こんにちは、まなおです。
今日は11月11日。
ネット通販のLAZADAやShopeeをはじめ、いろんなところで11.11セールが開催されています。
私も誘惑に勝てず、深夜からいろいろポチってしまいました。
さて。
今回は、リベンジで挿し木したイチジクの苗のその後の様子をお伝えします。
前回挑戦した挿し木は、結局、全滅という悲しい結果に。
今回、その悔しさと反省を活かして挿し木に再挑戦してみたわけですが、果たしてどうなったでしょうか。
前回までの経過(おさらい)
まずは、おさらいを兼ねて、今までの経緯を簡単に写真で紹介します。
今回は、カドタ(Kadota)とクアンティコ(Quantico)という2品種の枝を挿し木しています。
実験も兼ねて、4種類の土を準備しました。
1. 鹿沼土(細粒)のみ
2. 鹿沼土(小粒)+ピートモス
3. ピートモスのみ
4. 椰子殻+腐葉土+牛糞+赤玉土+ゼオライト(培養土)
それぞれの土にカドタとクアンティコを1本ずつ挿しました。
また、上記、2の土に発根促進剤(ルートン)を塗ったカドタの枝も1本プラスして、全9本でスタートです。
◆2021年10月10日
挿し木スタート。
◆2021年10月16日(6日後)
芽が動いてきたものがちらほら。
◆2021年10月24日(14日後)
9本中8本に芽吹きを確認。
その後の経過
そして、ここらからがその後の様子です。
◆2021年10月31日(21日後)
葉が広がってきました。
この時点で、いくつかの挿し穂に発根が確認できました!
・鹿沼土(細粒)のみ
カドタ・・・発根
クアンティコ・・・未発根
※未発根と書いているのは、あくまで私が目視で確認できなかったもののことで、見落としている可能性や、プラスチック容器の側面まで達していないだけで発根している可能性もあります。
・鹿沼土+ピートモス
カドタ・・・発根
クアンティコ・・・未発根
・ピートモスのみ
カドタ・・・発根
クアンティコ・・・未発根(1週間前は芽が動き出したように感じましたが、芽の動きも止まってしまったようです)
・培養土(ミックス)
カドタ・・・未発根
クアンティコ・・・未発根
・鹿沼土+ピートモス+発根促進剤塗布
カドタ・・・発根
ざっくり、カドタは発根率がいい(5本中4本発根)半面、クアンティコはこの時点で1本も発根が確認できませんでした。
◆2021年11月6日(27日後)
芽を出したものはさらに葉を広げ、発根していたものは根の成長も進んでいました。
・鹿沼土(細粒)
カドタ・・・根が成長
クアンティコ・・・未発根
※比較のために、10/31の写真(左)と11/6の写真(右)を並べておきます。
・鹿沼土+ピートモス
カドタ・・・根が成長
クアンティコ・・・未発根
・ピートモスのみ
カドタ・・・根が成長
クアンティコ・・・未発根(芽の動きは完全に止まってしまった)
・培養土(ミックス)
カドタ・・・未発根
クアンティコ・・・未発根
・鹿沼土+ピートモス+発根促進剤塗布
カドタ・・・根が成長(さすが発根促進剤の威力!?)
まとめ
◆2021年11月11日現在(32日目)
今朝、発根状況を確認したところ、ほぼ11月6日の時点と変わりありませんでした。
よって、ひとまず、現時点での発根確認状況を表にまとめておきます。
+発根促進剤 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
カドタ | |||||
クアンティコ |
サンプル数も少なく、使用した枝の場所(根本に近いとか先端とか)などの条件も違うので、こうだと結論付けることはできませんが、今回行った挿し木の結果を見る限り、カドタはクアンティコより発根しやすい傾向にありました。
ただ、もちろんこれは品種ではなく個体差の可能性もあります。(いずれも1本の同じ苗の枝から取った挿し穂だったので)
たまたま、今回使ったクアンティコの枝の樹勢が弱かった(栄養があまり貯えらえていなかった等)ということもあるかも知れません。
また、挿し床の用土については、たい肥などが混ざった培養土は(ダメだと言い切れるほどのサンプル数ではないものの)、カビや細菌の繁殖もしやすいので、やはり避けた方がいいのかも知れません。
もちろん、今後遅れてクアンティコも発根してくる可能性だってありますので、まだ当分観察を続けていきたいと思います。
とりあえず、現状の報告でした。
ではまた。