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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクいちじく日記「挿し木は難しい/水に差した小枝から発根」(2021年9月15日)

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こんにちは。まなおです。

最近ちょっと更新が滞っていたのは、少し前に仕事の必要データが突然壊れてしまい、自腹切って購入した復旧ソフトを使って修復してみたにも関わらず復元できなかったり、スマホの中の大切なデータを誤って消してしまってその復旧に無駄な時間を費やしたり(結局ダメだった)と、すごくバタバタしていたのもあります。
まあ、全てはこまめにバックアップとっていなかった私の自業自得なわけですが、週末まるまるかけてデータを作り直したりしつつ、たいそう凹んでおりました。

凹んだと言えば、ベランダで栽培しているイチジクにも悲しいお知らせが・・・。
ということで久しぶりのいちじく日記です。



 

鉢上げした挿木イチジクが・・・

前回(8月20日)の日記で書いた、挿し木で発根した枝。
挿し木した全6本から生き残った2本のうちの1本でした。

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発根していたので、養分のある培養土に鉢上げ(植え替え)して直射日光の当たらない場所に置いていました。
しばらくは何事もなく経過したのですが、数日後、葉が萎れ初めて、結局その後枯れてしまいました。

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思い当たる節としては、植え替えてから数日間は、根が水分をよく吸収できるようにと毎朝水を与えていたこと。
それが根が腐る原因となったのかなと。
8月の下旬から9月にかけてバンコクは雨や曇り空の日が続き、それでなくても日当たりがそれほどよくない我が家のベランダで、常に鉢の土が湿った状態だったのが悪かったのだと思います。

土が湿りがちだったのは知っていたのですが、前回枯れたイチジクがもしかしたら水の与えすぎではなく、逆の灌水不足だったのかもしれないという疑念があったのと、植え替えたのが小さな鉢なので乾燥しがちになるのではという不安から、ある程度湿っているように毎朝水をやり続けていました。

でも結局は、白カビのようなものが生えて萎びてしまったので、やはり水の与えすぎだったんだと思います。
バンコクの長雨は思った以上に湿度を上げていました。
根が腐って水分を吸収することができなくなり、木の幹は干からびるように枯れていったのでしょう。

また、発根した根がまだ少なく、新しい環境で育つには不十分だったのもあると思います。
もう少し根の養生(育成)をしてたくさん根が出るまで待った方が良かったのかも知れません。


実際に、イチジクの挿し木で発根させるまではそれほど難しくないが、それからが肝心で、うまく管理しないと枯れてしまうことがよくあるようです。

原因を知りたくて最近見まくっていたイチジク関連のYouTubeでは、あるタイ人栽培家が、鉢上げしたての若い苗木に関して「雨季の水やりは要注意」「2日に1度、状況によっては3日に1度くらいでもいい」「表面が乾いたら少し湿る程度に与える、与えすぎると腐る」と言っていました。

また、ある栽培家は、「できるだけガンガン日に当てた方がいい」「小さな苗だからと反日陰とかに置く必要なし、腐る」とも言っていました。(さすがに環境によると思いますが、それくらい乾かない土は危険ということなんでしょう)

まさに、腐らせてしまったのは私です。
もう少し早くこの動画を見ていたら良かったなあ。

 

挿し木した枝で残ったのは、あと1本。
こちらは、8月20日の時点では芽吹いてはいましたが、発根はしていませんでした。
それで、水の吸収がしやすい細粒の鹿沼土に変えて様子を見てきたのです。

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特に大きな変化はないのですが、最近、葉の周りが若干薄い色になって来ているような気がします。
既に発根しているのかまだなのかはわかりませんが、あと数日待って(土を変えてから1ヶ月を目処に)根の確認と植え替えを検討してみたいと思います。

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水に浸けていた葉から根が【実験】

以前摘み取った葉を水に浸けていたら少し白い根のようなものが出てきていました。

8月15日に芽かき(必要な枝葉に養分を集中できるように、不要な脇芽を摘み取ること)をした際に、摘み取ったBlack jackの枝を小さなグラスに入れておいたんです。
写真は1週間ほど経過した時点のもの。

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2021年9月9日
その小さな根が1センチほど伸びたので、ある実験を行ってみることにしました。

以前、取り木(枝の一部に土を巻いて発根させてから枝を本体から切り離して株を分ける方法)した苗を、栄養分のないヤシ殻やヤシの繊維に仮植えして、根を育成(養生)するということをしたのですが、水で発根したこの小さな枝でも同じように根の育成を行ってみようと思ったんです。

この小さな根っこのままで鉢に植えても、これまでの経験上、枯れてしまう可能性が高いので、少しでも根をたくさん張らせてから土に植えてみる方がいいと考えたからです。



今回は、ピートモスを使うことにしました。
理由は特にありませんが、ちょうど余っていたのと、ピートモスには栄養分が殆どないこと(腐りにくい)、ヤシ殻ではブロックが大きすぎてこの小さな根には不向きだと思ったからです。

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プラスチックのカップの底に空気穴を開けてピートモスを入れ、小さな根が生えた枝を挿し、希釈した植物の活力剤「メネデール液」をかけておきます。
葉は不要なので、切りました。

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そして、乾燥防止のためにカップの上部にビニール袋をかけて(ちょうどいいサイズがなくて大きすぎですが)輪ゴムで留め、直射日光が当たらないように上から使用していない植木鉢を逆さにして被せておきました。

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それから約1週間。
どうなっているでしょうか。
ちなみに、この間、一度も水やりはしていません。


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おおー、カップの側面からも確認できるくらい根っこが伸びていました。
1週間でこれだけ伸びるんですね。
あともう少し、様子を見ようと思います。

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元の3種の近況

最初に植えたAlmaPanacheeBlack jackの3種に関しては、相変わらず、花芽ではない脇芽が次から次へと出て来ますが、その度に摘み取るという作業を行っています。

やっぱり木が若すぎて今季は花芽を付けてくれないのかな。
それとも、午後数時間しか日が当たらないベランダの日照時間が影響しているのかなあ。

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そう言えば、手すりから外に飛び出したBlack jackの枝はグングン育っている気がします。
風で折れたりしないように、とりあえず紐で吊ってみましたが、このまま成長したところで、手入れが大変そうだな・・・。
まあ、もう少ししたら改めて考えよう。

 

そんな感じのイチジク成長報告でした。


ではまた。