siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

トレニタリア(Trenitalia)のコロナ払い戻し手続きが完了

今日、メールの受信ボックスにトレニタリア(Trenitalia)からのメールを発見。
イタリアの高速鉄道会社です。
もしやと思って開けてみたら、案の定、コロナによるキャンセルの払い戻し手続きの案内でした。

もともとゴールデンウィークに予定していた高速列車フレッチャロッサ(フィレンツェ・ローマ間)のチケットでしたが、このコロナ禍によりキャンセル。
ウェブサイトから払い戻し申請手続きをしたのが、今年の4月24日。

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その時の受付メールには、「通常、処理にかかる日数は30日程度だが、払い戻しリクエストが殺到しているため、90日超えもあり得る」みたいなことが書いてあったので、気長に待とうと思っていたら、ほとんど忘れていました。笑

でも、ちゃんと連絡くれたんですね。
それはそれで嬉しい。


ちなみに、往路のローマからフィレンツェまではライバル会社の高速鉄道イタロで予約をしていましたが、こちらは5月の下旬には払い戻しバウチャーが届きました。

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で、今回のトレニタリアの払い戻しの話ですが、
今日来たメールには、払い戻しリクエストのバウチャー(e-credit/Bonus?)発行の用意ができたので、リンクから手続きしてくださいね。といったことが書いてありました。
このメールにバウチャーコードが添付されているのかと思ったら、もう一手間かけてやってねってことなんですね。


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まあ、ほんの数十ユーロのためではありますが、払い戻してくれるならやりますとも。

  • まずは、https://www.trenitalia.com/en/purchase/manage_your_ticket.html
    にアクセスします。

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  • ここで、購入時及び払い戻しリクエストで使用したメールアドレスとPNR番号を入力して「SEARCH」
    自分のチケット情報画面に入ります。

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  • チケットの詳細や金額が表示されますので、右下の「Refund Bonus 100%」という赤いボタンを押します。

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  • 払戻額(Bonus)を確認したら、「Confirm」ボタンをクリック。

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  • 払い戻し完了。1年間有効のバウチャー(Bonus)の詳細が記された画面になります。
    今後、トレニタリア社のチケットやサービスを購入する時にはこれらのコードを入力することで現金がわりに利用できるものと思われます。
    この画面と同様の内容がメールでも届くので、保管しておきます。

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以上、忘れた頃にバウチャー取得メールが届いた、イタリア高速鉄道トレニタリア社の払い戻し手続きの話でした。


コロナ収束の目処が全く立たない現在、果たして1年以内にこのバウチャーを使える日が来るのでしょうか。
来ると信じたいですけど、なかなか・・・。


ではまた。




バンコク・フアランポーン駅から寝台列車でチェンマイ【チェンマイ旅行-1】

先日、フアランポーン駅(ホアランポーン駅とも)から寝台特急でチェンマイへ行ってきたときのレポートです。

チェンマイ旅行として何度かに分けて書く予定ですが、初回は、歴史あるバンコク中央駅「クルンテープ駅」(通称:フアランポーン駅)を出発してチェンマイ到着までの様子をお届けします。

バンコクの中央駅としての役割も残すところあとわずかとなった、旅情あふれるフアランポーン駅。
寝台列車の様子などを写真や動画も織り交ぜて紹介しますので、ご興味があればどうぞご覧ください。

 

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フアランポーン駅到着

金曜日の夕方、17時半過ぎに地下鉄を乗り継いでフアランポーン駅に到着しました。
構内に入る前に、フアランポーン駅の外観を拝見。

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ラーマ5世の時代、1897年の鉄道開通と同時に開業し、1916年に現在の位置に移転して以来、100年以上バンコクの中央駅として活躍する歴史ある駅です。
アーチ型の屋根が印象的です。

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18時10分発のチェンマイ行き特急列車9号は、4番ホームからの出発でした。




唐突ですが、タイ語メモです。

  • 特急列車 = special express = ขบวนรถด่วนพิเศษ カブアン・ロット・ドゥアン・ピセーッ(รถไฟด่วนพิเศษ ロットファイ・ドゥアン・ピセーッ)
  • プラットホーム = platform = ชานชาลา チャーンチャーラー
  • 寝台列車 = sleeper train = รถไฟตู้นอน ロットファイ・トゥー・ノーン
  • 寝台車(車両)= sleeping car = ตู้นอน トゥー・ノーン


 

チェンマイ行き「ウットラーウィティー」9号は、中国製の新型車両です。
この日、1等車(個室)は満席だったので、2等車を予約していました。
10号車の14番席。

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全体的に清潔だし、自動扉だったり、現在地や温度、トイレの使用状況が確認できるモニターが設置されていたりと、なかなかの最新設備です。

