先日の「蓮の葉おこわを探してアンパワー」道中で訪れた、アンパワー水上マーケット及び周辺の観光スポットやお勧めスポットをいくつか紹介したいと思います。
ミッキーマウスがタイの水上マーケットに登場!
アンパワー周辺観光の紹介の前に、水上マーケットつながりの話題を少し。
先月の下旬、タイの水上マーケットを舞台にしたミッキーマウスの動画がYouTubeで公開されて話題になっています。
Mickey Mouseチャンネルの「Our Floating Dreams」というタイトルです。
Our Floating Dreams | A Mickey Mouse Cartoon | Disney Shorts
「ミッキーとミニーは、タイで最も活気のある水上マーケットで、商品を販売する絶好ポジションを巡り競い合っています」
というキャプションが動画の下にあるのですが、いったいどこの水上マーケットをモデルにして作成したんでしょうね。
タイで最も活気のある水上マーケットのひとつということなら、やはりダムヌンサドゥアック水上市場だったり、このアンパワー水上市場あたりじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
いずれにしても、この動画にはタイらしさがそこここに散りばめられており、登場人物(動物)もみんな可愛らしくて楽しいです。
ストーリーのオチにも、思わずニンマリしてしまいます。
アンパワー水上マーケット
さて。個人的には何度目かのアンパワー水上市場なんですが、最後に訪れてからもう8年くらい経つでしょうか。
もちろん多少お店の入れ替わりや雰囲気が変わっているところもあるんですが、基本的にはそれほど変化はないような気がしました。
はじめて訪れた時(15年くらい前?)に買って食べた、警察署前のホタテ貝やイカ焼きの屋台もその場所にあったり、見覚えのある果物屋台があったり・・・。
さすがに、ワニ肉焼きのお店は今回初めて見ましたけど。(笑)
ホタル観賞ボートツアー
アンパワー名物と言えば、水上マーケットと蛍を鑑賞しに行くボートツアーです。
このホタル観賞ボートにはずいぶん前に乗ったことがあるのですが、今回再び乗ってみることにしました。
ツアーと言っても、特に旅行代理店で申し込みが必要なわけではなく、アンパワー市場の運河沿いを歩いているとその辺で「ボートに乗りませんか?」と声をかけてくるので、人数を言って、すぐ乗れるか聞いてみればいいです。
(もちろん旅行会社のパッケージツアーもありますが、飛び込み参加でも特に問題ありません)
基本的にアンパワー水上市場内のホタル観賞ボートの価格は統一されているようで、ボッタクリとかには合ったことがありません。(まったくないとは言い切れませんが)
ちなみに、私たちが聞いたところは、どこも1人60バーツでした。
この日、実は、最初に声をかけてくれた人のところでは、まだ人数が集まらないからちょっと待っててくださいと言われたんです。
その場のベンチで待とうと思ったんですが、ボートの定員に至るまでには、まだ時間がかかりそうだったので、一応電話番号を伝えて、
「その辺を散策しているので、もし人数が揃ったら連絡ください」とお願いしまた。
すると、
「ダーイカ(OKです)!でも、もし歩いていてすぐに乗れるボートがあったらそっちに乗って行っていいからね!」と言ってくれるではないですか。
なんですかね、ここのボートの客引きはあまりガツガツしていないからなのか、全体が1つの組合みたいになっていて、客がどのボートに乗っても彼らの売り上げには影響がないのか・・・。
それから、数十メートル先で別の人から声をかけられたので、下に停まっているボートを見ると、ちょうどあと二人分の席が残っているではありませんか。
1人60バーツを払って乗り込むと、まもなくボートは発進しました。
アンパワー水上マーケットの中を進んでしばらくいくと、だんだん民家や商店がまばらになっていきます。
すると運河沿いの木にぽつぽつとホタルの光が見えだしました。
いつも思うんですが、日本の蛍は、ボワーッと光ってボワーッと消えるみたいな、どこか儚げな光り方をするイメージがあるんですが、タイの蛍(หิ่งห้อย:ヒンホイ)はチカチカとせわしなく点滅するんですよね。
だから、初めてアンパワーの蛍鑑賞ボートに乗った時は、木で点滅している光を見て、「クリスマスツリーみたいだな」「もしかして、まさか電飾?」と思ってしまいました。
実際、タイの蛍は、ランプ―(ต้นลำพู)というマングローブの一種の木に好んで生息し、暗闇の中でランプ―の木だけが華やかに点滅するので、余計にクリスマスツリー感が増すんですよね。
また、このアンパワーのホタル観賞ボートで見る蛍は、じっと木の葉につかまって光を放っており、あまり飛んでいる姿を目にしないのも、電飾を疑いたくなる理由のひとつでもあります。(笑)
蛍が点滅している様子をご紹介したいのですが、私の持っているカメラでは一面真っ暗な絵しか撮れませんでした・・・。
アンパワー水上マーケットから運河を奥へ進み、一旦メ-クローン川の下流に出てぐるっと水上マーケットに戻ってくるという約1時間のボートツアーです。
正直、途中から、もうそろそろいいかな・・・という気分にもならなくはないのですが、せっかくなので、アンパワーへお越しの際は、のんびり夜のクルージングを楽しんでみるといいと思います。
アンパワーグルメ・ヤシの殻クイッティアオ(麺)
アンパワー水上市場散策で、ちょっと小腹がすいた時にお勧めのお店が、「ティアオ・トック・カラー(เตี๋ยว ตก กะลา)」です。
ヤシの実の殻の「カラー(กะลา)」を器にしてその中に麺が入っているクイッティアオのお店なんですが、1杯が少な目で価格も安いので、ちょっと一息も兼ねて食べてみるといいと思います。
ビジュアル的にもなかなか面白いですし、店内もレトロな雰囲気でおしゃれです。
ちなみに、一緒に写っているのは、アンチャン(อัญชัน=バタフライピー)のジュースです。
<店舗情報>
ティアオ・トック・カラー
เตี๋ยวตกกะลา
所在地:25, 29 ตลาดน้ำอัมพวา ตำบล อัมพวา อำเภออัมพวา สมุทรสงคราม 75110
電話:089-919-5563
営業時間:詳細不明(週末の営業)
以上、アンパワー水上マーケット付近の紹介でした。
あ、そう言えば、この水上マーケットでカーオパット・サッパロット(パイナップルチャーハン)を売っている船はまだ見かけませんでしたよ!
ではまた。