タイの寒季(乾期)にチャオプラヤー川沿いで催される華やかなイベント「ウィジットチャオプラヤー」(Vijit Chao Phraya)が今年も開催中です。
ラーマ8世橋、ワット・アルン、アイコンサイアム、アジアティークなどいくつかのスポットがあるのですが、その中でもメインスポットのひとつ、ラーマ1世橋(通称サパーンプット/メモリアルブリッジ)へ今年も行ってきました!
すごい迫力の美しい花火が打ち上げられ、会場近くではお祭り屋台のような出店がたくさんあって、とても楽しかったです。
華麗なるチャオプラヤー
私も含め、よく「Visit Chao Phraya」(ビジット・チャオプラヤー)と勘違いしてしまうのですが、正しくは「Vijit Chao Phraya」で、タイ語では「วิจิตรเจ้าพระยา」(ウィジット・チャオプラヤー)と言い、「華麗なチャオプラヤー」というような意味合いの言葉です。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、その名前の通り、チャオプラヤー川沿いのスポットがライトアップやプロジェクトマッピングなどで華やかに浮かび上がり、普段とは一味違う美しい景観となるので、ぜひこの期間中に訪れてみてください。
【開催期間/日時】
2023年12月1-2日、7-9日、15-16日、22-23日、29-30日
※ラーマ1世橋での花火は20:45~
詳細は、タイ政府観光庁(TAT)のFacebookでご確認ください。
https://www.facebook.com/vijitchaophraya2023
(https://www.facebook.com/vijitchaophraya2023 より)
去年の様子もよかったらどうぞ。
お祭り屋台
今年、私はラーマ1世橋のトンブリー側(チャオプラヤー川西岸)で花火を見ることにしました。
去年はチャオプラヤー川の東側で見ていたんですよね。
トンブリー側もなかなか楽しそう。
付近には食べ物屋台がずらっと軒を並べ、まるで夏祭りのような賑わいです。
通りの一角にはステージがあり、そこでタイの演歌(ルークトゥン)歌手やダンサーたちが会場を盛り上げていました。
豪華!打ち上げ花火
人混みの中を進み、川沿いの歩道に出ました。
既にたくさんの人がスタンバイしています。
ラーマ1世橋で行われる光と音楽のショーやメインイベントの打ち上げ花火を鑑賞するためです。
私も隙間に入れてもらい、ショーの始まりを待ちます。
ライトや光線を使ったショーもなかなかよかったのですが、まあこれは前座みたいなものですかね。
午後8時45分、いよいよ花火ショーが始まりました。
いやー、すごかったですね。
イベントの花火とは思えないような豪華さでした。
もう花火大会レベルじゃない?ってくらい。
もっとも、時間的には10分程度なんですが、バンバン打ちあがるので圧巻でした。
花火が終わってみんなが帰り支度を始めた時、隣のおばちゃんが話しかけてくれました。
おそらく地元の方なんでしょうね。
「あなた、今日初めて?」
「はい、今年は初めてです」
「なら、チョークディー(ラッキー)だったわね。先週はこれほど打ちあがらなかったのよ。首相が見に来てるから気合入れたんだわ、きっと」
「そうなんですね!とてもきれいで感動しました」
おばさんが言うように、この日(12/7)が特別豪華だったのか、この先もこのレベルの花火が打ち上げられるのかはちょっとわかりませんが、年末に向けてどんどん盛り上がっていくといいですよね。
12月いっぱい、毎週末開催されていますので、まだまだ訪れるチャンスはあります。
都合の付く方はぜひお出かけください。
以上、現在絶賛開催中のイベント、「ウィジット・チャオプラヤー2023」の花火に腰抜かした話でした。
ではまた。