2018年10月から1年の予定で、日本人のミャンマー観光ビザ免除が試行されています。 このチャンスを逃すまいと、タイ・バンコクからお隣のミャンマーへ週末旅行をしてきました。
はじめての隣国ミャンマー(1)旅行の準備編 - siam manao-life
はじめての隣国ミャンマー(2)フライトキャンセル編 - siam manao-life
はじめての隣国ミャンマー(3)両替編 - siam manao-life
はじめての隣国ミャンマー(4)空港から市内へ格安シャトルバス編 - siam manao-life
はじめての隣国ミャンマー(5)仏教遺跡バガンのアクセス・乗り物編 - siam manao-life
はじめての隣国ミャンマー(6)仏教遺跡バガンのビューポイントを求めて編 - siam manao-life
はじめての隣国ミャンマー(7)バガンの寺院巡りと仏さま編 - siam manao-life
今回は、バガンとヤンゴン市内で泊まったホテル、そしてヤンゴン空港トンランジットでの仮眠用に利用したオススメのホテルを紹介したいと思います。
基本は、私が利用したホテルについてその良い点と残念な点を紹介しつつ、今回は宿泊しなかったけれど、実際に現地でホテルの立地や外観・ロビーなどを見ていいなと思ったホテルについても少しだけ触れたいと思います。
バガンのおすすめホテル
今回、私たちがバガンのホテルを選ぶ基準としたのは、とにかく『バガンらしい景色が見えるホテル』でした。
というのも、以前の記事でも触れましたが、現在、バガンのほぼ全部の仏塔への登頂が禁止されてしまったため、なかなか高い位置からバガン遺跡を眺めることが難しくなっているからです。
屋上からバガン遺跡の仏塔が見えることと、できれば、朝のバガン名物である熱気球と遺跡のコラボ風景がきれいにみえるところ。
という観点でホテルを探しました。
その名もずばり『テンプルビューホテル』
いくつかの候補のうちから、最終的に決めたのが「テンプルビューホテル」でした。
結果、とてもよかったです。


<良かった点>
- 部屋から仏塔群が見える
仏塔が見えない部屋もあるので、部屋から眺めたい場合は『テンプルビュールーム』を予約する方がいいです。(明るいうちは外で遺跡巡りをして暗くなってから部屋に戻る方は特に『テンプルビュールーム』でなくてもいいかも知れません) - 屋上のレストランから仏塔群が見える
朝食会場でもある屋上のレストランからの景色がいいです。 - 隣にE-バイクのレンタル屋がある
ホテルのすぐ隣にE-バイクのレンタルがあり、しかもレンタル料が安い。
ホテルを出てすぐに借りられるし、ホテルに戻って休憩している間に充電などももしてもらえるので非常に便利。
レンタル料は、1日5,000チャット(約360円)でした。
相場としては7,000~8,000チャットというところが多かったので、とても良心的な価格設定だと思います。
- 隣にミニマート的な店がある
E-バイクのレンタル屋さんは『Bagan New Light』という名前で、レンタル以外に、航空券や1日ツアーなどの手配もしており、ジュースや水なども売っているので何かと便利でした。 - 場所がわかりやすい
ニューバガンの集落の端に位置し、空港側から来る幹線道路からもアクセスが良くわかりやすい。 - アーリーチェックイン対応
状況によりいつも可能とは言いきれませんが、私たちの時は、繁忙期なので別途10,000チャットでアーリーチェックインを受けつけてくれるとのことでした。(閑散期は空いていれば無料でやってくれるというような感じでしたが)
いずれにしても、720円程度で朝からチェックインさせてもらえるのはありがたかったです。
<残念だった点>
- シャワールームの排水
スタッフもみんな一生懸命で好感が持てたし、全体的に嫌な点はほとんどなかったのですが、シャワールームの排水が少し悪いのが気になりました。
ホテルの部屋や屋上から仏塔が眺められる!『ホテル・テンプルビュー・バガン』
最後まで迷った『スカイビューホテル』
屋上からの眺めという観点で、最後まで『テンプルビューホテル』と迷ったのが、この『スカイビューホテル』です。
特に決定的な理由はなかったのですが、集落から離れているという点が少しだけ気になったので、今回はテンプルビューにしました。
(現地で確認したら、Eバイクを使えばそれほど気にならない距離でした)
屋上からの眺めが気になる『スカイビューホテル』
www.agoda.com
ヤンゴンのおすすめホテル
今回、ヤンゴンでの宿泊は、初日にトランジット仮眠用での利用と、最終日にヤンゴン観光のための1泊だけ。
ですから、いずれも重要視したのは立地と価格でした。
空港からの移動や観光するにあたっての利便性をメインに考え、ホテルではほぼ寝るだけなので最低限の清潔さと快適さが備わっていればいいという視点で選びました。
また、はじめてのミャンマーということもあり、空港からはできるだけ安全で面倒のない公共交通機関を使いたかったので、空港シャトルバスとのアクセスがいい場所ということでホテル選びをはじめました。
ヤンゴン空港からのシャトルバスについてはこちらをどうぞ。
はじめての隣国ミャンマー(4)空港から市内へ格安シャトルバス編 - siam manao-life
古き良き時代をしのばせる『セントラルホテル・ヤンゴン』
セントラルホテルヤンゴンは、ひと昔前はヤンゴンでも有数の立派なホテルだったんだろうなと思わせる造りでした。
古さはありますが、ほぼ寝るだけの滞在には十分快適でした。