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トイレや洗面所も昔のタイの列車とは比較にならないくらいきれいです。
(旧型車両もそれはそれで味があっていいのですが、水回りはやはり清潔な方がいいですよね)

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寝台車もバンコク出発時には通常の座席となっています。
チケットに記された14番座席につきます。

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座席の下には大きめのスーツケースも収納できるスペースがあるので、大荷物で移動する人も安心ですね。
さらに、通路の上部にも荷物棚がありますので、バックパックや中型のキャリーケース程度なら余裕で入ります。

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それから、コンセントと読書灯も窓の横についています。
スマホやデジカメの充電も安心ですね。

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席について、出発までの時間を待っていると、
「本日、食堂車および車内販売サービスはありません。食べ物や飲み物は各自あらかじめご用意ください。ご不便をおかけして申し訳ありません」
という車内アナウンスが。

食堂車での軽食を何気に楽しみにしていたので残念!
とりあえず、水だけは確保しておこうと構内の売店で買いました。

 

 

バンコク定刻出発

タイの列車は遅れることが日常茶飯事だと覚悟していたら、18時10分定刻通り静かにプラットホームを滑り出しました。

続いて、社内アナウンスが流れたんですが、この女性のタイ語はわりと聞き取りやすくてよかったです。
勝手に文字起こし&日本語訳も付けた動画を作ってみましたので、気になる方は見てください。


バンコク発チェンマイ行き寝台特急9号 車内アナウンスのタイ語&日本語字幕


※禁煙禁酒のくだりが2回繰り返されるのは、おそらく重要性が高いからだと思います。その後の英語アナウンスでもリピートしていましたから。

 


そうこうするうちに、水が配られました。
え、車内販売はないけど、水はサービスしてくれるんですね・・・。
慌てて買うことなかった。笑

フアランポーン駅のデザインパッケージがかわいかったです。

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バンコクの中心部をゆっくりと進みます。といっても鉄道沿線はどこかのんびりした風景です。

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バーンスーの駅に停車。
向かい側に現在建設中の巨大な新駅が見えます。
外観はほぼ完成しているもよう。ここが近い将来、フアランポーン駅に代わってバンコクの中央駅、セントラルステーションとなる駅です。

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しばらくすると、寝台のベッドメイクが始まります。
この車両の担当は女性の係員でしたが、手際よくシートを上下の寝台に変え、ベッドメイキングしてくれました。

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シーツや枕カバー、掛け布団代わりのタオルケットも清潔です。
カーテンを閉めると、にわかにプライベート空間が出来上がりました。
妙に落ち着きます。笑
子供の頃、押し入れを自分の秘密基地のようにして潜り込んでいた懐かしい記憶が蘇りました。


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こうして19時半にはベッドが出来上がり、
私は車窓が見える下の段だったので、ボケーっと外の景色を眺めては、チェンマイの予定をあれこれ考えて過ごしました。

こんな早い時間から寝られないと思っていたのですが、前日あまり寝ていなかったのと、ガタンゴトンと繰り返される心地よい揺れも手伝って、22時前には眠くなってしまいました。


新型車両の注意点

チェンマイ行きの寝台特急の中国製新型車両は清潔で快適なんですが、ひとつだけ注意があります。
それは、夜中になっても通路の電気が煌々と点いていることなんです。
車内防犯の意味もあるかと思うのですが、カーテン越しでもそれなりの明るさですので、暗くないと眠れない方はアイマスクを持参されることをお勧めします。

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私は、事前にそのことを知っていたので、アイマスクと耳栓持参で臨みました。
結果、ぐっすり眠れたのでよかったです。
ちなみに、普段の私は耳栓を必要としない人なんですが、たまたま通路を挟んだ向かいに小さな子供連れの親子がいて、わりと大きな声でぐずることもあったため、今回は大活躍しました。
子供が泣いちゃうのは仕方ないこととして、お互いのためにも念のため耳栓は用意しておいた方がいいと思います。

あと、車内の冷房も強めですので、長袖など防寒対策もお忘れなく


途中の停車駅

21時過ぎにロッブリー駅に到着したのは覚えているのですが、その後、知らないうちに眠ってしまっていたようです。

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途中、目を覚ましたのは、日付も変わって3時過ぎ。
ウッタラディットでした。(ウッタラディット駅の隣の『シラーアート』停車場)

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ピサヌロークもいつの間にか通り過ぎていました。
お手洗いに向かいましたが、相変わらず明るい車内です。
まあ、トイレも清潔だし、なかなか快適です。

