siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

「日本の街角」と「海の中」レストランと「四つ葉」カフェ

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こんにちは、まなおです。
11月に入ってもう6日。タイは国内のコロナ規制緩和や指定の63か国(地域)からの入国強制隔離免除などが始まりました。
早いもので、今年もあと2か月切りましたね。

さて。
先日訪れたバンセーン、シーラチャー方面のことを追加で書いておきます。
最近話題の日本の街角にも寄ってきました。


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再現度がすごい!日本の街角

バンセーンといえば、タイ人の間では昔から人気のビーチがあったり国立ブラパー大学のキャンパスもあったりして、なんとなくローカル色の強い保養地・若者の街というイメージがあります。

そのバンセーンビーチの片隅に「突然日本の街角が現れた!」と、タイ人の間で話題沸騰なスポットがあるんです。

そして、それがタイ人の中だけではなくて、日本人の中でも「本当に日本かと思った」とか「再現度がすごい!」とか「日本愛を感じる」といった声が上がっています。

ということで、バンセーン方面に行ったついでに、ちょこっと立ち寄ってみることにしました。

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イチジク農園の収穫を見学したその足でビーチの方へ向かってみました。

ロータリーのあるバンセーンビーチの中心からは少し南に向かった場所にあります。


ここがその人気スポット。

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さすがに朝の8時半はまだお店が開いていませんでした。(準備中)

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それでも、既に数人の見物客が写真撮影を行なっています。
ここ、昼間は平日でもたくさんの人が押し寄せているそうです。

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私も外観をざっくりと見物させてもらいました。
たばこの看板とかドラックストアっぽいシャッターとか、信号とか歩道とか、自販機とかスクーターとか、確かに日本のどこにでもある街角の雰囲気がよく出ています。

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今までは、タイ人がタイの中に再現する日本的な町といえば、鳥居があったり金閣寺的な建物があったりと、ステレオタイプでわかりやすい観光名所やオブジェが使用されていたのに対して、ここは、本当に何気ない普通の日本の町並みが再現されているのが素晴らしいと思いました。

これに興味を覚えるタイ人がこんなにもいる背景には、リアルな日本を知っているタイ人が増えたってこともあるんでしょうね。

数年前まではビザの問題もあってタイ人が日本に行くことはかなりハードルが高かったのですが、ビザなし観光入国が可能となったここ数年は、タイ人も比較的気軽に日本へ旅行できるようになりました。

そして、そういった日本へ行ったことのあるタイ人が、日本のリアルな町並みを知っているタイ人が、コロナ禍で日本への旅行もままならない中、このバンセーンに出現したリトルジャパンに、本物の日本を懐かしんでやってきているというのも少なからずあると思います。

私たち日本人にとっても、たとえ出身地がどこであろうとも、誰もが見覚えのあるようなこの懐かしい景色は、巨大招き猫なんかよりも、なんちゃって金閣寺なんかよりも、むしろ感慨深くすっと心に入ってくる気がします。

何より、日本のこんな何気ない街角風景をわざわざ見にきて嬉々として写真撮影しているタイの人たちを見ていると、それだけで嬉しくなってしましました。

もちろん、こんなにも普通の日本を再現してくれたタイ人オーナーには感心しきりです。
(きっと、ご本人は作ってるのがただただ楽しいんだろうなと想像)


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早く、日本好きのタイの方々が、コロナ前のようにまた自由に日本旅行を楽しんでくれる日が来るといいですね。







海の中のレストラン

その日は、バンセーンから少し先のシーラシャーまで足を伸ばして別のイチジク農園へ立ち寄ったので、ついでに海沿いでシーフードでも食べることにしました。

向かったのは、シーラチャー界隈の日本人の間ではわりと有名らしい、海に張り出したシーフードレストラン「クルア・バーン・クラーン・タレー(ครัวบ้านกลางทะเล)です。
Googleマップでは「うみのなか」という日本語になっています。




シーラチャー市街地から少し南下した地区の細い路地を入っていくとありました。

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壁沿いに車を停めてレストランに向かいます。
(狭い通路なので、混雑時は駐車や切り返しが大変そう)


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わんこが出迎えてくれました。

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海に向かって通路が伸びています。


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まだ昼前ということもあり、誰もお客さんはいません。
好きな場所にどうぞと言われたので、屋根のあるエリアの中で一番沖に近い席についてみました。

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なかなか気持ちのいい眺めです。
意外と綺麗な海と空、手前に浮かぶ小舟のずっと先に、停泊した大型船なんかも見えます。

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注文した料理がやってきました。
さっそくいただきましょう。

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ムック・カイ・ヌン・マナーオ(หมึกไข่นึ่งมะนาว:250THB)

子持ち(卵)イカの酸味の効いた辛いスープ。
美味しかったけど、非常に辛かったです。
辛いの平気なはずのタイ人が咳き込んでました。(笑)
辛さ控えめにしてもらったら良かったです・・・。

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ホイ・シェル・オップ・ヌーイ(หอยเชลล์อบเนย:250THB)

