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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

【要注意】インドネシアはカメラ三脚を機内持ち込みできない!?

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先日、インドネシアのジョグジャカルタ空港保安検査場で、コンパクトなトラベル三脚でさえ機内持ち込みが認められず、一旦チェックインカウンターに戻って受託荷物(預け入れ荷物)にするよう命じられました。

日本の基準や他国での経験と違って困惑してしまいましたが、インドネシアでは三脚の機内持ち込みが非常に厳しいということをお知らせしたいと思います。



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インドネシア発のフライトは要注意!

今回のアクシデントは、バンコクからインドネシアの世界遺産ボロブドゥール寺院観光へ行った帰りのフライトで発生しました。

ジョグジャカルタ空港(YIA)の保安検査場で、私の機内持ち込み手荷物が引っかかったのです。

係官は「三脚は機内持ち込み禁止です」と言います。
どうやら、リュックの中に入れていた45cmほどのトラベル三脚がNGだったようです。

日本の大手ANAやJALの規定では、折りたたんだ状態で60cmを超えない三脚は機内持ち込みOKとなっているし、今までタイ国内フライトでもマレーシアやベトナムなどの近隣諸国のフライトでも、コンパクトな三脚の機内持ち込みが問題になったことがなかったので、戸惑ってしまいました。

「このサイズの三脚でもダメですか?」と聞いてみましたが答えはノーでした。
インドネシアのルールだから」と。


インドネシアのルールということであれば、従うしかありません。
一旦外に出て、エアアジアのチェックインカウンターで三脚を受託荷物として預けることになりました。

ちなみに、400,000ルピア(約3,800円)の出費でした。とほほ...


 

そう言えばバリ島でも…

先ほど、三脚の機内持ち込みで問題になったことはなかったと書きましたが、そういえば、一度だけありました。

昨年訪れたバリ島からの帰り、デンパサール空港(ングラ・ライ国際空港)の荷物検査で「三脚が入っている」と指摘されたのでした。

その時は、サイズの問題なんだろうと思って「これは持ち込みできるサイズなんですよ」なんて自信満々に答えて、なんだかよくわからないまま検査場を後にしたのです。

今思えば、無知って恐ろしい(無敵ともいう)のですが、おそらく、その時はモニターを見て指摘した係官とバッグを開けて検査した係官が別の人で、私のあまりにも堂々とした態度に相手も押し切られたのかも知れません。
もしかしたら新人さんだったのかも。
インドネシアのルールだったのに、知らなかったとはいえ、ごめんなさい。

あれ?
でも待てよ…と。

その後、今年の2月にインドネシアブロモ山へ行った時は、スラバヤ空港で同じトラベル三脚を機内持ち込みリュックに入れていたにもかかわらず、保安検査場で何も言われなかったんですよね。

このルール、インドネシアの全空港ではないのでしょうか?
あるいは係官の判断によるとか?
もっとも、たまたま見落としただけの可能性もありますが。


いずれにしても、インドネシア発のフライトでは、大きさに関わらず三脚の機内持ち込みはしない、できないと考えたほうがよさそうです


三脚持ち込みに関する情報

たぶん私の検索の仕方が悪くて、インドネシアにおける三脚の機内持ち込み制限(禁止)に関する公式な情報を見つけることができていないのですが、三脚が持ち込めなかったというレビューや注意を促すサイトはいくつかありました。


www.facebook.com

clubsnap.com



なお、インドネシアのフラッグキャリアであるガルーダインドネシア航空の日本語サイトを確認してみると、制限製品として、機内持ち込みを禁止する項目(受託手荷物のみ可)の中で、カメラの三脚と特定した記載は見当たりませんでしたが、鈍器として自撮り棒が挙げられていたので、三脚もそれに準ずるということなのでしょうね。
(もっとも、これは航空会社の規定であり、インドネシアのルールとは言い切れないのですが)

お手荷物について - Garuda Indonesia

 

