siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ナラティワート通りにある有名イサーン料理店にイサーン出身者と行ってきました

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今日も終業間際に空模様が怪しくなってきました。たまなおです。

前回の記事で、友達を迎えにスワンナプーム空港まで運転していった話(記事はこちら)を書きましたが、今回はその続きです。
友人とその後、ナラティワート通りにあるイサーン料理の人気店へ行ってきました。

 

 

イサーン料理が食べたい!

 

友人のフライトは予定より少し早く着陸したようで、私がミーティングポイントに到着するとすぐに友人が荷物を持って現れました。

ちょうど夕方前だったので、せっかくだから何か一緒に食べて帰ろうということになり、何が食べたいかと尋ねたら、友人は「イサーン料理」と即答でした。
そうです、友人はイサーン出身者なんです。
日本食も好んで食べる人ですが、2週間も日本にいてさすがにタイ料理が恋しくなったのでしょう。気持ちはよくわかります。

「イサーン料理、イサーン料理・・・」と考えて、私はふと以前から行ってみたかった店を思い出しました。
空港からは少し距離はありますが、高速で行けばそれほど時間もかからないので、ナラティワート通りにあるその有名イサーン料理屋へ行くことにしました。

  

イサーン料理店「เต๋อ แซ่บเว้ย(Ter Sab Woey)」

 

 向かったのは、「เต๋อ แซ่บเว้ย(Ter Sab Woey)」という人気イサーン料理店なんですが、この店の名前、本当に日本語泣かせ(?)です。どれもカタカナではうまく書きあわらせない…。

Terの看板

“เต๋อ(tə̌ə:タゥー)”は、おそらく店主のニックネーム。“แซ่บเว้ย(sɛ̂ɛp wə́əi:セープ ウェイ)”イサーン語で「旨めーな、おい」みたいな感じ?ですかね。
まあ「Ter」だけでもいいかと思います。

ここに来たかったのは、

“有名なイサーン料理店で味にうるさいイサーン人が食べたら美味しいと言うのか?”

ということを確かめてみたかったからなんです。(笑)

タイ人の間ではもとより、日本の方のブログでもちらほら紹介されている有名店だけに、その友人の反応が見たくなったわけなんです。
この友人、イサーン料理にはけっこううるさくて、例えば、料理に生のマナオを使っていない(ポーション)なんてもってのほかだし、独特の臭みがあるあの魚の塩漬け発酵させた「プラーラー(ปลาร้า)」なんかにもこだわりがある人。
さて、どんな反応をするんでしょうか。楽しみです。

 

イサーン出身者の反応はいかに!?

30分程度で店に到着。
テント屋根の食堂のような店構えです。

まずは定番のソムタムを二種類。
友人の好みは「ソムタム・パー(ส้มตำป่า)」ですが、私にはちょっとプラーラーの匂いが強すぎるのと田カニや貝などの生ものが入っているのが苦手なので、私用に普通の「ソムタム・タイ(ส้มตำไทย)」を注文しました。

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こちらの店舗にはソムタムやガイヤーンを専門に作る人が随時待機しているので、注文してから提供されるまでの時間も本当に早いんです。
早速、料理がやってきました。


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友人がソムタム・パーを口に入れます。反応を待つこちらまでちょっとドキドキしました。
すると一言、

「うん、美味しい!」

やったー! 別に私の店でも行きつけでもないんですが、なぜか嬉しくなっちゃいました。
そのあとは二人して箸が進む、進む…。


「トムセープ シークローン ムー(ต้มแซ่บซี่โครงหมู:豚の骨付き肉の辛味クリアスープ)」
豚肉が柔らかくて美味しかったです。
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「ヌアヤーン(เนื้อย่าง:牛肉焼き)」 思ったより脂身が少なくて歯ごたえがありました。
私的にはもう少しジューシーなほうが好きなので、次回は「コームーヤーン(คอหมูย่าง:豚の喉肉焼き)」とか「スアローンハイ(เสือร้องไห้:牛の脂身焼き)」なんかを注文してみようと思います。(スアローンハイがこの店のメニューにあるかどうかは未確認)

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「ガイヤーン(ไก่ย่าง:焼き鳥)」
皮がパリッとしていて中身は柔らかく、味付けも濃すぎず薄すぎず美味しかったです。最後まで飽きずに食べられました。

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「ラープ・プラードゥック(ลาบปลาดุก:ナマズのラープ)」
思ったほど臭みがなく、煎り米の食感と香りもあいまって美味しかったです。

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「タレー・パッポンカリー(ทะเลผัดผงกะหรี่:シーフードのカレー粉炒め)」
そこそこ美味しかったですが、個人的には「イサーン料理屋ではイサーン料理を食べるべし」という私の中の鉄則を貫いたほうがよかったなあと思いました。
というのも、味付けが少し甘くて、その他の純粋なイサーン料理の中でこの一皿だけが浮いてしまった気がしました。
といっても、これは好みの問題なので、味のバリエーションとして楽しめる方もいらっしゃるでしょうし、イサーン料理の辛さが苦手だという方にはこうしたカレー味の食べやすい料理はありがたいかもしれません。

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注文した時はお腹が空いていたので勢いでオーダーし過ぎたと思ったのですが、気づいたら二人で完食していました。

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お店の場所

 ナラティワート通りのラマ3世通り方面(BTSチョンノンシー駅からサートーン通りとの交差点をずっと先に行ったところ)にあります。
ちょうどチャン通りを過ぎて高速道路の少し手前です。

BTS「チョンノンシー駅」からBRTに乗り換えて「チャン通り(ถนนจันทน์)」の停留所で降りても行けますが、大した距離でもないので渋滞していなければチョンノンシー駅からタクシーに乗ってしまうほうがいいかと思います。

車で向かう場合は基本的に店舗の前に路駐となるのですが、結構車があふれているので、スペースがない時は近くの商業施設の駐車場などを利用する必要があります。

  

まとめ

 さすがの人気店でした。私も美味しくいただきましたが、何よりイサーン出身者である友人にとっても美味しい店なんだということがわかってよかったです。(もちろんイサーン出身者全員が太鼓判を押すというわけではないでしょうが)

あと、自分の中の発見としては、初めて来る店だと思っていたのに、実は十数年前に来たことがあったということです。
食べている途中で突如思い出したんです、昔この近くに住む友人の家にへ遊びに来た時、みんなでここに食べに来たことを。
あの時はかなり酔っぱらっていたから、記憶がかすんでしまっていたんですね。若かったなー。笑

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ではまた。