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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

初パヤオのあれこれ(年末年始タイ北部旅行)

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こんにちは、まなおです。
もう1月の8日、お正月気分もすっかり抜け切りました。
(私は3日から仕事始めだったので、割と早めに正月モードはなくなってましたが)

さて、今回は年末年始に訪れたタイ北部の県、パヤオ県について書きたいと思います。
そこそこ無駄に長くタイに住んでいる私ですが、パヤオ県に行ったことがなかったんです。(いや、無駄ではないですね。私なりに有意義に過ごさせていただいています。笑)
今回の年末旅行は、このパヤオ県が隠れメインだったと言っても過言ではありません。

ということで、パヤオ県で体験したことを、ダイジェストでお届けします。
(初のくせに深掘りはせんのかい。笑)



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パヤオ湖(クワン・パヤオ)

北部最大の淡水湖、パヤオ湖
タイ語では、กว๊านพะเยา(クワーン・パヤオ)と言います。
このクワーンというのは聞きなれない言葉だったんですが、これはタイ語というより地元の言葉で、大きな池とか湖というような意味なんだそうです。

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パヤオといえば、このパヤオ湖の画像が最初にヒットするくらい有名な湖で、一度訪れてみたかった場所です。

なんですが、実際に湖畔にいたのは、近くのカオソーイ屋さんでランチを食べた後に立ち寄ったほんの20分ほど。

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というのは、バンコクからのフライトが1時間ディレイしたために予定が狂ってしまい、この後に向かうプーチーファーへは夕方までに到着したかったので、パヤオ湖での時間を大幅に端折ってしまったっというわけです。

www.manao.life




結局、よく写真で見るパヤーナーク(ナーガ)の像も見つけられないまま、パヤオ湖を後にしました。(涙)

次回は、もっとゆっくり朝夕の幻想的なパヤオ湖も楽しみたいと思います。


あ、湖畔で食べたココナッツアイスが美味しかったです。

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少数民族も住む町「チェンカム」

もちろん、今回のパヤオ訪問は先ほどのパヤオ湖畔20分だけではありません。
チェンライにある空を指す山「プーチファー」と星を指す山「プーチーダーオ」を訪問した翌日、再びパヤオ県に戻って来ました。

滞在したのは、チェンライとの県境近くにある小さな町、チェンカム(เชียงคำ)です。

独特の造形!タイヤイ族の寺院「ワット・ナンターラーム」

チェンカムの中心部にあるワット・ナンターラーム(วัดนันตาราม)というお寺を訪れました。
この寺院は、この付近に住むタイヤイ族(シャン族)のお寺で、ミャンマースタイルの建築や仏像が特徴的です。

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本堂に安置されている本尊はビルマ様式で、チーク材の仏像だそう。
確かに、独特の雰囲気がありますね。

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堂内に飾られた操り人形を見ると、まさしくミャンマーですね。

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こちらも、ビルマ様式の八角形のチェディー(仏塔)です。

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おばあちゃんの織物(タイルー族の集落)

翌朝、タイルー族(ルー族/傣族)の集落を訪れました。
タイルー族というのは、雲南省のシーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州あたりからやって来た人々で、綿織物を営むおばあちゃんの民家(木造建築)がそのまま博物館となっていました。

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高床式の2階で、おばあちゃんが棉花から糸を紡ぐ準備(繊維をほぐす作業「綿打ち」)をなさっていました。


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館内では、民族衣装や布カバン、腰巻き、襟巻きなど、おばあちゃん手作りの織物も販売されています。

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価格はそれほど高くない印象でした。
(女性用の刺繍付き民族衣装で1,000〜1,500バーツ程度、細いストール程度の織布で300バーツ程度)