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カーテンを開けてしばらく夜の町を眺めていました。

ウッタラディットを過ぎると、いくつか山越えやトンネルもあるので、携帯の電波も安定しません。
こんな時間に起きてることもあまりないかも知れませんが、調べものやネットを使った作業をする場合は早めにしておきましょう。

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4時過ぎ。
プレー県のデンチャイ駅で一時停車。

5時半。
車窓は森の中。
プレー県からランパーンに向かう山越えの途中。
夜明け前の空に細い月が浮かんでいました。


タイ国鉄寝台特急 山越え夜明け前の車窓【バンコク- チェンマイ】



6時過ぎ、ランパーン県に入ったようです。

夜明けの空が美しかったです。

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6時24分。
ナコン・ランパーン駅到着。
(後から調べたら、すでにこの時点で1時間以上遅れていた模様)

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ここからランプーンまでまた少し山越え(ドーイクンターン国立公園)があります。

山肌に朝靄がかかって幻想的です。

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8時15分。
ランプーン駅到着。

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チェンマイ駅到着

8時45分。
予定より1時間半遅れでやっとチェンマイに着きました。

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バンコクを出発してから実に14時間半。
飛行機だったら1時間ちょっとでひとっ飛びということを考えると、ずいぶん贅沢な時間の使い方だとは思いますが、これも鉄道の旅の醍醐味。
特に急ぎの予定もなかったし、車窓を予定より長めに楽しめたと思うことにします。

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駅の構内にレンタルバイク屋さんがありました。
1日250バーツみたいです。
私は、帰りは飛行機だったのでここでは借りませんでしたが、往復鉄道利用する方でレンタルバイクを考えている場合は、駅で借りるのもいいかもしれませんね。


車内動画

何はともあれ、無事にバンコクからチェンマイに到着しました。

バンコク・フアランポーン駅からチェンマイまでの車内の様子を、1本の動画にまとめてみました。
慣れてなくて野暮ったい動画ではありますが、よかったらご覧ください。


バンコク・チェンマイ寝台特急列車乗車記録 –タイの車窓から–




このあと、駅からチェンマイの旧市街に向かって歩き出したんですが、その話はまた次回に。



ではまた。

アユタヤで素直にいいと思ったおすすめリバーサイドレストラン【バーン・アユタヤロム】

バンコクの北約80キロの場所に位置する古都アユタヤ。
世界遺産にもなっている、言わずと知れたタイ有数の観光地です。
タイ在住の私も、アユタヤへは比較的よく足を運びます。
有名な遺跡寺院だけでなく、意外と穴場の観光スポットもたくさんあるんですよ。

もちろん遺跡や寺院巡りも楽しいのですが、旅行の楽しみと言えば現地での食事ですよね。
今回は、私個人的にお勧めの川沿いレストランを紹介します。

バーン・アユタヤロム
(Baan Ayudhayarome:บ้านอยุธยารมย์)


ここは雰囲気も景色も料理もサービスもいいんです



実は、アユタヤで私が一番気に入っている川沿いのレストランは別にあります。
あまり表立って紹介されていない隠れ家のようなレストランなんですが、非常に料理も雰囲気もいいところなんです。
今回も、久しぶりにそちらで食事をしようと予約の電話をしたところ、コロナの影響で現在営業を停止しているとのことでした。
いつ再開するかは未定とのことです。(ああ。こんなところにもコロナの影響が・・・涙)
再開した暁には、また食べに行ってここでも紹介しようと思います。

そんなこともあって、今回選んだのがバーン・アユタヤロム(アユタヤーロムとも)なんですが、私の中では甲乙つけがたい、とても素敵なレストランでした。

 

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まず、景色がいいんです。
アユタヤ歴史公園の中心部からは少し離れた島の向かい側(アユタヤの旧市街中心部は島)ですが、チャオプラヤー川を挟んでスリヨータイのチェディーを目の前に眺めながら食事ができます。

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こちらは、対岸のスリヨータイ・チェディー側から見た様子です。

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そして、雰囲気もいい
雰囲気のあるエントランスから、タイスタイルの家屋が並んだ緑の庭を進み、巨木の茂った川沿いのテラスへいざなわれます。
天気のいい日に木漏れ日の下で食事するのは気持ちがいいんです。
(雨の日や暑いのが苦手な方もご安心ください、エアコンの効いた室内席もあります)

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レストランの城門のような入口の前には噴水の池が。

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緑いっぱいの敷地とタイ式家屋。敷地の総面積は8千平米もあるそうです。