制限製品

以下の製品は機内へお持ち込みいただけません。受託手荷物でのみお預りします。

1. 先端がとがった武器や刃物類:斧、手斧、矢とダーツ、アイゼン、ピッケル、アイスピック、全ての刃物(折りたためるタイプのものやポケットナイフや医療用メスなど)、肉包丁、なた、剣、短剣、カミソリ刃、ハサミ、手裏剣、工具類(ドリル、ボックスカッター、のこぎり、ハンマー、スクリュードライバー)その他先端のとがったもの。
※全ての先が尖った品物や刃物類はきちんと鞘などに納めるか、厳重に梱包し、受託荷物係員などが怪我をしないようにご注意ください。

2. 鈍器:スポーツ用品(野球用バット、ビリヤード・スヌーカー用キュー、クリケットバット、ゴルフクラブ、ホッキー・ラクロス スティック、テニス・バドミントン・スカッシュなどのラケット、こん棒、バトン、釣竿、カヤックやカヌーのパドル、自撮り棒(セルフィー棒)、武術器具(けんつば、ヌンチャク、こん棒、脱穀ざお、クバトン)その他同じような用途のもの。

3. 武器:ペレット銃、散弾銃(弾丸なし)、クロスボウ、銛、槍銃、唐辛子スプレー、レプリカおよび模造武器、エアソフトガン(ガス抜きされたもの)、カタバルト(パチンコ)など似た用途のもの。

https://www.garuda-indonesia.com/jp/ja/garuda-indonesia-experience/on-ground/baggage/index より一部抜粋

 

 

もし、インドネシア当局や空港管理会社などが、公式にアナウンスをしているサイトをご存知の方いらっしゃったら、教えていただけると幸いです。


乗り継ぎ空港での入出国が必要に…

今回、自分の知識不足からインドネシア発のフライトで三脚の機内持ち込みを拒まれ、預け入れ荷物に入れ直すことになったのですが、追加の出費は仕方ないにしても、荷物を預けることによるその後の手続きのしんどさの方が辛かったです。

というのも、以下の事情があったからなんですが。。。

今回の旅行では、私はエアアジアを利用してマレーシアのクアラルンプール(KL)経由でインドネシアのジョグジャカルタまで行ったわけです。
しかも、事情によりバンコクからKLまでの往復チケットと、KLからジョグジャカルタまでの往復チケットとを別々で手配していました。(別切りチケット

つまり、別切り航空券のため、帰りのジョグジャカルタで預けた荷物はスルーでバンコクまで運んではくれず、一旦マレーシアのKLIA2空港で入国して荷物をピックアップしてから再度出国するという手続きが必要になったのです

本来、別切りチケットであっても預け入れ荷物のピックアップがなければ、KLIA2空港で入出国する必要はなく、空港内で国際トランスファーゲートから乗り換えが可能なので楽ちんだったのですが(行きはそうでした)、2時間ちょっとの乗り継ぎ時間で入国荷物受け取り・再度出国というのを行わなければならないのは、考えただけで憂鬱になりました。
もし最初のフライトがディレイしたらさらに厳しくなるし、入出国審査が混んでいたら間に合わないかもしれません。

幸い、その日のフライトに遅延はなく、入国審査もスムーズで、出国審査も保安検査場も空いていたため、わりと余裕で乗り継ぎができたので助かったのですが、空港内を走りまくって疲労困憊しました。
(その日は、たまたま飛行機を降りてから約1時間で次のフライトの搭乗ゲートに着きましたが、これはかなり運が良かったからだと思っています)


ちなみに、KLIA2空港では、経験上マレーシアでこのサイズの三脚の持ち込みを問題にされたことがなかったので、三脚を預け入れ荷物にはしていません。
実際、保安検査でも何も言われませんでした。
(出国直後の検査でも搭乗直前の検査でも)


KLIA2で別切りチケットでの乗り継ぎ方法に関しては、以下の記事をご覧ください。

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また、過去のインドネシア旅行の記事もよかったらご覧ください。

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おわりに

このたび、インドネシアではコンパクトなカメラ三脚でも機内持ち込みができないことを学習しましたが、三脚の機内持ち込み可否については、インドネシアだけに限らず、国によって、航空会社によって(空港によって?)ルールが異なることがあるようなので、事前に確認することをおすすめします。

今回の私のミスが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

ではまた。