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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

とにかく造形がかっこいいワット・トンクウェン、そして地元グルメたち【チェンマイ旅行-4】

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チェンマイ旅行記の第4弾。
つい先日までは更新が滞っていたのに、急に頑張りだしたのは、書きたいことがどんどん溜まっていっているからであります。
気まぐれにエンジンがかかるので、いつまでもつかは不明ですが、とりあえず頑張って行ってみます。
今回は、チェンマイ3日目そして4日目までまとめて書いちゃおうかなと。

まなおお気に入りのとっても造形がかっこいいお寺「ワット・トンクウェン」や、街歩きで食べた料理たち(カオソーイ、ハンバーガー、ナムプリックオーンなど)もかるーく紹介しようと思います。

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重なる屋根と回廊の造形が秀逸「ワット・トンクウェン」

チェンマイ3日目の朝に訪れたのは、チェンマイの郊外南西に位置する「ワット・トンクウェン(วัดต้นเกว๋น)」というお寺です。
ここは私のお気に入りスポットのひとつで、とにかく静かでかっこいいお寺なんです。

正式名は「ワット・インタラーワート(วัดอินทราวาส)」なんですが、地元の人々には昔から通称の「ワット・トンクウェン」と呼ばれることが多いです。境内にあるトンクウェンという木にちなんだ名称です。

こちらがこの寺院の名前の由来となったクウェン(マクウェン)の木です。

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境内に入ると正面に、木造のウィハーン(仏堂・礼拝堂)があり、その周りを回廊が囲んでいます。

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この屋根が重なった美しい仏堂は、タイ北部ラーンナー様式の建物で、チェンマイ郊外にあるラーチャプルク御苑(ラーチャプルック花博記念公園)のホーカムルアンというお堂のモデルとなった建物だそうです。

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周りを取り囲む廊下もいいですよね。

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屋根に張り付いているなんとも愛嬌のあるこやつは、何者でしょうか。
ナーガを吐き出す想像上の怪魚「マカラ(มกร)」でしょうか?
それとも「モーム(มอม)」でしょうか。

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十字型の独特な形をしたモンドップ(パビリオン)の下には高僧を祀った一角があります。

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この日、地元の方と思われるおじさんがひとり、柱にもたれかかって気持ちよく居眠りしていました。

約1時間ちょっとこのお寺に滞在していたんですが、その間、このおじさんと私以外で参拝に来たのは、3人の親子連れとタイの民族衣装を着た女性1人だけでした。

みんな数分で帰っていったので、ほとんどの時間をほぼ独り占めしていたようなものでした。(正確には居眠りしているおじさんと二人占め)


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ここ、自動車やバイクがないとちょっと不便な場所ではあるんですが、ぜひおすすめしたいスポットです。


あと、国も建築様式もまったく違うものの、ふと、滋賀県の甲賀にある油日神社(あぶらひじんじゃ)にどこかしら雰囲気が似ているなと思ったりもしました。

 

www.manao.life



<寺院情報>
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ワット・インタラーワート(ワット・トンクウェン)
วัดอินทราวาส(วัดต้นเกว๋น)
Wat Inthrawat (Wat Ton Kwen)

所在地:Ban Ton Kwen, Soi 3, Nong Kwai, 50230, Thailand
    บ้านต้นเกว๋น ซอย 3 ตำบล หนองควาย อำเภอหางดง เชียงใหม่ 50230
時間:06:00-17:00(拝観無料)
駐車場:あり(無料)
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 動画も編集してみました。
手振れしてますが、よかったらご覧ください。


チェンマイ郊外の隠れた名刹「ワット・トンクウェン」



旧市街のお寺再訪

朝は曇天でしたが、昼前には少し青空も広がってきたので、旧市街に戻って幾つかのお寺を再訪することにしました。
青空の写真を撮ってみたかったのです。
ということで、ざっと画像だけ貼っていきます。

ワット・ムーングンコーン(วัดหมื่นเงินกอง)


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ワット・チェディールアン(วัดเจดีย์หลวง)


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ワット・パンタオ(วัดพันเตา)


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ワット・プラシン(วัดพระสิงห์)



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おばあちゃんのカオソーイ

この日のランチは、タイ北部の名物カオソーイを食べることにしました。
カオソーイの美味しい店はたくさんあるのでどこにしようか迷いましたが、今まで行ったことのない店ということで、旧市街の北側にある「カオソーイ・クンヤーイ(ข้าวซอยคุณยาย)」にしてみました。
「おばあちゃんのカオソーイ」という意味の店名です。

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まだ昼少し前だったにもかかわらず、店内はほぼ満席。
ひとつだけ席が空いていたので座ることができました。

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オーソドックスにカオソーイガイ(鶏肉のカオソーイ:40バーツ)を注文してみたんですが、ここのは骨なしの鶏肉で柔らかく食べやすかったです。
よくあるチキンカオソーイは骨つきの手羽元だったりしますが、お箸で骨を取り除き損なったり、スープの中にポシャっと落としてしまってシャツをカレー色に染めてしまうことがよくあるまなおにとっては、骨なしは何気にありがたいのです。

お味の方はというと、スープにコクがあって私好みの味でした。美味しかったです!