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木陰となった川沿いのテラス席。

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そして、やはり気になるのは料理ですよね。

価格帯としては町中のレストランよりは若干高めですが、前菜的なものは80バーツ程度から、サラダや炒め物なども100〜200バーツ台のものも多く、この雰囲気やサービスから考えたら総じてリーズナブルだと思います。
(もちろんアユタヤ名物の川エビや魚丸ごと一匹などはそれなりに値が張りますが、それはどのレストランでも同じですのでね)
参考までに言うと、ハイネケンの大瓶が140バーツ、シンハーで120バーツ、リオビールで110バーツです。


今回私たちがチョイスしてみたものをざっくり紹介しますが、どれも美味しかったです

ちなみに、ここの食器も可愛らしくて素敵なんです。
注文後にセットされたプレートと金のスプーンとフォークでテンションあがっちゃいました。

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まずは、ヤム・フアプリー
これ、バナナの花のヤム(和物)なんですが、美味しかったです。
バナナの花のサクサクした食感と飽きのこない味付けでパクパクいけました。

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バナナの花のヤム(ยำหัวปลี 180THB)


次は、ホタテのバジルソース炒め
バジルソース炒めはバーン・アユタヤロムの名物のひとつですが、熱々の鉄板にこれでもかっていうくらいバジルソースたっぷりのプレート(ホタテ貝以外にエビやムール貝やミックスなどのメニューもあり)は、見た目は地味で今ひとつですが、とても美味しいんです。

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ホタテ貝のバジルソース炒め(หอยเชลล์ผัดซอสโหระพา 220THB)


そして、蟹肉のカレー炒め
タイ料理の定番となった感のあるプーパッポンカリーですが、殻なしの蟹肉だけなので食べやすくてよかったです。
蟹肉たっぷりで、食べ応えありました。
ただ、個人的にはもう少し半熟的な卵加減の方が好みです。

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蟹肉のカレー粉炒め(เนื้อปูผัดผงกะหรี่ 220THB)


スープは、ゲーン・ソムを選んでみました。プリックキーヌーという小さい青唐辛子が入っているので結構辛いのですが、これが本当に美味しかったです。小ぶりのイカは新鮮でプリプリとした弾力があり、スープにもコクがありました。ちなみに、この日のイカは子持ちでした。
蓮の茎のシャキシャキ感もたまりません。

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子持ちイカの青唐辛子入りゲーン・ソム(แกงส้มพริกขี้หนูปลามึกไข่ 160THB)


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この器も可愛くないですか?

ご飯入れなんですよ。

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2人だったので、注文できる数も限られていましたが、どれもハズレなしに美味しかったです。
4、5人でくればもっといろんな種類の料理を少しずつ試せるのになと思いました。

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あと、このレストランで私が一番気に入ったのは、みんな気持ちいいサービスをしてくれるなあということでした。

この日は特に予約をしていなかったにもかかわらず、到着が17時と早めだったこともあり、すんなり席に案内してしてもらえたのですが、その案内の仕方もスマートでよかったです。
私たちがエントランスから公園のような敷地をゆっくり歩いてくるのを見ていたのでしょう。
テラスに差し掛かる少し手前で、さりげなくメニューを川沿いの席に準備してそのまま流れるように席まで誘導してくれました。

また、サービス担当の青年も常にテーブルに気を留めてくれており、何かを頼もうとするとすぐに察してやってきてくれたり、さりげなく写真を撮ってくれたり、料理名をその都度しっかりアナウンスしてくれたり。
川を行き交う貸し切りボートについての質問にも、面倒がらずに答えてくれました。

そして、私が一番感心したのは、食事が済んで下げものをする時には、必ず左手に持ったトレーの上で皿やシルバー類をさばき、客の目の前のテーブル上でお皿を重ねたりスプーンやフォークをまとめたりしなかったことです。
これ、居酒屋とか食堂とかではない、日本のある程度きちんとしたレストランやホテルでは当たり前のことですが、タイでは一般のレストランでここまでできるところは珍しいと思います。下手したらホテルのレストランですらできてないことろありますから。
ですから、ここは基本的なサービスの教育がしっかりされているんだなと思いました。


レストランでの食事の満足度って、料理の味は当然ながら、雰囲気や景色、サービス、そして価格ということを含め、トータルで決まってくると思います。
そういう意味では、このバーン・アユタヤロムは、まなお的にかなりおすすめです。

外国からの観光客が押し寄せていない今の時期が、ある意味チャンスかもしれません。
週末の予定が決まってない方、古都アユタヤのリバーサイドでゆっくり食事でもいかがですかー。

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ではまた。

 

