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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ドタキャンからはじまったチェンライ旅行 ~温泉と卓球と夜空と~

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先月の連休に出かけたチェンライ3泊4日の旅。
毎日別の場所で宿泊する旅程でしたが、それぞれテイストの違う興味深い滞在となりました。


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ドタキャン

それはチェンライ旅行を明日に控えた午後のこと。
同行するタイ友から電話がかかってきました。

「明日泊まる予定の宿から今連絡があったんだけど、宿泊できないらしい」

え、まさかの前日キャンセル…。
なんでも、トイレが故障して使い物にならず、修理に数日かかると。
しかも、周りで野焼きが盛大に始まったので、いい景色も望めないらしい。

実はここ、Googleマップでたまたま見つけた山の上の小さな宿で、手造りバンガロー(小屋?)といった雰囲気なんです。
部屋も1つ2つくらいしかないもよう。

なぜここにしたのかというと、周りに高い木のない山の上で360度視界が開けており、星空撮影にはうってつけのロケーションだと思ったからです。

とはいえ、泊まれないと言われたら仕方ない。
場所柄、すぐに業者を呼んで修理というわけにもいかないのも理解できます。
野焼きの煙害が酷ければ星空も期待できないですしね。

というわけで、急遽別の場所で宿を探すことにしました。
あれこれ迷ったあげく、チェンライ北側の山間部に少し入った場所にあるホテルを予約しました。
一応5つ星ということらしいですが、ローシーズンだからでしょう、リーズナブルな価格だったので決めました。



カオソーイと温泉卵

当日、チェンライ空港では、いつものアカ族女性のオブジェにお迎えいただきました。

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到着ロビーに出た瞬間に目に入るこの鮮やかな民族衣装は「チェンライにやってきたぞ!」という気分を盛り上げてくれます。


空港で事前に手配しておいたレンタカーを借り、北へと向かいました。


途中、小さな集落で軽く腹ごしらえ。
北部名物カオソーイを食べることに。

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チェンマイやチェンライへ来たら1度はカオソーイ食べちゃいますよね。
ここのカオソーイはわりとピリ辛で美味しかったですが、辛さに慣れてない人は汗だくになっちゃうかも知れません。

カオソーイを食べながら地図を見ていたら、近くに温泉を発見。
チェックインにはまだ早いので、立ち寄ってみることにしました。





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ここはパートゥン温泉(น้ำพุร้อนป่าตึง)といい、チェンマイのサンカンペーン温泉などと比べたらこじんまりしていますが、中央には間欠泉のような噴水(噴温水?)があったりして、きれいに整備されています。
個室や無料の足湯などが点在し、なかなか本格的な温泉でした。

また、入場料といったものはなく、駐車場が無料なのもいいですね。(個室利用は別途料金が必要)

駐車場の売店で竹篭に入った卵を購入して、温泉卵を作りました。
湧き出た源泉が溜まっている場所に浸けて待つこと数分。


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その間に、近くの足湯などをしてみたり。
緩やかなスロープに足湯の浴槽がいくつか段々に配置されており、一番上の浴槽は激熱、流れ落ちるうちに冷まされて一番下の浴槽はぬるめという具合になっています。

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ちなみに私は上から3つ目の浴槽に足を浸しましたが、なかなかの熱さでしびれました。
タイでは普段こういう熱いお湯に浸かる機会がないので、個人的には嬉しかったですが、さすがに私以外誰もこの浴槽は利用していませんでした。

なお、温泉卵は、現地看板に書いてある通りの時間だとちょっと生っぽかったので、少し長めに浸しておく方がいいかも知れません。(私は浸け直しました)


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2度目の茶畑

温泉卵もできて足湯にも満足したので、予約したホテルへ向かうことにします。

が、その前にホテルの手前の有名な茶畑「チュイフォン」にもちょっと立ち寄ってみました。
ここは以前にも来たことがあるのですが、緩やかな丘陵地に茶畑が広がっていて、とても気持ちのいい場所です。


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併設のカフェ(Choui Fong Tea Cafe)も賑わっており、相変わらずの人気でした。

私たちは景色をしばらく眺めてから、お茶をいくつか購入してチュイフォンを後にしました。


山のリゾート

茶畑から数分山へ入っていくと、前日に急遽予約を入れたホテルに到着です。

カティリヤ マウンテン リゾート & スパ(Katiliya Mountain Resort & Spa)





ここは、以前泊ったことのある、プーチャイサイ マウンテンリゾート(Phu Chaisai Mountain Resort)の隣りに位置していました。

プーチャイサイも今回のカティリヤも、木立生い茂る山の中にコテージが点在しているといった造りで、下界とは隔絶された独特のいい雰囲気があります。

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これがホテルのエントランスなんですが、どこかのお金持ちの邸宅といった雰囲気。
と思っていたら、本当にオーナーは王族の血を引くお方とのこと。

そして、ホテル名のカティリヤは、四姉妹のお嬢様のお名前からそれぞれ一文字(一音)ずつとり、洋蘭のカトレアともかけているそうです。

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このリゾートホテル、とてもよかったです。
オフシーズンということもあってリーズナブルな価格で利用できたマウンテンスイートの部屋は、広くて快適で絶景でした。

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フロントもロビーもなかなか素敵です。

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コテージは山の斜面に点在しており敷地内は起伏が激しいので、フロントに連絡すれば電動カート(ゴルフカー)で送迎してくれます。
私たちはブラブラ歩くのが好きなので、カートは荷物があるチェックインとチェックアウトの時だけお願いしました。

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プールも温水ジャグジーもいい感じです。
(滞在中、自分たち以外の宿泊客にほとんど出会わなかったのですが、夜に6人ほどの欧米人グループがこの温水プールで談笑していたので、なぜだか少しホッとしました)

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リクリエーションコーナーにはビリヤード台や卓球台もありました。

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夕飯前の軽い運動のつもりではじめてみたピンポン、気が付いたらめちゃくちゃ白熱していました。
汗だく(笑)

夕飯は、外へ出るのも面倒だった(山を降りなければ食堂やレストラン的なものはない)ので、ホテルでいただくことにしました。

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夕暮れ時に山の景色を眺めながらいただいた食事はどれも美味しく、ゆったりとした贅沢な時間でした。

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ちなみに、レストランの客は最初から最後まで私たちだけでしたね。




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夜空

夕飯後、ベランダから少しだけ星空を撮影しました。

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前日にチェンライ南部の宿からドタキャンされた時点で、星空撮影はあきらめて、「リゾートでくつろぐ滞在」に気持ちを切り替えて予約を入れていたのですが、この部屋のベランダがわりと星の撮影をするのに好都合なつくりだったのです。
せっかくなので、屋根のある少しせりだしたコンクリート部分に三脚をセットしてみました。

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一応、春の大三角や春のダイヤモンド的なものも撮れました。

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蛍が目の前をふわふわ飛んだり(写真中央の点々)

しばらくすると雲が広がってきたのでカメラは撤収し、ゆっくり湯船に浸かってビールタイムに突入。


ということで、チェンライ旅行1日目終了です。
2日目はまた次回に。

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ではまた。




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