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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

タイ北部旅行プレー県のあれこれ(2日目:市内から西部ローン郡へ)

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プレー県滞在2日目は、貴族の邸宅など市内の観光スポットを数か所回ってから、西側の山を越えてローン郡へ。メルヘンなバーンピン駅を訪れたり独特な造形の木彫仏たちを参拝しに行ったりしました。



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立ち入り禁止の「クム・ウィチャイラーチャー」

プレー県2日目の朝、ホテルをチェックアウトをしてからかつての地元有力者(貴族)の邸宅跡を3か所回ってみることにしました。

最初に訪れたのは、クム・ウィチャイラーチャー(คุ้มวิชัยราชา)という邸宅です。

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ただ、こちらは改築予定なのか、敷地内への立ち入り禁止となっていたため、外からの見物のみとなりました。

前回来た時(2020年)は、屋敷内には入れなかったものの、敷地内に入って写真を撮った記憶があります。





ピンクがかわいい「クム・ウォンブリー」(博物館)

次に向かったのは、クム・ウォンブリー(คุ้มวงศ์บุรี)という邸宅です。

ここは、Vongburi House Museum(ウォンブリー博物館)として公開されており、3つの邸宅の中では唯一入場料(30バーツ)が必要でした。

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前回のプレー旅行では立ち寄らなかったので、今回初訪問です。
白にピンクを基調とした建物がとてもキュートで、西洋とタイスタイルがミックスした興味深い建物でした。

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邸宅前の駐車場に植えられている木(チョンプーパンティップ)のピンクの花が、建物とマッチして見事でした。

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貫禄の「クム・チャオルアン」

邸宅巡り3つ目は、プレー県庁近くにあるクム・チャオルアン(คุ้มเจ้าหลวง)です。
ここは前回も訪問していますが、タイ友は初めてということで再訪しました。


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クム・チャオルアンは白に薄い緑を基調とした色使いですね。
3つの中では一番大きく、前庭(ロータリー・車寄せ)も立派で堂々とした佇まいです。


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洒落た洋館風邸宅なんですが、規則を破った使用人たちを閉じ込める牢屋がお屋敷の下にあったりするんです。
邸宅の床には、使用人たちを監視する覗き穴なんかもあったりして、なんとも。。。


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(写真ブレブレですが…)








古民家食堂でアイスクリーム「HOM 2493」

プレー市内最後に訪れたのは、前回ランチを食べてとても美味しかった古民家食堂「HOM 2493」です。

私が気に入ったお店なので、タイ友にも紹介したかったのです。
ただし、朝ご飯はホテルで食べてきたし、ランチには少し早かったので、ここでは自家製ココナッツアイスクリームだけをいただきました。

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前回来た時も人気のレストランでしたが、その時はまだコロナ禍で多少制限があったこともあり、そこまで混みあっているわけではなかったのですが、今回は年末の旅行シーズンということもあって、満席の大繁盛という感じ。

私たちはガッツリ食事ではなかったので、壁際のカウンター席に座りました。
ココナッツアイスクリームは、甘すぎず、優しい味わいで美味しかったです。

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隣には、どこかで見たことのある3列シートが。。。

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これ、コロナ禍真っただ中に、タイ航空が少しでも売り上げをということで、機体のシートを限定販売したやつですね。
あっという間に売り切れたというようなニュースも見たような気がしますが、そのうちのひとつがこんなところに。(笑)




ドイツとタイが融合したかわいい駅舎「バーンピン駅」

プレー市街西側にある山を越えて、ローン郡へとやってきました。

まずは、タイでも有数のかわいらしい駅、バーンピン駅(สถานีรถไฟบ้านปิน)へと向かいます。

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バーンピン駅は、1914年に開業した、タイで唯一、バイエルン地方(ババリア州)のティンバーフレーミング(木骨造)という工法で建てられた駅舎があるのです。
ドイツとタイ様式が融合したとてもかわいらしい建物です。

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12時過ぎ。
チェンマイ発バンコク行きの列車が到着しました。

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のどかで平和な風景でした。





「カノムセン・ナムヨーイ」再び

かわいい駅を見学し終わったら、ランチタイム。
前回食べて美味しかった、ローン郡名物のお店へ。
タイ友にも食べさせてあげたかったんです。

カノムセン・ナムヨーイ(ขนมเส้นน้ำย้อย)

<店舗情報>
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カノムセン・ナムヨーイ・メー・ラーン
ขนมเส้นน้ำย้อย แม่ลาน
所在地:Ban Maelan, Huai O, Long District, Phrae 54150
    บ้านแม่ลาน ต.ห้วยอ้อ อ.ลอง จ.แพร่ 54150
TEL:089-669-3932
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カノムセンというのは、いわゆるカノムチーンのことなんですが、この店の麺は茹でたてのツヤツヤでツルツル。
とっても美味しいのです。


訪れた時間帯は、ちょうど週末のピークということもあって、店内満席状態。

「麺のスープ(かけダレ)がほとんど売り切れそうなの。あるもので準備してもいい?」

と店員さんが申し訳なさそうに言うので、お任せすることにしました。


サイドメニューのトウモロコシのソムタムや鳥かわの揚げ物なんかも注文しながら、待つこと数分。

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やってきました。
相変わらずツヤツヤの出来立て麺が美味しそうです。

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結局、スープもちゃんと2種類用意してくれました。


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茹で野菜やプリック・ナムヨーイ(乾燥唐辛子、揚げニンニク、揚げ赤玉ねぎをミックスした当店オリジナルのふりかけみたいなもの)も乗せていただきます。


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やっぱり美味しい!
友人も喜んでくれたし、よかったよかった。

ちなみに、これ全部とコーラ2本込みで133バーツ(約500円)です。

ごちろうさまでした!





タイの円空仏!?「ワット・シードーンカム」

お腹がいっぱいになったら、私が大好きな木彫の仏様に会いに行くことにしました。

ワット・シードーンカム(วัดศรีดอนคำ)寺院は、第二次世界大戦時に米軍から落とされた不発弾を利用した鐘があることでも有名です。

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この鐘がまたいい音がするんですよね。

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本堂はあいにく閉まっていたので、博物館になっている建物へ、お目当ての木彫仏を拝みに行きました。


このお堂(博物館)には、私が勝手に「タイの円空仏」と呼んでいる鉈(なた)で彫られた仏像が安置されています。

前回お参りした時に、すっかり魅了されてしまいました。

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こちらがそのプラチャオ・プラートー(พระเจ้าพร้าโต้)です。
独特の表情や佇まいがとても好きなんです。


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館内に展示された千体木仏(พระเจ้าไม้ปั๋นต๋น = พระเจ้าไม้พันองค์)も、相変わらず美しかったです。

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<寺院情報>
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ワット・プラタート・シードーンカム
วัดพระธาตุศรีดอนคำ
Wat Phra That Sri Don Kham
所在地:43 ทางหลวงชนบท แพร่ 3030 ตำบล ห้วยอ้อ อำเภอลอง แพร่ 54150
    43 Rural Road Phrae 3030, Huai O, Long District, Phrae 54150
TEL:054-581-278
駐車場:あり(無料)
参拝・博物館:無料
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以上で、プレー県の観光は終了。

今回2度目のプレー県でしたが、やっぱり大好きな町でした。
自然豊かで美しい寺院も多く、町の素朴であたたかな雰囲気や美味しい料理など、魅了される要素がたくさん。
また必ず来るぞと思いながら、この後チェンマイへと向かいました。


ではまた。