ちなみに、私は伝統的な黒い肩掛け布(ストール?)を購入しました。
タイルー族では黒にネガティブな意味合いはなく、結婚式など慶事の正装にもよく使われるそうです。

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雰囲気のいいレストラン「ロム・マイ・セーン・チャン」

夕飯は、宿の近くにあったレストラン「ロム・マイ・セーン・チャン(ร่มไม้แสงจันทร์)」という店に行ってみました。

住宅奥の田園にぽつんとある、ちょっと隠れ家っぽい雰囲気のレストランでした。

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入ってすぐのところには、可愛らしいカフェも。

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涼しい季節なので、庭のテーブルで食べることにしました。

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どの料理も美味しかったです。

特に、この店のナムプリック・オーン(น้ำพริกอ่อง)は変にトマトトマトしていなくて、私の好みの味でした。
今までにこのようなナムプリック・オーンを味わったことがなかったので、すごく印象に残りました。

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観光客を意識したレストランがあまり見当たらないチェンカムでしたが、ここは外国人にもウケそうなお店だと思います。









味付けが絶妙の食堂「トゥーイ・ポーチャナー」

遅い朝ごはん兼ランチに利用した食堂がとても良かったです。

トゥーイ・ポーチャナー(เต้ยโภชนา)という、なんの変哲も飾り気もない、ごく普通の道路沿いにある食堂ですが、ここは、全体的に薄味だけれどもしっかり素材の味が活きる調理をしているなと感心したお店でした。

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パッチャー・プラー・ガポン(ผัดฉ่าปลากะพง)は、私的に絶品でした。
パッチャーって基本的に辛くて味が濃いのですが、ここのは辛さは控えめで味付けも濃すぎず、プラーガポン(スズキ科)の柔らかい身の美味しさがダイレクトに感じられました。
魚自体の鮮度も良かったと思います。

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普通の野菜炒めでさえも、調味料の加減と炒め具合が絶妙で、しんなりし過ぎず新鮮な野菜の歯応えと旨みが感じられて笑顔がこぼれました。(大袈裟ではなく)

ひき肉と玉子豆腐のスープも優しい味付けで、飽きずに全部飲み尽くせました。


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おばちゃんが一人で切り盛りしている店なので多少時間はかかるものの、まなお的にはめちゃくちゃおすすめの食堂です。


あと、メニューは確かタイ語だけだったかと思いますが、基本は注文食堂なので、食べたいタイ料理の名前を言えば、ある程度融通を利かせて作ってくれると思います。

メニュー表紙の写真を指さしてもいいかもです。

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プーランカーの見晴らしのいいカフェ

パヤオ県最後に紹介するのは、プーランカー(ภูลังกา)という風光明媚な山岳地帯にある絶景カフェです。

チェンカムを後にして1148号線をナーン県に抜ける峠道に、お目当てのカフェはあります。

Magic Mountain Camp」という宿泊施設兼カフェなんですが、ここから眼下に広がる景色の美しさをタイ人のYoutubeチャンネルで見て以来、行きたいリストに入れていたんです。

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が、まさかの定休日!!
(月曜日と火曜日がお休みなのでお気をつけください!)

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入口から写真だけ撮らせてもらいました。

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ということで、お隣にあった「Route 1148 Cafe」というカフェへ。

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こちらのカフェも見晴らしがよく、なかなかの絶景。

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実はここ、雲海で有名な場所らしく、寒季の朝方には目の前の盆地に靄が立ち込め、幻想的な景色が見られるそうです。(後から知りました)

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<店舗情報>
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ルート1148カフェ
Route 1148 Cafe บ้านทะเลหมอก
所在地:79 1148 ตำบล ผาช้างน้อย อำเภอปง พะเยา 56140
    79 1148, Pha Chang Noi, Pong District, Phayao 56140
TEL:081-921-5799
時間:08:00-18:00
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タイ全県制覇計画(パヤオ県追加)

タイ全土1都76県制覇を成し遂げよう!計画」、今回パヤオ県が追加されました。
パチパチパチ〜!

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これで1都76県中、1都68県制覇。
残るは8県です。

自然豊かで少数民族の文化も点在するパヤオ県。
素朴さ、シンプルさといったものがとても心地よく感じられた気がします。

機会があれば、パヤオ湖にもゆっくり滞在してみたいし、プーランカーにものぼってみたいです。


ではまた。