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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコク中華街で行列のできているワンタン麺の店【Tiew Kiew Yak:เตี๋ยวเกี๊ยวยักษ์】

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ここのところ、ヤワラート(バンコクの中華街)の話題をいくつか書きましたが、今回もその続きを。

 

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ヤワラートの中心部にあるお茶屋さんで中国茶をいただいた後、中華街を散策していると、ある行列のできているお店が目に留まりました。
店の看板や内装などを見ると、まだ新しく清潔な感じの明るい店舗です。
雑然とした古色漂う町並みの中にあっては、逆に目を引く佇まい。

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ジャンボ餃子(ワンタン)麺のお店

店の名前は、「เตี๋ยวเกี๊ยวยักษ์ (สูตรเด็ดแม่)」 で、意味的には『ジャンボ餃子麺(お母さん特製レシピ)』といったところでしょうか。
まあ、餃子とするかワンタンとするかは微妙なところですが。
中国語表記だと、「大餃子 媽媽的私房」です。
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どうやら、ワンタン・餃子やチャーシューをメインとした麺が売りの店のようです。
普段、行列に並んでまで物を買ったり食事をすることはあまりないのですが、割と回転のよさそうな雰囲気だったので、それほど待たないだろうとふんで並んでみました。

後で調べてわかったのですが、もともと数年前にラーチャプルック通り(タリンチャン付近)の店が有名になり、今年、ヤワラート店がオープンしたもよう


子供の頃から家でお母さんが作ってくれたワンタン・餃子がとても美味しく、遊びに来た友達にも大好評だったので、それなら店を開いて売ってみようというノリで始めたら大ヒットみたいな感じらしいです。

入店

待つこと数分。
順番が来て席に案内されました。
並んでいる間に注文をしていたので、席に座ってからはそれほど待たずにオーダーした麺がやってきました。

私が注文したのは、「จักรพรรดิ + ใส่ปู(チャクラパット・サイプー)」という蟹肉入り全部乗せ的な卵麺(バミー/中華麺)です。

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どうしても写真映えしそうなものを選んでオーダーしてしまう悲しい性です、はい。

なんてったって、チャクラパット=『皇帝』っていう意味ですからね、値段も150バーツとかなっちゃうわけです。(高っ!)
麺なんか見えないくらいにワンタンやチャーシュー類で埋め尽くされています。
真ん中には蟹肉が乗っかっていて贅沢な感じです。

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オーダーの際には、麺とスープを選びます。

  • ・・・バミー(บะหมี่:卵麺)/レック(เล็ก:細麺)/ヤイ(ใหญ่:太麺)/ミーカーオ(หมี่ขาว:ビーフン)/カオラオ(เกาเหลา:麺なし)

  • スープ・・・ヘン(แห้ง:汁なし)/ナムサイ(น้ำใส:クリアスープ)/ヘンヤム(แห้งยำ:汁なしスパイシー)/ナムヤム(น้ำยำ:汁ありスパイシー)

私は、バミーヘン(汁なし卵麺)にしてみました。

実食

早速、いただきます!

ワンタンの中には驚くほどの具(豚肉やエビ)が入っていてジューシーでした。
チャーシューも柔らかくて美味しかったです。

ただ、汁なしにしたからか、中華麺の卵麺にはまったく味がついていなかったので、戸惑いました。
私の中では、ヘン(汁なし)で注文しても、ある程度調味料が混ぜ込んであり、味がついているイメージがあったので、これほどまったく味がしない麺は初めてでした。

もっとも、ワンタンやチャーシューなどのトッピングにはしっかり味がついているので、これはもしかしたら白米と餃子を食べるような感覚で、具と麺を交互に口に運んでそのハーモニーを楽しまなければならないということなんでしょうか。

あと、気になったのが、ラーメンや中華麺ではおなじみの、かん水のツンとした臭みが強かったです。
ラーメン通の人からは、何をいってんだと言われるかも知れませんが、私はどうしてもこのかん水の匂いが苦手で、いくら有名ラーメン店と言われるところでも、かん水の匂いを感じた瞬間に食欲が半減してしまうくらいなんです。
だから、途中からあまり箸が進まなくなってしまいました。

はい、そうですね。
これはバミー(中華卵麺)を選んだ私が悪いのかも知れません。
いや、悪いのです。
普段食べているバミーでこれほどかん水臭いのに当たったことがなかったので、油断してました・・・。

※あくまで私の口には合わなかったというだけです。


タイ友は、「เกี๊ยวกุ้ง + รวมหมู(キヤオクン・ルワムムー)」で、エビワンタンと豚ミックスの細麺、汁ありスパイシーです。(70バーツ)

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見た感じは特に何の変哲もない感じでしたが、一口味見させてもらったスープはそれほど辛くもなく美味しかったです。
米麺の汁ありにしておくべきだったと後悔・・・。

 

店舗情報

この店、午後の中途半端な時間にもかかわらず、タイ人だけでなく、ファラン(欧米人)も何組がいて、かなり繁盛していました。
確かに、明るくて清潔、かつオープンなお店なので、外国人旅行者も安心して入れる感がありますね。
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ただ、椅子・テーブルの仕様からしても、落ち着いて長居できるような雰囲気の店ではありません。
サクッと食べてサクッと散策を続ける感じですかね。
休憩がてらに軽く食べるにはいいと思います。

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メニュー、反射で見にくくてごめんなさい。

場所は、地下鉄MRTの「ワット・マンコーン駅」から近く、マンコーン通り(Mangkon Rd.)の角にあります。

<店舗情報>
ティアオ・キアオ・ヤック(スート・デット・メ―)
เตี๋ยวเกี๊ยวยักษ์ (สูตรเด็ดแม่)
Tiew Kiew Yak
住所:450-452 ซอยมังกร ถนนเจริญกรุง กรุงเทพมหานคร 10100
   450-452 Soi Mangkon, Charoen Krung Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100
TEL:065-535-2446
時間:10:30 - 19:00
Facebook:https://www.facebook.com/tiewkiewyak/



 

ではまた。