ホタテのバター蒸し。
バターの種類が違うのか、私が思っていた味とはちょっと違いましたが、それなりに美味しかったです。


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ホイ・ナーンロム・ソンクルアン(หอยนางรมทรงเครื่อง:150THB)

どうですか!
このプリップリの生牡蠣!!
めっちゃ美味しそうでしょ?
食感は新鮮な牡蠣そのものでしたが、残念ながらほとんど牡蠣の味がしませんでした。

タイで食べる牡蠣(輸入の牡蠣専門店は除く)って、なんだか大味っていうか、牡蠣の味自体が薄いような気がします。
やはり水の冷たさとか潮の流れとか、厳しい環境の方が身が締まったり味が濃厚になったりするんでしょうか?
それとも除菌処理か何かをする過程で味が変化してしまうのでしょうか。
よくわかりませんが、日本で食べるあの味がぎゅっと詰まってミルキーな牡蠣が懐かしいです。

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もうほとんどお決まりのシーフードソース(ナムチム・タレー)の味で食べているようなものでしたが、まあ、それもタイらしいと言えばタイらしい味わいなのでよしとします。

あ、ちなみに、途中で「醤油をください」とお願いして届いたのが黒酢のようなものだったのはご愛嬌です。
特にそれ以上何も言わず、醤油は諦めました。
(単に勘違いで、ちゃんと指摘すれば正しいのを持ってきてくれたのかも知れません)


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ナム・プリック・カイ・プー(น้ำพริกไข่ปู:200THB)

私的に、これが一番美味しかったです。
蟹肉(と卵?)の入ったピリ辛ディップに茹でた野菜をつけて食べます。

たぶんガピ(発酵したエビペースト調味料)やハーブが入っていて独特の風味があるため、好き嫌いが分かれるかも知れませんが、私は好きな味だったので、これだけで野菜をパクパク食べてました。
最後は、生牡蠣もこのナム・プリックにつけて食べていたくらいです。(たぶん邪道)

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選んだ料理がたまたまだった可能性はありますが、個人的な感想としては特に感動的な味というのはなかったものの、天気も良く、景色を楽しみながら海の上で食べる雰囲気込みで、そこそこ満足できました。

これでビールでも飲めたら、もっと気持ちよかったかも知れません。
(コロナ規制もですが、そもそも運転なので無理だった・・・)


ちなみに、このお店、お皿がプラスチックではなく陶器だったのが好印象でした。


<レストラン情報>
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クルア・バーン・クラーン・タレー(うみのなか)
ร้านอาหาร ครัวบ้านกลางทะเล
Kura Baan Klang Ta Lay (UMI NO NA KA)

所在地:แหลมท้าว-ไซโล ซอย 8 ถนนแหลมท้าว ม.4 อำเภอศรีราชา ชลบุรี 20110
    Laem thao - Sai lo Soi 8, Laem thao Rd., Moo 4, Si Racha District, Chon Buri 20110
TEL:089-932-4469
時間:10:00 - 22:00
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和の香るカフェ「四つ葉ティー」

シーラチャーでシーフードランチを食べて所用を済ませた後、バンコクに帰る途中にバンセーンでお茶しました。

バンセーンといってもビーチ沿いではなく、カオラーム通りを山手(バイパス側)に入ったエリアで、以前記事にしたサボテンハウスのあるカフェ「CLAY CROWN」の近くです。

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今回訪れたのは、「四つ葉ティー」(Yotsuba Tea)という日本を意識したカフェです。

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いくつかカフェっぽい店舗が並んでいる一角にあり、白くて四角い外観が特徴的です。
シンプルな可愛らしさがありますね。

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席数も壁沿いに置かれた長椅子に小さな丸テーブルが4つほどと、道路側に面した5人くらいが並んで座れるカウンター席という、こじんまりした店内です。

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カウンターには2人の店員さん。
ちゃんと茶筅でお茶を点てるんですね。

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タブレットメニューから注文し、カウンター席に座りました。



席についた途端、大雨。
もう少し遅かったらずぶ濡れになるところでした。

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こうしてカフェのガラス窓にぶつかる雨垂れを眺めているのが好きです。
(自分が快適で安全な場所に身を置いているからなんですが)



注文したメニューがやってきました。
私は、定番の抹茶と悩んだ挙句のアイスほうじ茶ラテ

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正直いって、今までほうじ茶をわざわざカフェで飲もうと思ったことはなかったのですが、ほうじ茶のあの懐かしい香りにほっこりしました。

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あと、このマロンケーキが美味しかったんです。
甘すぎず、しつこさもなく、軽やかな味わいでした。



冷たいほうじ茶ラテを飲みケーキを食べ終わった頃、ちょうど雨もやみ(一瞬のスコールでした)、バンセーンを後にしてバンコクに帰りました。


<カフェ情報>
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四つ葉ティー
Yotsuba Tea
所在地:ถนนข้าวหลาม ตำบลห้วยกะปิ อำเภอเมืองชลบุรี ชลบุรี 20130
    Khao Lam Rd., Huai Kapi, Chon Buri District, Chon Buri 20130
TEL:085-288-8744
時間:09:30 - 18:00
定休日:水曜日
URL:Yotsuba tea - Authentic Japanese Tea White Box

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ではまた。