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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ほんわかメコン川クルーズとナコーンパノムの夜

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ナコンパノム(ナコーンパノム)県でやりたかったことのひとつが、メコン川クルーズでした。
VIP席で優雅なディナーのはずが、事情により、なんともローカルな風情のクルージングに…。
ナコンパノムの夜は不思議な情緒があって、町歩きも楽しかったです。


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メコン川クルーズ

その日、ブンカーン県からレンタカーでナコンパノムまでやってきた私たち。

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移動途中、メコン川クルーズの運行状況を確かめるため、連絡先を検索します。
(コロナ禍で変更や運休があるかも知れないので)


ナコンパノムのメコン川クルーズには2種類あって、ひとつは私営のディナークルーズ、もうひとつが地方自治体運営のこじんまりとしたクルーズなんです。

私営の方のディナークルーズ船は、いわゆる船上レストランのスタイルで、デッキのテーブルからメコン川の夕景や対岸ラオスの景色を眺めながら食事を楽しめます。

数百バーツ払えば、眺めの良いアッパーデッキのVIP席に着くことができるということなので、せっかくの旅行ですから、VIP席一択で心に決めていたんです。

 

クルーズの予約


というわけで、私営のクルーズ会社へ電話してみました。


え?今日は満席…?

まさかの展開に動揺。
VIP席はおろか、一般の席もないなんて…。

コロナ禍なのに?
コロナ禍だから?(国内旅行にシフトした?)

今晩の食事の予定があっさりと崩れ去りました



でも、せっかくナコンパノムへ来たんだし、メコン川クルーズだけでもと思い、
公営のクルーズの方に電話してみると、
予約はできないから早めに来たほうがいい。すぐ満席になる
とのこと。

それで、16時20分には船着き場に到着しましたが(17時出航)、それでももうギリギリで、ほぼ満席に近かったです。
あと数分遅かったら、席がなくなっているところでした。

学校が休みの期間は、余裕をもって早めに行った方がいいかも知れません。


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乗船・出航

このナコンパノム市(郡)が運営しているクルーズ船の乗船価格は、1人50バーツですが、事前にチケットを販売しているわけではなくて、とりあえず船に乗り込んで、後から徴収に来るシステムです。

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満席なのでタイ人家族連れと相席です。

で、周りのテーブルを見ると、ライオンマークの缶や串差しのルークチン(ミートボール)なんかがあるではないですか。

どうやら、この公営のクルーズ船にはレストランはないものの、1階デッキの端で缶ビールとか缶ジュース、つまみのルークチンなんかが売られているようです。
さっき船に乗り込んだ時は、2階席へとせかされたので気づきませんでした。

こんな時は、何も言わなくても考えることは同じ。
タイ友が財布片手に1階へ降りていきました。(ありがと!)
確か、ルークチンが1本10バーツ、ビールが50バーツだったと思います。

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ということで、出航を待ちながらさっそく乾杯!

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しばらくして、ルークチンが席まで運ばれてきました。
1本10バーツにしては、しっかりとした大きさで、味も美味しかったです。
まあ、雰囲気も加味されているとは思いますが、かなり幸せ。

予定していたディナーとは違ったけど、こんなほんわかしたクルージングもまた楽し。です。

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17時前、すでに座れる席には隙間なく押し込んだからでしょう、定刻より少し早く出航しました。
ゆっくり岸を離れて、まずは上流へと進んでいきます。

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先ほど訪れた、セント・アンナ・ノーンセーン教会が見えてきました。
ちょうど夕陽が沈む方向ですね。

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このあたりのメコン川は穏やかで、ゆったりと流れています。
対岸はお隣の国、ラオスです

いつも言っていますが、すぐ目の前に外国があるとうワクワク感はたまりません。
これも島国育ちの性でしょうか。

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教会を過ぎてしばらくすると、船は旋回して川下の方へ下っていきます。
心なしか、ラオス側に近い水面を走っているような感じがしました。

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白い月が東の空に浮かんでいます。

この辺りには、タイ側だってそれほど高い建物が立ち並んでいるわけではありませんが、それでも、ラオス側のほうがずいぶんのどかな雰囲気が感じられます。

一方、タイ・ナコンパノム側は日が沈んで黄昏色に。。。

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水を吐き出す黄金のナーガ像が見えてきて、約1時間のクルーズの終了です。
黄昏時のメコン川を満喫しました。

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ローカルな雰囲気満載のクルーズでしたが、これはこれで楽しかったです。

