タイのプラスチックボールペンで、ペン先(芯?)を引っ込める側面のポッチがわりと低い位置(クリップより下)についているのがあるのですが、あのボールペンにはいつまで経っても慣れません。
昨日、レストランのレジカウンターで出されてのがこのタイプで、書こうとする度に指がポッチに当たってペン先が引っ込んでしまい、サインひとつがなかなかできなかったまなおです。こんにちは。
まるで1人コントのようだったんですが、わかっていただける方、いらっしゃいますか?
きっと、私の持ち方が悪いんでしょうけど…。
なんてことは、さておき。
今回は2022年一発目ということで、できれば映える写真や旅行記を上げたいなあと思いつつ、書きたいことがあり過ぎてなかなかまとまらないので、気負わず、通常運転のいちじく日記をお届けいたします。
取り木苗の植え替え
去年12月の頭に取り木をして、根の育成(養生)をしていた苗の植え替えをしました。
根の育成を始めた時の様子は、下の記事をご覧ください。
<途中経過>
2021年12月13日
根の育成をはじめてから約10日ほどで、枝から新芽が出てきました。
12月17日
葉はすくすく育っています。
根も少しづつ伸びていることでしょう。
<植替え・定植>
2022年1月1日
約1ヵ月経って、葉もすっかり茂り、根もある程度張ってきたようなので、養分のある土に植え替えたいと思います。
覆っていたビニール袋を外して、根の育成用に仮植えしていた鉢から取り出してみます。
これくらい根が張っていたら大丈夫そうです。
一回り大きな鉢に、あらかじめ準備しておいた培養土(まなおブレンド)を少し入れ、その上に苗を置いて周りから土を注ぎ入れます。
割り箸で突きながらならして、水をやったら植え替え終了。
ただ、この時にもともと根鉢となって付いていた椰子殻を振るい落としすぎたかもしれません。
せっかく生えた根のいくつかが切れて落ちてしまいました。(T_T)
あと、私はいつも忘れないように月の初めにベランダの鉢植えに施肥するようにしているのですが、うっかり、他の鉢と一緒にこの植え替えたばかりの鉢にも肥料を撒いてしまったんです。
撒いてから気付いたのに『ま、いっか』とそのまま放置してしまいました。
でも、翌日、葉がしなだれているのを見て猛反省。
まだ根が万全ではないところに肥料は与えるべきではなかったです。(たぶん基本です)
肥料焼けしちゃったのかなあ。。。
大失敗😭
なんとか持ちこたえてくれますように。
挿し木のその後
挿し木したカドタ(Kadota)は全部で4本発根しましたが、そのうち2本は残念ながら枯れこんでしまい、残り2本が元気に育っています。
2022年1月4日
小さなポットが狭くなってきたようなので、一回り大きい鉢に植え替えました。


カドタと同時期に挿し木したクアンティコ(Quantico)は、とても奥手な感じでたいぶ遅れて2本が発根したのですが、その後1本が枯れてしまい、残る1本のみとなっていました。
年末までは。
年末旅行で家を空ける間の水管理に悩みつつ、苦肉の策で思いついたビニール袋保湿作戦を実行したのですが、あえなく失敗に終わってしまいました。
結局、クアンティコを全滅させてしまいました。🥺
ちなみに、その他の鉢に関しては、簡易自動水やり機でタイマーセットしていたので無事でした。(バケツ満杯で8鉢、7日間はいけることを確認)
もしかしたら、クアンティコの挿し木苗にも自動潅水器を使えばよかったのかも知れませんが、過去に水の与え過ぎで枯らしているので、どちらが正解だったのかはわからず…。
水挿し苗の植替え
2022年1月1日
実験的にコップの水に挿して発根させたブラックジャック(Black Jack)の発育が思いの外良いので、こちらも小さなポットからひと回り大きな鉢に植替えました。
水挿しした過去の記事はこちらです。


実は、この鉢にも植替え直後に施肥してしまったのですが、こちらの苗は今のところ元気に育っています。
ぼちぼち収穫
前回のいちじく日記で初収穫した話を書きましたが、その後もぽつぽつと熟した実を収穫しています。
上述の水挿ししたブラックジャックの親株に当たる木です。




この品種は、完熟すると果皮が黒に近い濃い紫色になるので、食べ頃を見分けやすくていいです。
イチジクの実はみんな一斉に熟すのではなく、基本的に枝の下側にある実から少しずつぽつりぽつりと熟していきます。
緑色の果皮の時間は長いのですが、ある日、明らかにひと回り大きくなる時があります。
と同時に、皮の一部が少し色づき始め、それからは日に日に果実が膨らんで完熟に向かって進んでいくのです。
ちなみに、熟度の進んだイチジクの果皮は非常に柔らかく傷つきやすいので、流通時の破損の観点から、スーパーや果物屋さんに出荷されるイチジクは完熟のものではなく、一般的に70〜80%程度熟した時点のものとなります。
また、イチジクの特性として、一度枝から離れた果実は追熟することはなく、その時点での糖度でストップしてしまいます。
つまり、スーパーで市販されていたりカフェやレストランで提供されるイチジクに、完熟のものはほぼないことになります。
ですから、完熟のイチジクを食べたければ自分で栽培するなり、イチジク狩りにでも行ってその場で完熟したものを探して食べるなりするしかないのです。
これは、自分で栽培する醍醐味でもあります。
完熟したブラックジャックは、ジャムのようにねっとりと甘くて美味しいんですよ。
現在、枝には残り5つほど緑の実がなっているので、あともう少しは楽しめそうです。
以上、ベランダのイチジク栽培の報告でした。
ではまた。