日本では夏の暑い時期に咲き誇る花、サルスベリ。
漢字で書くと「百日紅」(ひゃくじつこう)
その名前の通り、
本当に100日間鮮やかな花を咲かせ続けてくれるのか?
そんな疑問を確かめるため、毎日指折り数えてみました。
これはタイ・バンコクのとあるベランダで人知れず育った1本のサルスベリの壮大な成長記録です。(嘘)
サルスベリの苗が届く
2021年5月3日
タイの大手通販サイトの「LAZADA」で購入したサルスベリの苗が届きました。
40cmくらいの高さの枝をそのまま植えても良かったのですが、コンパクトに仕立てたかったので半分くらいの高さに切り詰めました。
その後、切り詰めた箇所から新芽が枝分かれして伸び、その先に花芽を付けました。
最初の花が咲く
2021年6月11日
購入から1ヶ月ちょっと。
数日前から膨らんでいたたくさんの蕾のいくつかが、ついに開花しました。
ピンクの可愛らしい花でした。
さて、これから100日間咲き続けてくれるのでしょうか。
もちろん、同じ花が100日咲き続けるのではなく、蕾が次々と膨らんで絶え間なく花をつけ続けてくれるかということですが。
カウント開始です!
35日目
2021年7月16日
初開花から1か月ちょっと経ったときの様子です。
次から次へと蕾を付けてくれるので、水やりだけして放っておいても花を咲かせてくれています。
枝先の蕾がある程度咲き終わって枝を少し切り戻すと、またそこから枝が分化して新しい花芽を付けていきます。
本当に花を絶やすことがありません。
100日まであと65日。
72日目
2021年8月21日
さらに1か月ちょっと経過。
この間、適宜追肥や切り戻しなどを行いつつ、ぼちぼち世話しておりました。
相変わらず、途切れることなく花を咲かせ続けてくれています。
雨季の合間の青空にもよく映えます。
100日まであと28日。
1か月を切りました。
ついに100日!
2021年9月18日
ついに、100日を迎えました!!
ベランダのサルスベリはどうなっているでしょうか?
じゃじゃーん!
咲いてくれています!
最初の頃と比べるとさすがに花や蕾の数も少なくなってきましたが、ちゃんと咲いてくれていました。
まだ少し蕾も残っているので、少なくともこのままあと数日間は咲いてくれると思います。
ただ、木もだいぶ疲れている気がするので、ちゃんと養生してあげないといけないかもです。
ということで、我が家のサルスベリ(百日紅)は、
その名の由来通り、100日間咲き続けてくれました!!
ぱちぱちぱち!
おまけの告白
百日紅(サルスベリ)は本当に100日咲く。
めでたし、めでたしー!
と、きれいにまとめたんですが、少々引っかかることがありまして…。
ここは、正直に告白いたします。
実は、9月の初めに、ある空白の2日間があった(かもしれない)のでございます。
その2日間は大気の状態が不安定で、朝夕に激しい雨を伴う突風が吹き荒む瞬間がありました。
それで、その時に咲いていたいくつかの花が風で吹き飛ばされてしまったのです。
で、かろうじて残ったのが、ひとつ。
そのひとつの花もこんな感じで・・・。
これを咲いていると言っていいのかどうかわからないんですが、
あの有名なオー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」を彷彿とさせるじゃないですか。
とは言っても、私はこの花の絵をかいたり、ボンドでくっつけたりしたわけではないですよ。
とりあえず、この花は自力で茎にしがみ付いておりました。
その花がしがみ付いたまま2日後に蕾だった花が咲いたので、私は100日間絶えていないことにしています。
ある意味、ドラマティックでしょ?
って、
100日は認めたとしても、かろうじてしがみ付いてる花の色はもはや「紅」ではないよな?
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ではまた。