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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

幸福の夜明けって言葉が似合う【スコータイ遺跡でロイクラトン】

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タイの伝統行事、ロイクラトン(灯籠流し)の発祥の地とも言われる、スコータイのロイクラトン祭りに参加してきた話の続きです。

www.manao.life



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朝のスコータイ遺跡散策

幻想的なロイクラトンの夜から一夜明けた土曜日の朝。
朝食前にスコータイ歴史公園まで散策に出かけました。

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昨夜はVIP用の駐車場となっていた正面ゲート前も、朝7時前には誰も停めている人がおらず、駐車することができました。

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正面ゲートはこんな感じです。


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この時間、ゲートは自由に出入りできる雰囲気で、ジョギングをする人や私たちのように朝の散歩をする人たちがちらほら。


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昨晩の喧噪と賑わいがまるで夢だったかのような、清々しい空気が漂っていました。

そう言えば、「スコータイ」というのはタイ語で「幸福の夜明け」という意味でした。


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ロイクラトン祭りのメイン会場のひとつ、マハータート寺院前の池では、使用済の灯篭(クラトン)やオイルランプを回収している人たちも。

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こうして朝のうちに会場を掃除して、フェスティバル最終日に備えているんですね。
(今年のスコータイ歴史公園内ロイクラトン祭りは、11月18日、19日、20日の3日間でした)



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マハータート寺院の仏像にお参りします。
スコータイの野ざらしの仏さまは、なんとも穏やかでのんびりした表情です。

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本堂跡脇にそびえる立像も、昨夜はライトアップされていくらか厳めしいお顔だったのが、今朝は朝日を浴びてのんびり顔に戻ってらっしゃるような。

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池に映る朝の遺跡も、静かでとても美しかったです。

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ラムカムヘン大王の記念碑まで歩いて行きました。
朝から熱心にお参りしているグループが。

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記念碑前の池には、昨夜浮かべられたおびただしい数の灯籠が残っていました。
その鮮やかさは、残骸でさえ美しかったです。

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朝のスコータイ遺跡の様子を動画にしてみましたので、良かったらご覧ください。


www.youtube.com





ホテルで朝食

1時間半ほど歴史公園内を散策した後、ホテルに戻りました。

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今回、スコータイでは2泊したんですが、1泊目と2泊目は別々のホテルでした。
(空室事情により)

1泊目に利用したのは、「スコータイ トレジャー リゾート アンド スパ」(Sukhothai Treasure Resort & Spa)というホテルでしたが、開放的で良いリゾートホテルでした。

スコータイ遺跡がある歴史公園からは4.5キロくらい距離があり、車やバイクがないとちょっときつい距離ですが、リゾートの周りには田園風景が広がっており、ゆっくり過ごすにはとてもいいホテルだと思います。


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ホテルの正面もこんな感じ。

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私たちが泊まった部屋は1番奥の棟で、フロントからゆっくり歩いて3分くらいでした。

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正面駐車場に車を停めて、プールや緑いっぱいの中庭を楽しみながら歩いてもいいし、宿泊棟の前まで車で行って駐車することもできました。


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プールもなかなかリゾート雰囲気満点で、ジムも併設されていました。

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朝ごはんは、ビュッフェスタイル。
Pink Lotus Restaurant というレストランでいただきます。

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それなりに種類も豊富で美味しかったです。

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ホテルの裏手には自家農園やちょっとした広場があって、その一角にある鮮やかなお馬さんたち(ペガサス?)の像が可愛かったです。

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なんとも味のあるお顔で。

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田園風景にも癒されました。

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<ホテル情報>
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スコータイ トレジャー リゾート アンド スパ
Sukhothai Treasure Resort & Spa

所在地:18/2 ถนน จรดวิถีถ่อง บ้านกล้วย เมือง สุโขทัย 64000
    18/2 Moo 4 Jarodwithithong Rd, T. Bankluay, Muang, Sukhothai 64000
TEL:055-611-555
URL:55 611555
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旧市街でフットマッサージ

ホテルで12時前までくつろいで、チェックアウト。

この日に宿泊するホテルのチェックイン時間にはまだ時間があったので、歴史公園近くのマッサージ屋さんにフットマッサージをしに行くことにしました。


昨日もあちこち歩き回ったし、久々の足マッサージが楽しみです。


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私たちが入ったのは、「グリーン・マッサージ」(Green Massage Shop / ร้านกรีน นวดเพื่อสุขภาพ)という店でした。


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タイパンツに着替えて、足を洗ってもらいます。
ここは足マッサージでもベッドに寝て受けるスタイルでしたが、すごく気持ち良かったです。
もちろん、担当者やその人との相性にもよると思いますが、とにかく私の担当してくれた人は上手でした。
ちなみに、友達は「なかなかうまかったけど、ちょっと痛かった」と言っていました。

