siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

静かなスリンの夜とミツバチの宿

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初めてのスリン県訪問。
コロナ禍ということもあってか、全体的に静かな印象を受けました。
イサーン料理に舌鼓を打ったあと、お堀沿いの公園イベントへ。
ふと昔懐かしい町内会の夏祭りを思い出しました。


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イサーン料理食堂【タイ・ラーオ】

巨大なカメと博物館を見学した後は、一路スリン市内へ。

予約していたホテル「セブン・ビー・ブティックホテル」にチェックインして、さっそく夕飯を食べに行くことにしました。

最初に予定していた店に着くと、なんとクローズ!
仕方ないので、Googleマップでタイ料理やイサーン料理をメインに探してみます。

そして目星をつけたのが「タイ・ラーオ」というイサーン料理屋さん。
さっきまでいたスリン国立博物館の近くでした。
そこまで行って店が閉まっていたら嫌なので電話をしてみたところ、「やってますよ」と。
私も学習するんです。笑

イサーン料理はおしゃれなレストランよりも屋台や食堂の方が美味しいよね!
という観念があるので、はじめての店へ行くときは、半分ワクワク半分ドキドキしながら行くのが常なまなおです。

やってきたお店はこんなところでした。

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「タイ・ラーオ(=ラオス)」という名前からして、本場のイサーン料理が期待できそうです。

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なかなかの食堂っぷりです。
誰もお客さんはおらず、おばちゃんと子供が退屈そうにテレビを見ています。
私たちが席に着くと、子供がメニューを持ってきてくれました。

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お腹が空いていたので、思いつくままに数品注文してみました。


のですが。。。
すっかり忘れてました、地方の一皿って量がすごいことを。
バンコクじゃお皿にちょこっとしか盛られてなかったり、肉も数切れほどっていうのがほとんどなんで、その感覚で注文したらえらいことになりました。

写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、野菜もドーンで、カオニャオなんて1個がバンコクの3倍くらいの量だし、スープときたら4~5人用じゃない?と思うくらい。(いや、たぶん4~5人用)

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そして、みんな容赦なく辛い!!!
美味しかったんですけど、大汗かきながら食べましたよ。

 

 

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タム・ラーオ(ตำลาว)
ラオス風ソムタムですね。発酵魚調味料「プラ―ラー(ปลาร้า)」も入っているので、苦手な人もいるかもしれませんが。。。


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ムー・ナムトック(หมูน้ำตก)
イサーン料理の定番のひとつ。間違いなく美味しいです。


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スップ・へット(ซุบเห็ด)
前回ウドンタニーでスープと間違えて恥かいた「スップ」というイサーン風ナムプリック合えみたいなもの。キノコのスップにしてみました。
ウドンタニーで食べて以来、好きになりました。


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オーム・ムー(อ่อมหมู)
ハーブたっぷりのイサーンスープ。辛くて美味しいんです!


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プラーサリット・トート・グラティアム(ปลาสลิดทอดกระเทียม)
サリットという魚のニンニク揚げ。カリカリしていて美味しかったです。
この1品だけはまったく辛くなかったので、箸休め的に食べました。笑


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もう動けないくらいに満腹になりましたが、どうにか完食。
どれも平均的に美味しかったです。


あ、結局、最初から最後まで私たち以外には誰もお客さんはいませんでした。
コロナ禍でどこも閑散とした雰囲気でしたね。


<店舗情報>
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タイ・ラーオ
ร้านอาหาร ไทย-ลาว
Thai-Lao
所在地:273 หมู่18 ตำบล เฉนียง อำเภอเมืองสุรินทร์ สุรินทร์ 32000
    273 Moo 18, Chaniang, Mueang Surin District, Surin 32000
TEL:085-490-5707
時間:08:00-20:00
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プラヤー・スリン・パックディー記念碑

スリンの中心部へと戻ってきました。
スリン最初の領主である、プラヤー・スリン・パックディー・シーナロン・ヂャーンワーンという人物の記念碑があるロータリー付近に駐車して、町中を少し散策することに。

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このプラヤー・スリンパックディーという人こそ、スリン県の名前の元となった人物で、アユタヤー王朝末期からラタナコーシン朝(チャックリー王朝)初期にかけて活躍しました。

プラヤー・スリンパックディーは、もともとピマーイあたりで象の扱いに長けた集団のリーダーで「チアンプム」という名前でした。
アユタヤー王朝最後の王、スリヤートアマリン王(エーカタット王)の逃げた白象の捕獲に貢献したことから重用され、官位と欽錫名「ルアン・スリンパックディー」を授かります。
後に、プラターイサマンという町(現在のスリン)へ移住します。
ラーマ1世の時代に、プラターイサマンは彼の欽錫名にちなんでスリンと改名され、プラヤー・スリンパックディーは、知事として任命されました。

一介の象使いのリーダーから一国(ムアン)の領主へと上りつめるなんて、すごいですね。

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スワン・ラック公園

プラヤー・スリンパックディー記念碑があるロータリーのすぐ隣に、「スワン・ラック・パーク(สวนรักปาร์ค)」という公園があります。

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お堀みたいな池沿いに緑地があり、その一角でイベントが行われていました。
ステージではクイズやくじ引き的なものが行われており、食べ物や飲み物の屋台も出ていたので、なんだか日本の町内会の夏祭りのような雰囲気でした。

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人出もまばらなところがまた、町内会のイベント感。。。笑

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でも、お堀沿いの夜風に吹かれながら歩いていると、なんとも懐かしいような心地いい気分になりました。

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スリンの宿【セブン・ビー・ブティックホテル】

今回、スリンで宿泊したホテルは、町中にある可愛らしいホテルでした。

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セブン・ビー・ブティックホテル(SEVEN BEE BOUTIQUE HOTEL)


今時の簡素なブティックホテルでコスパがよかったです。

入り口ではちゃんと検温とアルコール消毒してチェックイン。


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部屋も明るくて清潔、必要最低限のものは揃っていました。


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一泊、ほとんど寝るだけの滞在なので十分満足です。


朝食は、コロナ禍ということもあり、オーダー制でした。
確か、アメリカンブレックファースト、お粥、クイッティアオ(麺)、ガオラオ(麺なし)なんかから選べたと思います。

私は、ミートボール(つくね)が入ったガオラオを注文してみました。
サラダ菜?がたっぷり入っていてシャキシャキして美味しかったです。
あんなガオラオ初めて食べたかも。。。


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時期にもよるとは思いますが、1泊1000バーツ以下(600〜800B程度)で泊まれるのはいいですね。


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タイ全県制覇計画(スリン県追加)

ただいま「タイ全土1都76県制覇を成し遂げよう!計画」進行中です。


今回、初めてのスリン県追加となりました。
パチパチパチ〜!
スリンはまた象祭りで訪れたいなあ。


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これで1都76県中1都57県制覇。
残るは19県です。



ではまた。