュールが記載された参考サイト
Cultural Performances – Ubud Community
次の機会には、他もいろいろ鑑賞してみたいです。
ではまた。