腕のマッサージも、蒸しタオルを使ったヘッドマッサージも、もうとろけるくらい気持ちよくて、期待以上でした。

1時間でお願いしましたが、実質1時間15分くらい揉んでくれていましたね。
これで200バーツだったので、チップもはずんでおきました。


またスコータイに来たら、通ってみたいマッサージ屋さんでした。


<店舗情報>
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グリーンマッサージ
ร้านกรีน นวดเพื่อสุขภาพ
Green Massage Shop
所在地:สุโขทัยนคร 3  เมืองเก่า สุโขทัย 64210
    Sukhothainarcorn 3, Mueang Kao, Mueang Sukhothai, Sukhothai 64210
TEL:061-485-1517
時間:09:00-00:00
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クイッティアオ・スコータイ再び

マッサージを終えて、少し遅めのランチを取ることにしました。
マッサージ屋さんからすぐのところにある食堂で、スコータイ麺(クイッティアオ・スコータイ)を注文。
昨夜の夜食に続いて今回2回目です。

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まあ、スコータイに来ているのでね。

って、本当は、今回のスコータイ旅行では、カーオプーップ(ข้าวเปิ๊บ)という、布を張った蒸し器の上で作る米麺を食べてみたいと思っていたのですが、聞いてみると、このカーオプーップは、スコータイ県でもシーサッチャナライ郡の名物らしく、このあたりには売っている店はないとのことで、諦めてクイッティアオ・スコータイにしたんですけどね。



本命ホテル(Sriwilai Sukhothai)へチェックイン

足マッサージでリラックスして、スコータイ麺でお腹を満たしたら、2泊目のホテル「スリウィライ スコータイ(シーウィライ スコータイ)」(Sriwilai Sukhothai / ศรีวิไล สุโขทัย)へと移動です。
(実はこちらが本命でしたが、1泊目は満室でした)

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ここは、とても素敵なリゾートホテルでした。
スタッフはみんなタイの民族衣装を着用しているし、緑いっぱいの庭と白壁にオレンジ瓦のを基調とした落ち着いた建物。

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プールの雰囲気もすごく良かったです。

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宿泊棟の真ん中にある蓮池も素敵です。
この時は花の時期ではありませんでしたが、満開の時はさぞ綺麗でしょうね。

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部屋の中もシンプルながら、清潔で落ち着いた雰囲気が漂っていました。

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スコータイ(スワンカローク)は昔から陶器の町として有名ですが、洗面台も素敵な陶器で仕立てられていました。

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ロイクラトン祭りの間は、ホテルでディナービュッフェを行っているとのことで、私たちも予約しておきました。(1人390バーツ)

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<ホテル情報>
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スリウィライ スコータイ(シーウィライ スコータイ)
ศรีวิไล สุโขทัย
Sriwilai Sukhothai Resort & Spa
所在地:214/4 หมู่ 2 เมืองเก่า สุโขทัย 64210
    214/4 Moo 2, Mueang Kao, Sukhothai Thani, Sukhothai 64210
TEL:055-697-445, 094-194-4122
Email:info@sriwilaisukhothai.com
URL:https://sriwilaisukhothai.com/
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ロイクラトン祭り最終夜

17時。
夕暮れ時のスコータイ遺跡を見たくて、日が暮れる少し前に歴史公園へと向かいました。

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お気に入りのスポット、マハータート寺院前の池のところで、日が暮れて行く様子をタイムラプスで撮影しながら、刻々と色を変える空を1時間半くらいボケーっと眺めていました。

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日が傾くと池の中のランプに船で火を灯して回るのが、なんとも優雅で印象深かったです。

 
 
 
 
 
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最終日の夜は、夕暮れの様子と22時からの花火ショーを見ることに照準を当てていたので、日が沈み切った19時前に歴史公園を後にして、一旦ホテルのディナービュッフェを食べに帰りました。


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歴史公園の正面ゲート前に並ぶたくさんの屋台を通り抜けて車に戻り、ホテルまで。


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ディナーは、屋外の席で食べることに。
風がそよいでそれほど暑くはありませんでした。

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前菜的なものからメイン、デザートまでそこそこ種類があり、見た目もかわいく美味しかったです。

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お腹いっぱい食べたら、21時前に再び歴史公園のロイクラトンフェスティバル会場に戻りました。

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会場内を散策していたら、なんと、あのカーオプーップの麺を実演しているコーナーがあるではないですか!

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残念ながら、会場内での食べ物の販売は禁止ということもあり、あくまで作り方をデモンストレーションしているだけで、買って食べることはできませんでしたが、それでも作り方を興味深く観察させてもらいました。

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張った布の上に水に溶いた米粉をクレープのように広げて、その上にキャベツと米麺を乗せたら、竹で編んだ傘のような蓋をして少し蒸し、米粉の皮が蒸しあがったら、麺とキャベツを四角く包むように折り畳んで掬い上げていました。



22時。
最終日の花火をワット・マハータート寺院跡あたりから鑑賞しました。

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昨日から合計3回の花火ショーを見ましたが、何度見ても感動的でした。

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花火を堪能したら会場を後にしてホテルまで。

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スコータイ3日目に続きます。

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ではまた。