<レストラン情報> 

バーン・アユタヤーロム

บ้านอยุธยารมย์

Baan Ayudhayarome

所在地:1/1 Moo 7, Banpom, Phra Nakhon Si Ayutthaya, Ayutthaya
    1/1 หมู่ 7 ต.บ้านป้อม อ.พระนครศรีอยุธยา จ.พระนครศรีอยุธยา 13000
TEL:035-801-279, 095-564-2426
時間:11:00-22:00
収容可能人数:200人
駐車場:50台
ウェブサイト:http://www.ayudhayarome.com/







タイ国鉄でチェンマイ行きをネット予約【バンコク中央駅・フアランポーン駅発に乗れるのも残りわずか!?】

今日、思い立ってバンコクからチェンマイへの寝台列車のチケットを予約しました。
タイのセントラルステーションであるフアランポーン駅がもうすぐ廃止(縮小?)となることもあり、今のうちにもう一度利用しておきたかったんです。
以前にもタイ国鉄のインターネット予約については書いてますが、最新情報更新も兼ねて紹介したいと思います。
久しぶりの鉄道一人旅。楽しみです。

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フアランポーン駅が撤廃・移転!?

1916年に竣工したフアランポーン駅(クルンテープ駅/ホアランポーン駅とも)は、言わずと知れたタイ・バンコク最古のターミナル駅です。
鉄道移動が全盛期だった時代にはバンコクの顔として華々しく君臨し、タイ人や外国旅行者にとっての、首都バンコクと地方を繋ぐ起点あるいは中継点、終着点として活気ある姿を見せていました。

しかし、その後の長距離バスや近年の格安航空会社(LCC)の台頭によって、前近代的な鉄道の利用者は年々減少していっており、ここフアランポーン駅も近々中央駅としての役割を終え、その地位を現在建設中のバンスー駅(バーンスー駅とも)に譲ることとなります。
フアランポーンは中央駅としての100年超えの歴史に幕を下ろそうとしているのです。
モーチット近くに造営されている新しいバンスー駅は、新ターミナル駅の名前にふさわしく近代的で巨大な駅です。
現在、新規プロジェクトとして進行している高速鉄道や都市鉄道のレッドライン、エアポートレイルリンクなどの起点となる駅でもあります。

確かに、ある意味時代遅れとなったフアランポーン駅ですが、その歴史あるアーチ型駅舎の堂々とした佇まい、光と影のコントラストが美しいホーム、陽炎で歪む線路の先からゆっくり入ってくる長い長い列車、待機している車両整備士や清掃人、物売りの人たち、大きな荷物と共にレトロな木のベンチで乗車を待つ家族連れなど、そういった光景にはなんとも言えない郷愁があり、旅情をかき立てられるんですよね。

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あとどのくらいこのフアランポーン駅からチェンマイ行きの列車に乗れるのか?

タイのことですから、2021年からとされているバンスー新中央駅への移転計画も遅れる可能性はありますが、いずれにしてもカウントダウン状態であることには違いないでしょう。

そう思ったら、久しぶりにフアランポーン駅発の寝台列車に乗りたくなりました。

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※以前はフアランポーン駅を完全に廃止するという話でしたが、今年1月にタイ国鉄は「フアランポーン駅自体は残す。ただし中央駅ではなくなり発着する列車の数も大幅に減る」と発表しています。詳細は未定。


バンコクからチェンマイまでの寝台列車をネット予約

前置きが長くなりましたが、インターネットでのチケット予約方法を説明していきます。

まずは、タイ国鉄(State Railway of Thailand / การรถไฟแห่งประเทศไทย)のウェブサイトへアクセスします。

https://www.thairailwayticket.com/eTSRT/default.aspx?language=1

 

乗車日と列車検索

チェンマイは北本線なので「Northern」を選んでから、出発を「BANGKOK」、到着に「CHIANG MAI」を選び、希望日と人数を指定します。

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そして検索(Serch)を押すと、

購入可能な列車リストが表示されます。
緑色になっているのが購入可能、グレーになっているのは選択できません。

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私は、特急の寝台列車に乗りたかったので、バンコク18時10分発でチェンマイ7時10分着の「SPECIAL EXPRESS」(列車番号9号)を選択しました。


ちなみに、これの約1時間半後の13号も、同じく寝台特急なんですが、車体が旧タイプの古い車両なんです。
9号は中国製の新車両で、どちらにするか非常に悩みました。
旅情ということなら古い車両かなあとも思ったんですが、旧車両は以前に何度か利用したことがあるので、今回は快適さ(実際どうかはわかりませんが)と好奇心を優先してしまいました。