この「カオソーイ・クンヤーイ」は、空き地の一画の駐輪場という佇まいで、バイクで走ってると通り過ぎてしまいそうになるんですが、ワット・ラーチャモンティアンというお寺の隣りです。

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ホテルでくつろぐ

この日の午後は、ホテルでゆっくりすることにしました。
よく考えたら、チェンマイに到着してからほとんど外出しており、ホテルでくつろぐことがありませんでした。
写真の整理をしたりしながら部屋でのんびり過ごしました。

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リゾート感はないものの、部屋と同じ3階にプールもあったので、少し泳いでみたりもしました。

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ハンバーガーの有名店

夕方、ニマンヘミンにある有名なハンバーガショップ「BEAST BURGER」へ行ってみました。

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中途半端な時間ということもあってか、店内にはファランの夫婦が1組だけ。
店員も暇そうにしていました。

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メニューの一番最初にある定番メニュー、牛肉のビーストバーガー(フライドポテト付き/190バーツ)と、コーラ(セルフサービス/30バーツ)を注文してみました。

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高速のサービスエリアにあるような、料理ができるとブルブル震える機械を渡されました。

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誰もいない屋上のテラス席で食べることに。
パテはジューシーで、玉ねぎのソースが効いてて美味しかったです。

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ポテトも一緒に食べきるとかなりお腹いっぱいになりました。






ほぼ無名だけど仏塔が美しい「ワット・プアックホン」

チェンマイ最終日の翌日、朝の散歩でホテルからほど近い場所にある「ワット・プアックホン(วัดพวกหงส์)」というお寺に立ち寄ってみました。

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もともとこのお寺の存在を知っていたわけではなく、たまたま前を通りかかった時に目についたので入ってみることにしたんです。

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このワット・プアックホンは、古い円錐形の仏塔がカッコよかったです。

1517年に地元の貴族によって建立され、四角い土台に煉瓦造りの円形の基礎部が三段、その上に七層の仏塔が築かれています。
仏塔の側面には仏像が安置された窪みが52個ありますが、既に仏像が失われた窪みも多数ありました。

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足マッサージ

 ホテルをチェックアウトして荷物だけ預けてから、歩いて数分のところにあるマッサージ屋で1時間足マッサージをしてもらいました。

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ダーマッサージ(DA MASSAGE)というお店です。
痛い足つぼマッサージではなく、リラックスマッサージですが、担当してくれた女性マッサージ師はしっかり押さえるところは押さえていたのでなかなか良かったです。
店内も清潔でマッサージを受けるソファーも快適でした。

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担当の彼女、マッサージ終了後にアンチャン(バフライピー)のお茶を出して「気をつけてバンコクにお帰りくださいね」と言うと、そのまま部屋の奥に戻って行ってしまい、チップをねだる様子も皆無でした。
(まさかチェンマイではチップは要らないの?それともお茶を出してくれたタイミングで渡すものなの?)

結局、キャッシャーで支払い(200バーツ)を済ませた後、呼び出してもらってチップを手渡したわけですが、彼女、きょとんとした顔でお礼を言っていたので、本当にチップをもらうつもりなかったのかなあ。
まあ謎ですが、そういうところも含めてこのお店気に入りました。

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フアンペンで北タイランチ

足マッサージを終えたあと、有名レストラン「フアンペン(เฮือนเพ็ญ)」でランチを食べました。

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実はこのフアンペンレストラン、夜と昼とでは多少雰囲気が違います。
ディナータイムは、古民家風のお洒落な雰囲気のスペースで料理が提供され、お値段もそれなりのレストラン価格なんですが、昼間の時間帯は、食堂っぽい雰囲気の場所での提供となり、一皿数十バーツから百バーツ前後のリーズナブルなランチが食べられるんです。

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この日、大好きなカオソーイにするか、同じく北部タイの名物であるゲーンハンレーにするか迷いつつ、時間的にもサクッと食べてしまいたかったので、カオソーイ・ルアム(80バーツ)を選びました。

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カオソーイはルワム(『ミックス』の意味)というだけあって、数種類の具が入っており、クリーミーでコクのある一品でした。

サイドメニューとして注文したナムプリック・オーン(50バーツ)は、優しい味付けで飽きず、たくさん野菜も摂れました。美味しかったです。

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ただ、あと1品がやや失敗してしまいました。

事前にどなたかのブログでここの長ナスのヤムが美味しいというのを見かけ、私も食べてみようと思ったわけですが、「ヤム」と「ナス」という言葉だけで早とちりをしてしまい、うっかり「ヤム・マクア・ポ(ยำมะเขือเป๊าะ)」なるものを注文してしまったわけですが、このナスは生の丸ナスのことだったんです。

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若くて緑色の丸い生のナスをふんだんに取り入れたヤム・・・。
スープやゲーンなんかに入っていることもある、あのほぼ生の丸いナスですが、ともすれば、生姜やレモングラスなんかと一緒に残してしまうことだってあるわけです。

私にとってそんな存在である生ナスがメインでてんこ盛りの一品。
不味くはないですが、青臭さの残るナスを1人で永遠に食べ続けるような感覚はキツかったです。


って、あれ?こんな失敗で締めくくっちゃうのは嫌なんで、最後にフォローさせてください。

(ナスではちょっとしくじったものの)今回のチェンマイ旅行で食べたあれこれは、総じてどれも美味しく、とても満足でしたよ。






帰りは飛行機で

フアンペンでのランチを食べた後は、ホテルまで預けた荷物を取りに戻り、そこからGrabタクシーを呼んで空港まで。
(ちなみに、ホテルではちゃんと鍵付きの部屋に荷物を保管してくれており、安心感がありました)

Grabは、クレジットカード払いにするとなかなかつかまりませんでしたが、現金払いに変えた途端、すぐにマッチングしました。
3分ほど待って車に乗り込み空港まで。ほんの15分程度、90バーツくらいでした。

行きは遅延もあってバンコクのフアランポーン駅から14時間半かけてチェンマイにやってきましたが、帰りは1時間ちょっとでひとっ飛び。
往路はゆっくりのんびり鉄道、復路は楽々びゅーんと飛行機っていうパターン、なかなかいいかもと思った今回のチェンマイ旅行でした。


長々とお読みいただきありがとうございます。



ではまた。