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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクいちじく日記「花芽が!/ピートモスに挿し替え(失敗)/鉢上げ」(2021年9月26日)

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こんにちは。
雨季も終盤ですが、タイはすっきりしない空模様の日が続いています。
そんな中、ちょっと嬉しい出来事が。
我が家のイチジクに初めて花芽がつきました!
ということで、いつものいちじく日記です。


 

初の花芽!

5月にイチジクの苗を購入して以来、ベランダでぼちぼち栽培しておりましたが、一向に花芽をつける気配がありませんでした。

もっとも、取り木苗から鉢上げした1年生だから、まだ花芽を付けなくて当然なのかもしれませんが、節から脇芽のようなものが膨らむたびに「もしやこれは花芽?」と期待しては、ただの脇芽だとわかってひたすら摘み取るということを繰り返していたので、今回丸っこい実の赤ちゃんのようなものを発見した時は、小躍りしてしまいました


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左は10日前の状態で、右が現在の花芽が少し膨らんだ状態です。

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花芽を付けていたのは、最初に購入した3品種の中のBlack jackさん。
主枝から横に伸びてベランダの手すりから外にはみ出してしまった枝に付いていたのです。
やはり日当たりがいいから花芽を付けたのでしょうか?

うちのベランダ(の内側)は午前中は日が当たらず、午後2時頃から日没の数時間だけ日が差し込んでくる環境なので、もしかしたら日光大好きなイチジクにとっては日照時間が短すぎるのかも知れません。
だから、ベランダの屋根の部分からはみ出して正午あたりから日を浴びることができる枝に花をつけたのでしょうか。
(日当たりの問題だとすると、我が家のベランダ栽培自体に暗雲がたちこめるのですが…)

同時期に植えたPanacheeAlmaには、いまだに花芽が見当たりません。

はみ出した部分の実の世話や収穫はちょっと大変そうなんですが、とりあえず花芽を付けたことは嬉しいので、このまましばらく見守っていきたいと思います。

ちなみに、基本的にイチジクはその年に伸びた枝に実を付けるので(秋果)、もともとあった主枝には当然ながら花芽はつきません。

 

土を変えた差し穂のその後

2021年9月17日
約1か月前に植え替えた挿し木の枝(Iraqi種)がどうなっているのか確かめてみました。
この挿し穂は、同時に挿し木を行った6本のうち、生き残った最後の1本です。

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剪定した枝を6本利用して7月3日に挿し木をしてみたのですが、そのうち4本は発根することなく枯れてしまい、1本は発根後に植え替えてみたら枯れてしまいました。
残るはこの1本だけなのですが、1か月前に細粒の鹿沼土に替えたのは、鹿沼土の粒子が粗すぎて発根の確立が低いのかと思ったからです。
細粒に変えたことで、少しでも発根しているのではないかと期待してそっと土から取り出してみました


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うーん。
全く発根していません。

最初に挿し木をしてから約2か月半も経っているのに、うんともすんとも・・・。
目を出した葉も最近は色が薄くなり、所々黄色い斑点のようなものも出てきました。
これは、もともと枝にあった栄養分のみで辛うじて葉を広げているからなんでしょうか。
いずれにしても、このまま放置してもあまりいい結果にはならないような気がしてきました。


ピートモスに作戦変更

そこで、思いついたのが
いっそのこと、ピートモスに挿し替えてみるか」ということでした。

というのも、以前のいちじく日記でも書きましたが、水に浸けていた小枝から出た根っこをピートモスを入れたプラスチックカップに植えてみたら、1週間で根っこがかなり成長したのを前回目の当たりにしていたからです。

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もしかしたら、タイの今の気候では、同じようにピートモスに挿してみたほうがうまく発根するんじゃないかと思ったのです。


まずは、挿し穂の枝の一番下を改めて剪定ばさみでスパッと切ってみました。
新鮮な切り口となったところで、周りにもいくつか刃先で傷をつけておきました。
これは、こうすることで枝に刺激を与えて発根しやすくなるというタイ人YouTubeを参考にしました。

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その後、植物の活力剤でもある「メネデール」(100倍希釈)に30分ほど浸けておきました。

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プラスチック容器の底と側面下側にいくつか穴を開けて、ピートモスを投入。
そこに活力剤に漬けておいた枝を挿して、上から残った活力剤の液をまんべんなくかけてピートモスを湿らせます。
葉っぱは切り落としました。

 


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カップの上にビニール袋をかけて輪ゴムで縛り、小枝の根の養生をしたのと同じように上から空の植木鉢をかぶせておきました。


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さて、これで発根してくれるでしょうか。
失敗する可能性もありますが、望みをかけておきましょう。
がんばれ、Iraqi!


ダメっぽいので作戦変更

2021年9月24日、ピートモスに植え替えてから1週間経過。
様子を見てみると、ちょっと嫌な予感が。
ふたつあった緑の芽のうちのひとつが茶色く変色し、幹にうっすらカビのような白いものが。

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これは、今までの経験上枯れてしまうフラグ。
急遽、作戦変更です。

枝をピートモスから引き抜いてみましたが、もちろん発根の形跡はゼロ。

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『そうか、前回ピートモス作戦がうまくいったのは、小さいながらも既に発根していた枝を挿したからで、今回のように全く発根していない状態で湿った環境(しかもビニール袋で覆っている)に置いていたらそりゃ腐る可能性も大きいのか・・・』
なんて今更ながらに思うと、居ても立ってもいられません。

間に合うかどうかは分かりませんが、とりあえず、前回小さな枝で行った「水の中で発根作戦」に切り替えることにしました。
もし、うまく発根したら、それから改めてピートモスで根の育成・養生をしようと思ったのです。

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先端を改めて剪定鋏で切り直し、希釈したメネデール液のグラスに入れてみました。

ひどいことしてごめんね、Iraqiちゃん。
お願いだから、頑張ってください。


根が張った小枝を鉢上げ

一方、もともと水に挿して発根させてからピートモスに挿し替えて根の育成していたBlack jackの小枝の方はというと・・・

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ピートモスに挿してから約半月経過して、あんなに小さかった根がかなり広がっていました。
プラスチックカップは根の状態がよく観察できていいですね。

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根の養生はこのくらいにして、普通の培養土の鉢に植え替えすることにしてみました。

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挿した小枝2本とも、そこそこ根が伸びています。
根を痛めないようにある程度ピートモスもそのまま付けたまま、培養土を入れた小さな鉢(ポット)に植え替えてみました。

ちなみに、培養土は、水捌けの良さを考慮して、小さいブロック状のヤシ殻(กาบมะพร้าว)をメインに牛糞、腐葉土、赤玉土を少しずつ混ぜたものにしてみました。

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前回根腐れで枯らしてしまった失敗を教訓に、今回は実験的に最初から1番日当たりのいい場所(と言ってもここ数日は曇天)に置いて、うまくいくかどうかを検証してみます。

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枝があまりにも小さいので心配ではありますが、経過を見守りたいと思います。

失敗しては作戦変更みたいなことを繰り返し、かなり迷走気味です…。


以上、最近のイチジク栽培の動きでした。


ではまた。