座席タイプの検討

列車を選択すると、次は座席のタイプを選ぶことになります。
1等車寝台車(ANFCN)と2等寝台車(ANSCNまたはANSHC)の中から、希望の席種を選びます。

ちなみに、2等車のANSHCというのは、ハンディキャップ用寝台車両ということらしいです。


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1等車は完全な2人用個室タイプですが、1人旅の場合、全くの他人と2人で個室利用という、それはそれでどうよ?っていうことにもなるので、考えものです。
(たまたま利用者が少なかった場合は、個室を自分1人だけで使用というラッキーなこともあるでしょうが)

一方、2等車は(壁とドアで仕切られている)個室ではありませんが、いわゆるドミトリーの二段ベッドが通路を挟んで並んでいるような感じになり、上下ともそれぞれカーテンで仕切られるので、一応プライベート感は確保できるわけです。

もっとも、今回私の場合は、1等車が満席だったこともあり、余計な迷いもなく、2等車一択となりました。

座席指定

次は、いよいよ席の予約です。

が、希望する席のタイプを選んでクリックすると、ここで会員のログイン画面となります。
(最初からログインしている場合は、改めてログイン画面になることはありません)

既にタイ国鉄のメンバーの場合は、メールアドレスとパスワードでログインします。
まだ会員になっていない方は、まずメンバー登録(無料)を行ってください。
トップページの右上の「Sign Up」をクリックして必要情報を入力していきます。

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ログインすると、座席はお任せの自動選択(Automatic Seat Selection)にするか、自分で選ぶ(Manual Seat Selection)かを聞いてきます。
私は、寝台の上と下も含めて自分で選びたいので、「Manual Seat Selection」をクリック。

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空いている席がオレンジ色で表示されるので、希望の席を選びます。
寝台の上段は料金が安く、下段は少し高めの設定になっていますが、上を選ぶと窓からの景色が見られないので、私は下を選択しました。
ほとんど夜だし車窓に興味がないという方は、上でもいいかと思います。

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支払い

座席の指定ができたら、あとは、画面に従って支払いを行います。

オンライン予約をする場合、1等車は40バーツ、2等車は30バーツ、3等車は20バーツの手数料が別途加算されます。

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支払いは、クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB)か、タイ国内発行のデビットカードとなります。

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カード番号、所有者名、カード有効期限、セキュリティ番号など必要事項を記入して支払いを済ませます。

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私は、なぜかJCBカードで2回エラーが出たため、同じ銀行発行のVISAカードに変えてみたところ、支払いできました。

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チケットの印刷

支払いが完了すると、「Reservation Success・・・」という文字が書かれた画面になります。
下の「print」というボタンを押すと、チケット画面となるので、念のために印刷しておきます。

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ちなみに、ここで印刷できなくても、後ほどメールで同じものが添付されてくるので、それを印刷すれば大丈夫です。

または、タイ国鉄のウェブサイトにログインして「Ticket History」メニューからもプリントアウトすることが可能です。


なお、このメール添付のチケットは、必ずプリントして乗車当日に持参する必要があります
スマホやタブレットの画像を見せるだけでは乗車させてもらえませんので、注意してください

なお、このプリントした用紙自体がチケットとなりますので、窓口で改めて引き換える必要はありません。




健康質問票(T8フォーム)

この予約方法を記事にするにあたり、タイ国鉄のウェブサイトを見直していると、若干気になるお知らせがありました。

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「タイ国内を鉄道で旅行する乗客は、質問票への記入を」

ダウンロードした質問票に記入してチケットと共に携帯し、タイ国鉄職員に提示すること。と書かれています。

ダウンロードと書かれたボタンをクリックして確認したところ、これは、T.8 FORMというもので、新型コロナ対策としてタイに入国する人に義務付けられた申告書類のひとつ(健康質問票)です。
空路で入国する時にこのT8書類を書かなければならないのはニュースで知っていましたが、国内の鉄道移動でも必要だったんですね。

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1ヶ月以上国内新規感染者ゼロが続き、7月となったタイの今現在、いろんな規制がかなり緩和されていはいるものの、一応まだ非常事態令は継続していることを改めて思い出しました。
県外の移動制限も緩和され、すっかり油断していたので、ちょっとドキッとしましたね。

正直、この書類のチェックがどれくらい厳格に施行されているのか(それともタイチャナのQRコードスキャンのように半分形骸化しているのか)はわかりませんが、一応記入して携帯するつもりではあります。
ただ、一箇所だけとりあえず空欄のままにしておいた項目があるんです。

旅行の目的(TRAVEL PURPOSE)」ってところ、堂々と「観光」とか書いていいのかな?

