シーラチャーと言えば、日系企業の駐在員がたくさん住む海辺の町というイメージですね。
今まで、シーラチャーには何度も行ったことがありますが、宿泊したことはありませんでした。
今回、はじめてのホテルステイに選んだのは、リーズナブルなわりに部屋から海の景色を独り占めできる場所でした。
また、ホテルから徒歩すぐの有名シーフードレストラン「ムンアロイ」でもリゾート気分を味わえました。
窓の外は海(ザ ロフト シーサイド シラチャ ホテル)
今までは、シーラチャーに行っても、食事をしたり知り合いのお宅にお邪魔したりするくらいで、シーラチャーでホテルに泊まるという発想がなかったんですが、今回は、イチジク農園見学のついでに、少し気分を変えようと、海沿いの宿で泊まってみることにしました。
ここ数ヶ月、ほとんどバンコクにこもりっきりだったので、久々に海辺のリゾート気分を味わってみたかったんです。(近場で)
今回予約したのは、「ザ ロフト シーサイド シラチャ ホテル」という名前の通り、海が目の前にあるホテルです。
ここは、ほとんど立地だけで選んだと言ってもいいです。
とにかく、海の景色を堪能できる部屋にしたかったのです。
ホテルは、バンコクやチョンブリー市街方面から行くと、シーラチャーの中心部に差しかかる海辺にあります。
ちょうど、昨日10月27日にオープンしたばかりの商業施設「セントラル・シラチャ(Central Si Racha)」をちょっと過ぎたあたりを右折します。
(この時はまだ最後の追い込み工事してました)
そこから、海沿いに向かって数百メートル進んだところ、サミティベート・シラチャ病院の向かい側にこのホテルはあります。
駐車場に車を止めて、早速チェックイン。
規模的には、4階建てのこじんまりしたホテルです。
地方のサービスアパートみたいな感じ。
今回、とにかく海がきれいに見える部屋に泊まりたかったので、「デラックス・オーシャンビュー」という部屋にしてみました。
結果、正解でした。
おそらく、このホテルでは1番いい部類の部屋だと思いますが、それでも1泊朝食付きで2,500バーツ程度(約8,500円)だったので、海の景色を楽しみたければ、この部屋にしたほうがいいです。
いや、むしろ、この部屋にしないならこのホテルに泊まらなくてもいいんじゃないかと思うくらい。(理由は後ほど)
正面にどかーんと海が見えるのは、おそらくこの「デラックス・オーシャンビュー」ルームだけだと思います。
早速部屋を見てみましょう。
私たちに用意してくれたのは、302号室でした。
1歩入るとこんな感じです。
よくある部屋の作りで、特に高級感などはありません。
バスルームには浴槽があり、一応トイレはウォシュレット仕様。
ただ、壁や床に所々穴があってそこを雑に埋めてあったり、洗面台の下を隠すようになぜか安っぽいプラダンで仕切ってあったりと、残念なところも散見されました。
ですから、高級ホテルのサービスや設備を期待される方には、正直、あまりお勧めできません。
とはいえ、それなりにリーズナブルな料金ですから、価格相応と割り切ってしまえば、私的には納得できました。
この部屋の価値は、あくまで景色です。
部屋自体は、おそらく他のエリアなら1,000バーツそこそこの内容かも知れません。
じゃあ、差額の1,500バーツの景色というのはどういうものかと言うと、
こちらになっております。
この景色に価値を見出せる方は、このホテル、というかこの部屋(デラックス・オーシャンビュー)がおすすめです。
ただ、「別に大したことないなあ」と思われる方は、あえてこのホテルに泊まる必要はないかも知れません。
というのも、この部屋以外の部屋からは、おそらく見えたとしても窓から斜め奥に海が見える程度なので、そこに千数百バーツ払うなら、もっと新しい高層ホテル(サービスアパートメント)やシーラチャー中心部のホテル、大浴場もある日本風ホテルなんかを選んだほうが、コスパがいいんじゃないかと思うからです。
(このホテル、表面的にはリノベーションされていますが、けっこう古い感じです)
今回は、部屋でぼーっと景色を楽しみたいという思いで来たので、私的にはこの部屋はとても満足のいくものでした。
動画なんかも撮ってみました。
