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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ワットパクナムからBTS行きの赤いソンテウに乗る時の注意点

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引き続き雨季まっさかりのバンコクです。
この時期の風物詩と言えば、突然の夕立ち(スコール)により、BTSの駅構内で雨宿りをしている大勢のタイ人の姿です。

電車に乗っている間に突然雨が降り出し、到着した駅で外に出られなくなって、ホームのベンチや構内の地べたに座り込んで、雨がやむのを待つ人たちがたくさんいるんです。
中にはノートパソコンを取り出して動画を見たりSNSしている人たちも。

そういう景色を見ながらいつも思うのは、
「今、雨季なんだからさ、ほぼ毎日雨降るよね?折り畳み傘くらい持とうよ」
なんですが、不思議とタイの方々、傘を持ってない人の方が圧倒的に多いわけなんです。
かくいう私もたまにやっちまうことがあるんですけどね。
まあ、風物詩だからよしとしましょう。まなおです。


さて。
今日は、フォトジェニック寺院としてここ数年日本人観光客の間でにわかに知名度が上がった、ワットパクナム寺院(ワットパークナーム)への行き方というか帰り方の注意点を書きたいと思います。
タクシーではなく、赤いソンテウ(乗合の小型トラック。ソンテオとも)に乗って行かれる方へのアドバイスです。

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ワットパクナム寺院へのソンテウでの行き方

エメラルド色のガラスの仏舎利塔と、目にも鮮やかな天井画で(日本人の間で)一躍有名になった、ワットパクナム寺院(ワット・パークナーム・パーシーチャルーン:วัดปากน้ำภาษีเจริญ)ですが、私は、たいていスカイトレインBTSのタラートプルー駅の2番出口の階段下から、赤いソンテウに乗って行っていました。(2019年7月現在、一律8バーツ)

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ソンテウの乗り場や行き方は、ワットパクナム寺院の運河を挟んですぐ隣にあるワットクンチャン寺院についての記事で書いていますので、よかったらこちらも参考にしてください。

www.manao.life


実は、わたくし、先日、ワットパクナム方面へ出かけた帰り、ソンテウに乗って失敗してしまったので、みなさんにもお伝えしたいと思います。

ワットパクナム寺院からBTSへ向かうソンテウは2つある!?

いつもは、ワットパクナムから運河にかかる橋を渡って、ワットクンチャンを抜けた通りから、BTSタラートプルー方面へのソンテウに乗っていたのですが(多少時間短縮になるので)、この日は、ワットパクナム(始発)からソンテウに乗って帰ることにしたんです。

ワットパクナム発のソンテウ乗り場は、ワットパクナムの駐車場ビルの裏手に回ったところにあります。
数台の赤いソンテウが待機していました。

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その中の一番手前に停まっていたソンテウの側面に日本語が書かれています。
日本人の訪問の多さがうかがえます。

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“バンワーえきのきてん”

バンワー駅の起点?
バーンワー駅行きのソンテウもあるんだ!と思って、乗ってみることにしました。

距離的にはタラートプルー駅と変わらないみたいだし、バーンワー駅はBTSの始発駅なので、何かと便利かも。
なんて思ったわけです。

しばらく荷台の座席に座って待機していると、近所の高校生も数人乗り込んできて、ソンテウが発車しました。
7〜8分ほどで、BTSの高架が見えてきたんですが、ここで思わぬ落とし穴が…。

 

駅前には停まらないの?

BTSの高架が見えてきたので、一応、『そろそろだな』と降りる心づもりはしていました。
ただ、このあたりの道路は少し複雑で、バーンワー駅の方向に進んでいたと思ったら、手前の高架下をUターンするようなかたちに。

『ああ、一旦、高架の向こう側へ出てから駅のほうに向かうんだな』
と、解釈してそのまま乗っていたら、なにやら少しずつ駅から西側に遠のいているような気配・・・。

それでも、この時は、
『そうか。迂回して駅の北側へ出て、大通り(ペッチャカセーム通り)側から駅に向かうのかな?』
と信じて疑わず。
そのうちに角を曲がって大通り方面に行くんだろうと思ってました。

それからしばらく、ソンテウは方向を変える気配もなく、どんどん駅から西へ西へと離れて行きます。
この時点でようやく悟りました。
これ、途中で降りなきゃならんかったんだなと。

 

ソンテウの終点まで。そして折り返し。

駅ははるか後方に通り過ぎてしまったことを悟ったけれど、今さらここで降りても歩くにはしんどい距離だし、
『もう、こうなったら終点まで乗ってやる!』
と腹をくくったのです。

どこまで連れていかれるのかとドキドキしながら乗っていたのですが、意外と終点はあっけなく現れました。

3分くらいして、ワットラーンブアというお寺の付属学校前の広場で停車し、みんな降りて行きました。
すぐ反対側にはパーシーチャルーン運河の船着き場もあります。(地図C地点)



私も、一旦荷台の座席から降りて、運転手のおじさんにお金を払いました。

「BTSの駅まで行きたかったんですが、勘違いして、降りそびれてしまいました」と告げると、

「なに、(乗るときに)言えばよかったのに」と、おじさん。

(だって、てっきり『バーンワー駅起点』だと思ってたんだもん・・・と心の中でつぶやく私)

すると、おじさん
「座席に座って待ってな。もうすぐ折り返しするから送って行ってあげるよ」と言ってくれました。

再び、ソンテウの荷台の座席に戻る私。
近くにいた売店のおばちゃんから、『あの日本人何してんだ?』というような顔で見られました。(笑)

それから5分くらいして、ソンテウは折り返し出発し、バーンワー駅の高架下のUターンのところで降ろしてくれました。
一応、また8バーツを払おうとしましたが、おじさんは「いい、いい」と手を振って走り去っていきました。
ありがとう、おじさん。

 

まとめ

みなさん、ワットパクナムからバーンワー駅方面のソンテウに乗るときは、BTS高架下のUターン地点で降りてください!(上の地図Bの地点)

乗るときに「BTS」と言っておくか、Uターンに近づいたら降車ブザーを押せば、止まってくれます。

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そこからバーンワー駅までは、高架下の連絡通路を歩いて200メートルちょっとです。
赤いソンテウは、バーンワー駅前までは行かないし、駅が始発終点でもありません。 

(ちなみに、タラートプルー方面行きのソンテウも駅が終点ではなく、帰りは『ザ・モール・タープラ』というデパートの前で降りて、駅まで少し歩く必要があります)

 

以上、ワットパクナム寺院からBTS行きのソンテウに乗る時の注意点でした。

 

 

ではまた。