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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

タイ北部旅行プレー県のあれこれ(1日目:北東部から市内へ)

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前回に引き続き、年末に訪れたタイ北部旅行の続きです。
今回はプレー県で訪れたお寺やエリンギみたいな奇岩群なんかを紹介します。

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ワット・プラタート・プージェー

ナーン県を後にした私たちは、国道101号線を南下してプレー県に入ってきました。
最初に立ち寄ったのは山間にある古い寺院、ワット・プラタート・プージェー(วัดพระธาตุปูแจ)です。






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高台にある黄金の仏塔と布薩堂(本堂)は静かで美しく、回廊からは新しく建立中の白い大仏や集落ののどかな景色が見えました。

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お堂の軒に吊るされた風鈴の音が涼しげで、とても穏やかな時間が流れていました。

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エリンギの里「奇岩:ペ・ムアン・ピー」

プレー県の観光スポットのひとつとしてガイドブックやウェブサイトに掲載される奇岩群があります。

ペ・ムアン・ピー森林公園(วนอุทยานแพะเมืองผี)という、風雨の浸食により出来上がったキノコ型の奇岩群が立ち並ぶエリアです。


 


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イメージしていたのは荒涼とした砂漠っぽい場所だったんですが、実際には森林に突然現れるちょっとした谷みたいな感じです。
数分で周れるくらいの規模で、それほど広大な敷地でもありません。

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まあでも、エリンギみたいな奇妙な岩(砂岩)がボコボコ立っている景色は、それなりに面白いです。
この辺りを通るついでに立ち寄るのがいいと思います。

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公園駐車場横にある食堂でランチを食べることにしました。
ここのガイヤーンとソムタム、期待していなかったのに安くてすごく美味しかったです。

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隠れ里「バーン・ナークーハー」

エリンギの里(勝手に命名)の次に向かったのは、これまた私が勝手に隠れ里と呼んでいる大好きな村、バーン・ナークーハー(บ้านนาคูหา)でした。






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幹線道路から東に折れて山間の道を数十分進んだところにある小さな集落が、バーン・ナークーハーです。
この辺りは、タイでも有数の空気のいい場所だと言われています。
オゾンいっぱいなんだそうで、確かに山の空気はバンコクでは味わえないほど新鮮で濃い気がします。

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田畑の中にどーんと鎮座する大仏様。
竹で編んだ長い橋、山の間に浮かぶ雲、遠くに揺れる白い煙…。
タイに居ながらにして晩秋の日本を思い起こさせる、のどかでノスタルジックな風景でした。


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前回は水田の緑が美しく瑞々しかったですが、刈り取られた後の茶色い田んぼもまた良かったです。

www.manao.life



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この木造の礼拝堂は、前回来たときはなかったような。。。

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帰りに、緑の揚げせんべい(カーオクリアップ:ข้าวเกรียบ)をお土産で買いました。

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この緑色は、このあたりの特産である淡水海苔(タオ:เตา)の色です。
海苔の味がするかと言えば微妙ですが、カーオクリアップが好きなのでマイペンライ。(笑)



プレーの名刹「ワット・プラタート・チョーへー」

ナークーハー村の次に向かったのは、「このお寺を参拝しなかったらプレーに来なかったのと同じ」と言われるくらい有名なワット・プラタート・チョーへー寺院(วัดพระธาตุช่อแฮ)です。

プレー県東の山麓にある小高い丘のような場所に建つ寺院で、タイの王室仏教寺院第3級にも指定されている名刹です。


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年末ということもあってか、たくさんの参拝者がいました。

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プレーを一望できる「ワット・プラタート・ドーイレン」

ワット・プラタート・チョーへーからさらに東の山へ入っていった場所に、ワット・プラタート・ドーイレン(วัดพระธาตุดอยเล็ง)という山寺があります。

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ここは、私のお気に入り寺院のひとつでもあり、展望台からはプレーの山並みや市街を一望することができます。
特に朝や夕方の刻々と空が色を変えていく様子は絶景で、何度見ても癒されます。

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この日は、境内のちいさなカフェスタンドでドリンクを注文して、ゆっくり日が暮れるのを鑑賞しました。

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夕暮れのプラタート・ドーイレンから撮影したタイムラプス、良かったらご覧ください。


