タイ風チキンライスと言えば、カオマンガイ(海南鶏飯)。
辛いものが苦手な外国人や旅行者でも食べやすく、人気のタイ料理のひとつです。
先日書いたフアランポーン駅(ホアランポーン駅)繋がりで、今回はフアランポーン駅から比較的近いカオマンガイ屋さんを紹介します。
さよならタイ国鉄フアランポーン駅(クルンテープ駅)ー 閉鎖までカウントダウン ー - siam manao-life
店は、隠れた名店が点在するバンタットトーン通り(ถนนบรรทัดทอง)から少し西側に入ったところにあります。
このおばちゃんの看板が目印。
先に注文カウンターで注文と支払いを済ませるシステムです。
(テーブルで店員さんに注文しようとすると、『あそこでやって』と促されます)
この日は、店名にもなっている「カオマンガイ・ソーンシー」(ข้าวมันไก่สองสี)を注文しました。
ソーンシー(สองสี)というのは「2色」という意味で、茹で鶏(蒸し鶏)と揚げ鶏のミックスということなんです。
もちろん、茹で鶏だけの「カオマンガイ・トム」(ข้าวมันไก่ต้ม)や、揚げ鶏だけの「カオマンガイ・トート」(ข้าวมันไก่ทอด)もあります。
あと、スープも何種類かあります。
衣笠茸とスペアリブのスープ「ユアパイ・グラドゥークムー」(เยื่อไผ่กระดูกหมู / 35THB)
中国花とスペアリブのスープ「ドークマイチーン・グラドゥークムー」(ดอกไม้จีนกระดูกหมู / 35THB)
中国花というのは、マンシュウキスゲとかワスレグサ属の花のことのようです。
ちなみに、具なしスープはカオマンガイのセットで付いてきます。
2種類ミックスのカオマンガイがやってきました。
カオマンガイ・ソーンシー(並:50THB / 大盛り:60THB)
まあ、見た目はどの店も似たようなものですね。
個人的に、カオマンガイという料理は、どこでもそれなりに美味しいものだとは思います。
それなりに美味しい料理だからこそ、
お米の炊き具合、鶏の茹で加減(蒸し加減)、そしてタレの調合によってそのお店の人気が左右されるような気がします。
いや、本当はもっと深い匠の技があるのかもしれませんが、大雑把な私の中では上記3項目がOKであれば、美味しいカオマンガイということになります。
そして、このお店のカオマンガイは、どれも私の好みの範疇でした。
お米はべちゃべちゃもパサパサもせず粒が立って艶があり、茹で鶏はもちろん揚げ鶏もパサつかずジューシーさを保っており、特製タレは辛みと甘味と酸味のバランスがよく肉に合いました。
隣のタイ人はこの丼に入った薬味(唐辛子、ニンニク、生姜など)をさらにガッツリ入れて食べておりましたけど。笑
あっという間に完食してしまいました。
今、メニューを見返していると、「カオマンガイ・タイ」(ข้าวมันไก่ไทย)というのがあるのに気づきました。
このタイ式(タイ風)カオマンガイというのは、普通のカオマンガイとどう違うのでしょうね。
またの機会に試してみたいと思います。
<レストラン情報>
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カオマンガイ・ジェックメン ガイソーンシー
ร้านข้าวมันไก่เจ็กเม้ง ไก่สองสี
Jek Meng - Gai Song Si
所在地:112/1-3 ถนน จรัสเมือง แขวง รองเมือง เขตปทุมวัน กรุงเทพมหานคร 10330
112/1-3 Thanon Charat Mueang, Rong Muang, Pathum Wan District, Bangkok 10330
TEL:081-711-6161
時間:06:30-20:00
URL:https://m.facebook.com/jekmengchickenrice/?locale2=th_TH
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ではまた。