ディナークルーズは、またいつかナコンパノムに来られるよう、その日のためにとっておきましょう。


ナコンパノムの町歩き

ローカルクルーズを終えた後、そのままぶらぶら町歩きをすることにしました。
日が暮れた後のメコン川沿いは、心なしか艶めくような趣きです。

黄金のナーガ像

ナコンパノムと言えば、黄金のナーガ(蛇神)像。
船着き場からはほんの200メートルほどの距離です。

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世界的に有名な水を吐く伝説の生き物と言えば、シンガポールのマーライオンですが、こちら、ナコンパノムのナーガ像もなかなかどうして、マーライオンに引けを取らないくらい立派でした。
想像以上に『ぶわ~』っと豪快に水を噴き出しているのです。

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(四六時中水を吐きだしているわけではなく、時間は限定的のようです)




ナイトマーケット(ウォーキング・ストリート)

夕方になると、メコン川沿いの道に屋台が立ち並びだしました。
明かりの灯ったナイトマーケットは、縁日のような雰囲気で急に華やぎます。

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メコン川沿いの遊歩道は、キラキラのイルミネーション・トンネル。

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ウォーキングストリートの中ほどに、象徴的な時計塔がありました。
これはベトナム難民たちにより1960年に建てられた時計台で、ベトナムメモリアル時計塔(หอนาฬิกาเวียดนามอนุสรณ์ / Vietnamese Memorial Clock Tower)と呼ばれています。

一時期ナコンパノムに身を隠していたホーチミンのベトナム帰還記念およびタイとの友好の証として建てられたそうです。


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昔ながらの古い町並みに、赤い提灯というのが何とも異国情緒を醸し出していました。

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町のステーキ屋さん

 本当は、船の上でメコン川ディナーの予定が、ルークチンをあてにビールを飲んでしまったので、もう今夜はちゃんとしたご飯でなく、軽くつまむ程度でいいかなということで、町のはずれにあるステーキ屋さんに行ってみました。(どこが軽くだよ)

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ダーオ・ルアン・ステーキハウス」(Dao Rueng Steak House)という半オープンエアーなお店です。

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注文は、テーブルに置いてあるオーダー用紙に数量を書き込んで、店員さんに渡すシステムでございます。よくあるやつですね。
タイ語・英語併記なので、困ることはないと思います。

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価格もビーフが250〜320バーツ、チキンやポークステーキは90〜140バーツと、そこそこリーズナブルです。


とりあえず、ソーセージとリブアイを注文してみました。

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まあね、バンコクの高級ステーキハウスや日系レストランの肉みたいな柔らかさとかジューシーさとかを求めるとアレですが、というか、値段からして求めてはいけないのですが、地方の町のステーキ屋さんとして考えれば悪くはなかったです。

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噛み切るのにちょっと手こずりはしたものの、ちゃんと肉を食べている感がありました。

ナコンパノムの若者やファミリーが、週末や給料日後にちょっと食べに行こうみたいなお店なのかなあ。


<店舗情報>
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ダーオ ルアン ステーキハウス
ดาว เรือง สเต็กเฮ้าส์
Dao Rueng Steak House
所在地:18/1 ซอย อดุลยทาน ตำบล ในเมือง อำเภอเมืองนครพนม นครพนม 48000
    18/1 Soi Adunyathan, Nai Mueang, Mueang Nakhon Phanom, Nakhon Phanom 48000
TEL:088-061-9050
時間:17:00-22:00
定休日:日曜日
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ステーキを食べ終わったら、向かいにあるチャオクワイ(仙草ゼリー)のスタンドでミルクと黒蜜ときな粉をかけたチャオクワイを持ち帰りしてホテルへと向かいました。

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ホテルチェックイン

すっかり夜になってしまいましたが、ホテルに到着です。
今回利用したのは、町の中心部からは数キロ離れたメコン川沿いのホテル「The River Hotel Nakhonphanom」でした。

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このリバーホテルに決めたのは、メコン川の景色がきれいに望める場所にしたかったからなんですが、部屋に着いた時はもう真っ暗で、正直、景色はよくわかりませんでした。

せっかく奮発してこのホテルでは一番いいランクの角部屋にしたのにもったいない!(といっても5千円程度の部屋なんですが…。タイの地方のホテルは本当にまだまだお得に泊まれますね)



明日の朝、メコン川から昇る朝日を楽しみにしましょう。


<ホテル情報>
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ザ リバーホテル
The River Hotel Nakhonphanom

所在地:35/9 ถนน นครพนม - ธาตุพนม ตำบลในเมือง อำเภอเมือง  นครพนม 48000
    35/9 Nakhon Phanom - Thart Phanom Rd., Nai Muang, Muang, Nakhon Phanom 48000
TEL:042-522-999
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ザ リバー ホテル を agoda で探す



続きはまた次回に。


ではまた。