日本人も多く住む、タイ東部チョンブリー県のシーラチャーエリア。
市街東側にある山の高台に、ここ数年、とてもインスタ映えするスポットが出現しました。
色鮮やかな蛇神ナーガに護られるように鎮座する大きな水晶玉(クリスタル)と、そこからの眺めが一躍大人気です。
※シーラチャーは「シラチャ」「シーラチャ」「シラチャー」「シーラーチャー」などの表記がありますが、本記事では「シーラチャー」とします。
カオプラクルー僧院
一般にワット・カオプラクルー(Wat Khao Phra Khru / สำนักสงฆ์เขาพระครู)と呼ばれるお寺(僧院)の展望台の一角に、その写真映えスポットはあります。
シーラチャーの市街地から車で数分の場所にある、小高い山を目指して向かいます。
その高台に僧侶の修行場というか僧院があるのです。
日本語や英語表記ではお寺という意味のワット(Wat)と書かれていますが、タイ語ではサムナック・ソン(สำนักสงฆ์)となっています。
このサムナック・ソンというのは、直訳だと「僧侶の駐在所」というような意味で、法律上はまだ正式に寺院として法人登録されていない仏教施設ということになります。
許可待ちの状態なのかも知れませんね。
ちなみに、正式に寺院(ワット)として登録されるまでは、布薩堂(本堂)を建立することはできないらしいです。
車で2、3分坂を上ると駐車場に到着です。
境内には、仏像を安置した拝堂や人口の滝、お布施コーナーなどがあり、展望台のような高台には仏陀の立像(遊行像)が見えます。
どうやら、この展望台の一角に例の映えスポットがあるようです。
水晶玉の映えスポットへ
階段の下で靴を脱いでから上がっていきます。
炎天下の展望台は影がなく、裸足だとタイルが熱くなっているので要注意です。
私は靴下を履いていたのでよかったのですが、同行のタイ人はつらそうでした。
(専用のスリッパのようなものを下で借りてきて履いているタイ人の方もいました)
じゃーん
じゃじゃーん!
これが、最近SNSで話題の映えスポット。
2頭のナーガ(蛇神・龍神)の間に光る水晶玉。
クリスタルの球体の中に、シーラチャーの町並みと海と空が逆さに映っています。
ここは人気写真スポットだけあって、数人の撮影待ちの列ができていました。
撮影するための足場も完備でサービス満点。
小心な私は後ろにも待っている人がいると思うとあまり自分の撮影に時間をかけられず、ささっと撮って次の人に譲りました。
ああいう時、自撮りも含めて納得いくまで撮影を続けるタイの方々の心意気ってすごいなと思います。
(ディスっているわけではありません)
私、前のタイ人の方をまねて、水晶に手を当てて円を描くように3回ほど大きく腕を回してからお祈りしたんですが、途中、自分でやってて「これ、あってる?」と思ったら吹き出しそうになりました。
(こんなんだから、いつも願いがかなわないのかも知れません。汗)
いやあ、さすがに人気のスポットだけあって映え映えでしたね。
(私の写真はたいして映えてませんが…)
ただ、私はゆっくり景色も堪能したいし水晶の撮影も行いたいので、また機会があったら人が並んでいない時間帯(早朝とか?)に行ってみたいなと思いました。
しかしここ、まだ寺院としての正式登録は済んでいないにも関わらず、集客力・・・いや、参拝者を集める力はすごいなと感じたのでした。
あまりにも暑かったので、境内の屋台でココナツアイスクリームを買って食べたりしながら、帰りました。


寺院情報
<寺院情報>
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ワット・カオプラクルー
สำนักสงฆ์เขาพระครู
Wat Khao Phra Khru
所在地:ตำบลสุรศักดิ์ อำเภอศรีราชา จังหวัดชลบุรี 20110
Surasak, Sriracha, Chonburi 20110
TEL:094-292-9397
時間:06:00-18:00
URL:https://th-th.facebook.com/WatkhaophrakruPage/
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以上、シーラチャーにある絶景ポイントのお話でした。
シーラチャー方面へお越しの際はぜひ。
ではまた。