今は規制緩和されているから正直に書いても問題ないはずと思いつつ、それでも「不要不急!」とかって、追い返されやしないかとビビってるチキンなまなおです。
当日、もし提示しなければならなかったら、その時に車掌さんに相談してから書こうっと。


ちなみに、復路はベトジェットエアがえらく安かったので飛行機でビュンと帰ってくることにしました。
何はともあれ、無事に往復の足も確保したし、ホテルも押さえたので、どうか問題なくチェンマイ旅行へ行けますように。


ではまた。

全額返金でびっくり!エミレーツのコロナキャンセル払い戻しが無事完了。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でキャンセルとなったエミレーツ航空のチケット。
3月下旬に払い戻し手続きをした経緯は以前に書きましたが、本日、無事にクレジットカードに返金されましたのでご報告します。

www.manao.life


当時の私、かなり不安になって愚痴ってますね。(汗)
あの時は、旅行バウチャーでの全額返金か、手数料を支払った上での現金払い戻しかで散々迷いました。
迷った挙句、手数料は諦めることにして現金での返金を選んだんですが、なんと、結局、全額返金してくれたんです
嬉しいびっくりです!

エミレーツありがとう!エミレーツ最高!
コロナが収束した暁には、いつかきっとエミレーツを利用しようと思います

フライトキャンセルから払い戻し手続き時点ではかなり疑心暗鬼になっていたくせに、返金してもらえた途端にこれですから、我ながらなんとも現金な輩です。

でも、他のLCC各社の返金が先延ばしにされたり、タイ航空が経営破綻(破産申請)してチケットの払い戻しが一時停止になったりなどというニュースを見聞きするにつけ、半分諦めの境地になっていただけに、今回エミレーツがきちんと返金してくれたこと、しかも電話問い合わせの時には手数料5千バーツは差し引かれるという案内だったにもかかわらず、最終的には全額払い戻してくれたその対応には、心から感謝しつつ、今後エミレーツ航空を応援したくなった気持ちも本当なんですよね


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(画像:https://www.emirates.com/



以下、今回のフライトキャンセル及び返金の経緯をまとめておきます。

▪️2020年2月下旬
イタリアで新型コロナが猛威を振るい始める。
もうイタリアへの旅行は半分あきらめていたが、それでもまだわずかな望みも捨てていなかった頃。

▪️2020年3月10日
イタリア全土で国内移動制限措置。(都市封鎖・ロックダウン)
この頃からエミレーツ航空のコールセンター(日本・タイ両方)に電話し出すが、いつかけても何十分も待たされるので諦める。

▪️2020年3月23日
エミレーツからGWのフライトキャンセルメールが届く(バンコク=ローマ間)
ウェブサイト上でキャンセル手続きを確認するも、返金手数料がいくらでいくら返金されるのかがわからず不安。

▪️2020年3月25日
ようやく日本のコールセンターにつながる。
1年間有効の旅行バウチャーではなく返金を希望した場合、いくら戻ってくるのかを確かめる。
私のチケットは5千バーツの返金手数料がかかることが判明。
悩んだ挙句、手数料はかかっても現金での払い戻しをすることにする。
手続きは電話ではできず、ウェブサイトから払い戻し手続きを行う。

▪️2020年5月17日
エミレーツ航空から、払い戻し手続きのお知らせメールが届く。
払い戻し金額は、全額となっていて驚く。
クレジットカードの締め日により入金には時間差があるとのこと。

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▪️2020年6月2日
クレジットカード会社のアプリ上で、6月1日付で全額返金されていることを確認。
払い戻し申請手続きをしてから2ヶ月ちょっとかかりましたが、これにて無事終了。


以上、エミレーツ航空からフライトキャンセルの全額払い戻しをしてもらえた話でした。


ではまた。

 

 

イタロ(Italo)から払い戻しバウチャーが届きました【COVID-19】

新型コロナウイルスCOVID-19により、キャンセルとなったゴールデンウィークのイタリア旅行。
現地移動のために予約していたイタリアの高速鉄道イタロ(Italo)のチケットを払い戻し手続きした話は、以前書きました。

www.manao.life


昨日、イタロからメールでバウチャーコードが無事に届きましたので、ご報告です。


ネットで払い戻し手続きをしたのが4月15日。
約40日間待ってやっとバウチャー入手できた感じですね。


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2021年6月13日まで有効のバウチャーです。
メール本文の中にバウチャーコードが記載されています。
(イタリア語に続いて英語表記もあります)