<良かった点>
- 立地が良い
ヤンゴンのダウタウン中心部でもあるスーレー地区にあり、スーレーパゴダをはじめ、観光の拠点としてどこへ行くにも便利。 - 空港からのアクセスが良い
空港バスの停留所(シャングリラホテル前)から徒歩2〜3分くらいで、スーツケースでも許容範囲の距離です。 - 両替屋が近い
ホテル横の路地に、比較的レートがいいことで有名な両替屋『WHITE BAY』があります。
ミャンマーには、まだまだクレジットカードが使えない店舗やサービスがあるので、日本円で必要なだけの両替ができるのはありがたく、とても便利です。 - ホテル内にマッサージ店がある
外に出歩きたくない時や最後のミャンマーチャット使い切り調整にも有効です。ホテル内にある割にはリーズナブルなのも魅力です。
<残念な点>
- 古さは否めない
不潔感はありませんが、浴室の造りや廊下や建物全体に漂う古さは否めません。
タイでいうと、地方に昔からある有名ホテルとか、バンコクのアジアホテルとかアンバサダーホテルとかそんな雰囲気と言えば伝わるでしょうか。(あくまで個人的な印象です)
もっとも、宿泊費がリーズナブルなので、私的には不満はありませんでした。
はじめてのヤンゴンでも安心。町なかで空港バスにも両替にも至極便利!リーズナブルな『セントラルホテル・ヤンゴン』


セントラルホテルのマッサージ店
『J7 Reflexology & SPA』
ホテルの6階にあります。
ホテルの中にしては、価格設定もそれほど高くないので安心して受けられます。
- フットマッサージ=8,000チャット/1時間(約572円)
1時間みっちり丁寧にマッサージしてくれました。


※注意※
ホテル内の施設なのでクレジットカードが使えると思っていたのですが、マッサージ店ではカード使用不可でした。現金での支払いとなります。
このマッサージ店に限らず、ミャンマーにはクレジットカードが使えない店舗がたくさんあります。
バガンのホテルでは、クレジットカードOKのはずでしたが、カードリーダーの故障で使えないということもありましたので、いくらかは現金も準備しておく必要があります。
いつか泊まるぞ『スーレー・シャングリラ・ヤンゴン・ホテル』
セントラルホテルの隣に位置し、スーレーパゴダに続く幹線道路(Alan Pya Pagoda St.)に面していて立地も抜群です。
セントラルホテルへ向かうのに、いつもこのシャングリラヤンゴンホテルの前を通りながら素敵だなと思っていました。
今回は、1泊だけの急ぎ足滞在でしたが、いつかヤンゴンでゆっくり滞在するときにはここに泊まってみたいなと思いました。
立地も抜群!ラグジュアリーに泊まってみたい『スーレー・シャングリラ・ヤンゴン』
ヤンゴン空港トランジット利用『テンマイルホテル』
今回、夜中にバンコクからヤンゴンに到着し、翌朝バガンへ向かうという旅程だったため、初日の夜は空港の近くで仮眠のために予約した『テンマイルホテル』
<良かった点>
- リーズナブル
私たちは早朝だったので食べていませんが、朝食付きでも安いです。
寝るだけなら何の問題もなく快適です。 - 空港から近い
2キロちょっとでした。ただし、夜中に歩くには暗くて遠すぎます。 - 空港への無料送りサービス
空港からホテルへはタクシー(3,000チャット程度)で向かいましたが、チェックアウト後に空港へは無料で送ってくれます。早朝5時でしたが、フロントで寝ていたスタッフが運転してくれました。
<残念な点>
- 場所がわかりにくい
大通りから住宅街のようなところに入った場所にあるので、少しわかりにくいです。(実際に、タクシーは通り過ぎて地元の人に道を尋ねていました) - 周りに何もない
ホテル周辺には特に何もありませんが、私たちは寝るだけでしたので問題ありませんでした。
ヤンゴン空港のトランジット利用におすすめ。空港からタクシーで5分、空港へは無料送りサービスあり!『テンマイルホテル』
以上、今回のミャンマー旅行で利用したホテルの紹介などでした。
ではまた。