朝食も決して豊富というわけではありませんが、そこそこ品数はあって良かったです。
何より、海を眺めながら食べられるっていうのが、リゾート気分を感じさせてくれて良かったです。
あと、夕方のプールサイドも雰囲気良かったですよ。
ここがシーラチャーだということを、一瞬忘れかけましたもん。
もっとも、京都・鴨川の河川敷で等間隔に座るカップルみたいな状態になっていたので、私は遠くから眺めるだけでしたが。(笑)
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<ホテル情報>
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ザ ロフト シーサイド シラチャ ホテル
เดอะลอฟต์ ซีไซด์ ศรีราชา
The Loft Seaside Sriracha Hotel
所在地:18 ถนน เจิมจอมพล อำเภอศรีราชา ชลบุรี 20110
18 Jerm Jom Phon Road, Si Racha District, Chon Buri 20110
TEL:038-322-266
URL:https://theloftseaside.com/
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波の音を聞きながら夕飯(ムンアロイ)
夕方、陽が沈む前に食事に出かけることにしました。
せっかく海沿いに来たんだから、波の音を聞きながらシーフードでも?
ってことで、ホテルから徒歩2分の場所にある「ムンアロイ(Mum Aroy)」へ行ってみることに。
パタヤにもある有名なシーフードレストラン「ムンアロイ」ですが、私はお初だったのでワクワクしてしまいました。
余談ですが、
私的にこのレストランのカタカナ表記「ムンアロイ」の「ムン」は若干気になるんです。
「ムムアロイ」じゃダメか?と。
もちろん、タイ語(外国語)のカタカナ表記に正解とか間違いとかはありません。
このレストランの名前に関しては、ググってみてもわかる通り、ほぼ「ムンアロイ」で定着しているようなので、本記事内でもそれを尊重して「ムンアロイ」と書きます。
ただ、個人的に「価格.Com」は「価格ドットコム」なんだし、「Somtam(ส้มตำ)」だって「ソムタム」なんだから、「Mum(มุม)」も「ムム」でよくないか?とも思うのです。
まあ、本当にどうでもいい余談でした。
ホテルを出てすぐムンアロイに着きました。
巨大な魚が泳いでいます。
そこそこ席は埋まっているようでしたが、幸運なことに、1番海沿いの席のグループがちょうど会計を済ませたとのことで、その席に案内してもらえることになりました。
(この時期は、席の予約は受け付けておらず、ウォークインのみでした)
有名店とあって、店内もなかなか立派な造りになっています。
入り口の上階から海に向かって階段状になったフロアーを、2階分ほど降りて行きました。
店内飲酒はまだ禁止なので、水とコーラを注文し、タイ友とそれぞれ食べたいものを適当に注文したら、地味ーな色合いの料理ばかりになってしまいましたが、どれも美味しかったです。
潮風に吹かれて夕日を眺めながら食事できるだけで、十分リゾート気分を味わえました。
揚げ魚はその場で食べきれなかったので包んでもらい、ホテルの部屋でビールのお供にゆっくりいただきました。
満足満足。
<レストラン情報>
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ムンアロイ(ムムアロイ)
ร้่นมุมอร่อย
Mum Aroy
所在地:16/4 ซอย แหลมเกตุ ตำบล ศรีราชา อำเภอศรีราชา ชลบุรี 20110
16/4 Soi Lamkaet, Si Racha, Si Racha District, Chon Buri 20110
TEL:038-771-555
時間:10:00-20:30
URL:Facebook
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以上、シーラチャーだけどリゾート気分で過ごしてみましたという話でした。
ではまた。