siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクいちじく日記「実膨らむ/挿し木リベンジ/ミニ苗成長」(2021年10月24日)

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

こんにちは、まなおです。
11月からのタイ開国の詳細が日本大使館からも発表されましたね。
基本、日本を含む46の国と地域からの空路入国時には、PCR検査陰性、ワクチン接種、最低5万米ドルを保障する保険に加入など、条件さえ満たしていれば強制隔離は不要になりました
ただし、タイ到着後のPCR検査の実施及び結果を待つために、最低1泊は政府認定ホテルを予約していなければなりません。
それでも、10日とか14日なんていう隔離がなくなっただけでも、十分ありがたいことです。
また、今まで10万米ドルだったのが5万米ドルへと下がった保険条件については、今後それに伴った低価格のパッケージが保険会社から出されるのかどうか、期待したいところです。

さて。
ベランダで栽培しているいちじく日記です。
今回は、全滅させてしまった挿し木のリベンジの模様もお届けします。


f:id:manao-life:20211024135607j:image


 

Black jackの実が膨らむ

初めて花芽をつけてくれたBlack jackの実が順調に成長しています。
ここのところ、雨季の終盤ということで雨の日が続いており、雨が苦手なイチジクだけに心配ですが、このままちゃんと熟してくれますように。

左が今月2日の様子。右が21日経過した昨日の様子になります


f:id:manao-life:20211024135903j:image

f:id:manao-life:20211024135900j:image



毎朝少しずつ膨らんでいく様子を見ていると、本当に癒されます。


挿し木に再挑戦!

以前の記事でも書いた通り、初挑戦したイチジクの挿し木6本の枝を最終的に全て枯らしてしまうという痛い経験をしたばかりですが、実はその後リベンジに挑戦していたんです。

2021年10月10日、友人宅で育てているイチジクの強剪定をするタイミングで、切り落とした枝をもらってきて、それを挿し穂として挿木をしてみることにしました。



品種は、カドタ(Kadota)とクアンティコ(Quantico)で、カドタからは5本の挿し穂が、クアンティコからは4本の挿し穂の枝が取れました。

f:id:manao-life:20211024190118j:image

剪定した枝を、希釈した植物の活力液に数時間つけておきました。(今回は『リキダス』を使用)

前回の失敗を教訓に、今回は水の与え過ぎに留意し、枝を挿す土(挿し木床)を4種類準備してみました。

1. 鹿沼土(細粒)のみ
2. 鹿沼土(小粒)ピートモス
3. ピートモスのみ
4. 椰子殻腐葉土牛糞赤玉土ゼオライト(培養土)


f:id:manao-life:20211024190209j:image

f:id:manao-life:20211024190206j:image

f:id:manao-life:20211024190225j:image

f:id:manao-life:20211024190227j:image



4.に関しては、有機物(栄養分)のある土は雑菌が繁殖しやすいため、通常は挿し木床としては向かないらしいのですが、前回他のイチジクを鉢植えした時に配合した培養土が残っていたので実験的に使ってみました。
(路地栽培をされているYouTuberの方が、普通に畑の土で挿し木をされているのもよく目にするので問題ないような気もしていますが、どうでしょうか…)


カドタ、クアンティコ、それぞれ4本の枝を1〜4の土に植えてみました。
今回は、生えた根がよく観察できるように、底に数カ所穴を開けたプラスチックカップを利用してみました。



カドタが1本余るので、その余った1本は斜めに切った切り口に「ルートン」という発根促進剤をまぶしてたものを、2の鹿沼土とピートモスを混ぜた挿し木床に挿してみました。
このルートンがどのくらい発根に影響があるのか参考にしてみたかったので。
(下の写真では左端)


◆2021年10月10日
f:id:manao-life:20211024190710j:image


◆2021年10月16日(6日後)
f:id:manao-life:20211024190851j:image


f:id:manao-life:20211024190922j:image

f:id:manao-life:20211024190925j:image

f:id:manao-life:20211024190937j:image

f:id:manao-life:20211024190940j:image


ちらほら緑色の芽が動き出してきました。



◆2021年10月24日(14日後)
f:id:manao-life:20211024191214j:image
f:id:manao-life:20211024191217j:image

かなり芽が出てきています。
9本中8本に緑の芽が確認できました。(写真ではわかりにくいですが、赤丸の箇所にも芽が出ています)
中にはすでに葉を広げているのも見られます。

これはこれで嬉しいのですが、私は知っているのです。
ここで安心するのはまだ早いということを。

前回の経験から、発芽までは比較的簡単なんです。
なぜなら、これはもともと枝に蓄えられていた養分を使って発芽しているだけだからです。
この時点ではまだ発根しておらず、根から養分を吸収しているわけではないのです。
念のためにカップの側面から確認してみましたが、やはり根を確認できるものはありません。

この後、うまく発根して、その根が十分育って土から水や養分を吸収できなければ、いつかはこの枝も芽も枯れてしまうのです。


この約2週間の間、水を与えたのは1度だけです。
しかも、ほんの少し水分を補充する程度にしました。

前回は、毎日水を与えていたのですが、結局発根したのは6本のうちのたった1本でした。

www.manao.life

 


しかし、その貴重な1本も私の管理ミスで結局枯らしてしまいました。

www.manao.life

 

www.manao.life



よって、今回、私が1番気をつけたのは水を与えすぎないということです。
水の与えすぎはカビの発生など土壌が腐りやすくなる原因になるのと、常に水が豊富にあると『根を出して水を吸収しなきゃ!』と枝が思わないのではないかと思ったからです。(本当のところは知りませんが)

現に、日陰で管理していると、ほとんど水を与えなくてもある程度湿り気はある状態だったので(この2週間は曇天続きで湿度自体がとても高かったのもありますが)、日が照って土の色が変わるくらい乾かなければ、特に水は与えなくてもいいのではないかと、今の時点では思っています。

何はともあれ、根がしっかり生えるまでは安心できないので、これからの経緯を見守りたいとお見ます。



水挿しからのミニ苗の成長

水に挿した小枝から発根した2本の苗を鉢上げしたのが、9月26日。
その後、このミニ苗のうち1本は残念ながら枯れてしまいましたが、1本は順調に成長を続けて葉を広げています。


f:id:manao-life:20211024192054j:image

f:id:manao-life:20211024192057j:image


こちらの苗も根腐れしないように水の与えすぎには注意して、土の表面がおおかた乾いたら適宜水やりするようにしています。

これからどんどん葉から栄養を摂って幹を太らせていってください。


以上、ベランダのイチジクの成長報告でした。


ではまた。