なお、寺院手前はかなり急な坂道となりますので、運転にはご注意ください。







インディーな激旨レストラン「S.rimyom」

プレー市内のホテルにチェックインした後、この日の夕飯は、Googleマップでたまたま見つけた店に行ってみました。

S.rimyom(แสงริมยม แพร่)という、なんとなくインディーっぽいお店で、レビュー評価が割と良かったんですが、行ってみて納得!
料理がどれもすごく美味しくてびっくりしました

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店の雰囲気は、外壁のない屋根の下にバーカウンターとテーブルがあるだけの、簡素ながら若者ウケしそうな隠れ家っぽいお店

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メニューもシンプルで、料理の種類(調理法)がざっくり書いてあるだけです。
例えば、「胡椒炒め」とか「バジル煎り」とか「トムヤム」とか。

しかも、値段も書いていないので、どうしたらいいかわからずちょっと固まっていると、この店の店長兼調理人の青年が注文を聞きにきました。

基本的には、こちらが食べたいものの調理方法あるいは素材(野菜とか肉とか)を言うと、オススメの材料や調理方法を提案してくれるスタイルのようです。


唐辛子と塩で煎った味付けの料理(クア・プリック・クルア)が食べたいというと、エビをおすすめしてくれたり、スパイシーじゃない野菜が食べたいというと、クリスピーポーク入りのオイスターソース炒めを提案してくれたり。


対応がすごく丁寧で好感が持てたので、ほぼお任せ状態でおすすめに従いました。
結果、本当にどれも美味しかったです。


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ウー・クラーン(เอ่อกลาง)
聞いたことのない料理名(この店オリジナルか)でしたが、豚肉のスライスのヤム(ピリ辛和物)のような味付けでさっぱりしていて美味しかったです。


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クン・クア・プリック・クルア(กุ้งคั่วพริกเกลือ)
ぷりぷりのエビと唐辛子と塩のシンプルな味付けながら、これ、めちゃくちゃ美味しかったです。
揚げニンニクがすごくマッチしていました。



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パット・パック・ナムマン・ホイ・ムー・グロープ(ผัดผักน้ำมันหอยหมูกรอบ)
オイスター炒めの野菜だけでも十分美味しかったんですが、おすすめのムー・グロープ(クリスピーポーク)が外はカリカリで中はジューシーで最高でした。
また、カリフラワーやヤングコーンなどの野菜が軽く焼いて(煎って?)から炒めてあるので、べちゃっとしておらず歯応えもあって美味しかったんです。


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トムヤム・ガイ・ナム・コン(ต้มยำไก่น้ำข้น)
鶏肉のトムヤムスープ。
鶏肉がとても柔らかくて美味しかったです。
トムヤムの味付けも私の好みでした。

以上、みんな美味しかったし、一品の量もそこそこ多かったので、2人で満腹になりました。

お会計は全部で600バーツと、このレベルの料理で価格的にも十分満足しました。


ちなみに、こんな美味しい料理は誰が作っているのかと尋ねたら、青年自身と青年のお母さんがふたりで厨房に立っているのだそうです。

お母さんは昔から料理が上手で、その味で育った息子さんも食べることが大好きになり、こうして自分の店を開くまでになったんですね。
どうりで、接客にしても調理にしても、料理に対する愛情のようなものが感じられたわけだ。なんて思ってしまいました。




<レストラン情報>
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セーン リムヨム プレー
แสงริมยม แพร่
S.rimyom
所在地:ตำบล ในเวียง อำเภอเมืองแพร่ แพร่ 54000
    Nai Wiang, Mueang Phrae District, Phrae 54000
TEL:082-426-5294
時間:18:00-00:00
URL:https://th-th.facebook.com/rimyomlamp/
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屋台街散歩「ローティー」

夕飯を食べた後、ホテルに戻る前に町(旧市街)の中心部にある屋台街を散歩しました。

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田舎町の夜市(ตลาดโต้รุ่ง)は、ほどよい活気があっていいですね。

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年末のプレーは夜風も涼しくて、夜の散歩にはうってつけの気候でした。



夕飯でお腹いっぱいだったにも関わらず、屋台のローティーを買うタイ友。
ホテルの部屋で食べるのだそう。
(絶対太るやつ。笑)

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ということで、プレー県の1日目は終了。

続きは、次回に。


ではまた。