購入価格全額分(51.8ユーロ)をバウチャーとして払い戻ししてくれていました。
次回の予約時に、このバウチャーコードを入力すれば、51.8ユーロ分差し引かれることになります。

早割り的な価格で取ったチケットなので、金額自体は大したことないんですけど、
いつか本当にこのバウチャーが使える日が来たらいいなと、心から祈るばかりです。


ではまた。

ワットアルンを望む部屋でステイホテル!?(RIVA ARUN BABGKOK宿泊記)

少しづつ規制緩和も進んではいるものの、まだ非常事態令発動中のタイランド。
週末、チャオプラヤー川沿いにある「リヴァ アルン バンコク(Riva Arun Bankgkok)」で過ごしてきました。
リフレッシュ自粛しながらホテルにも貢献という名目で1泊だけですが。
コロナ禍ということもあって、若干お得な価格で宿泊できました。

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[:contents]

リヴァ・アルン・バンコクを予約

先日、コロナ収束後の旅行を夢見て『agoda』や旅行サイトを眺めていたら、ホテルの宿泊価格がとても下がっているではないですか。
どこもこのコロナ禍で宿泊客が激減しているのは想像に難くないんですが、価格破壊的な宿泊料金を提示しているところもあって驚きました。
営業を停止してしまったホテルもたくさんある中で、従業員を雇い続けてなんとか頑張っているホテルもあります。


そんな風に今更ながらホテル業界の苦境に思いを馳せる中で、
ふと思い浮かんだのが、ワットアルンの対岸にある「Riva Arun Bangkok(リヴァ・アルン・バンコク)」でした。
ここは数年前に母と一緒に泊まった思い出のホテルですが、部屋からチャオプラヤー川越しに見えるワット・アルンが絶景で、スタッフの気配りも行き届いていて好印象でした。

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ただ、絶好のロケーションということもあり、やや強気なお値段なんですよね。
もっとも、これは「Riva Arun Bangkok」に限ったことではなく、この辺りのホテルはどこも部屋の広さや設備の割には高めの設定なんですが。

今回、試しにAgodaでRiva Arun Bangkokを検索してみると、スタジオタイプの部屋で1,500バーツ程度、リバービューのデラックスでも2,000バーツ程度の設定になっていました。いずれも朝食付きです。
もちろん時期によって上下はありますが、それでも以前はこの価格では泊まれなかったと記憶しています。

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自粛疲れということでもないんですが、ちょっと気分転換も兼ねてホテルで過ごす週末も悪くないなと思ったんです。
大打撃を受けているホテル側にとっても、今は一部屋でも予約が入って欲しいと願っているはずですし。

ただ、念のために、今この時期に外国人が普通に宿泊することが可能かどうかを、ホテルに電話で聞いてみました。
観光をしたり人混みに行ったりするつもりはないものの、一応これも「不要不急」なわけだから、ちょっと気になってもいたのです。
すると「健康チェックはさせてもらうが、特に問題ない」との回答を得て、一安心。(って、よく考えたらホテル側が断るわけないか・・・)

ということで、直接ホテルの公式ウェブサイトから予約することにしたんですが、
このホテルは階数(1階〜4階)によってワット・アルンの見え方がたいぶ変わることから、部屋の階数を指定できるかどうかも、ついでに電話で尋ねてみたところ、
「階数は指定できないが、最近は予約がほとんどないので、実質みんな3階以上の階になる」とのことでした。
やはり、かなり苦戦しているようです。



ホテルにチェックイン

土曜日の午後、ランチを済ませて、14時前にはホテルに到着していました。
一応、自粛生活も兼ねてるので、ホテル滞在時間をフルで利用する気満々です。(笑)

チェックイン時には、しっかり検温と手のアルコール消毒も求められます。
ポットに入った冷たいウェルカムドリンク(ハーブティー)をいただきながら、チェックイン手続きを済ませると、3階(実質的には4階)の部屋へ案内してもらいました。

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部屋はこじんまりとしていますが、チャオプラヤー川側の窓が大きく明るくて、全体的にシンプルで清潔感があります。

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冷蔵庫やセキュリティボックス、クロゼット、ヘアドライヤー、アメニティなど最低限のものは揃っています。


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ワット・アルンを眺めながら、音楽を聞いたり、調べ物をしたり、こうしてブログを書いたりして、ダラダラ過ごすことにしました。

ここのところ、平日も週末も、通勤や買い物、外食以外はずっと自宅で過ごしていたので、久しぶりのホテル滞在にワクワクしてしまいました。

バンコク在住だけどバンコクのホテルに泊まって非日常を味わうのも悪くないな。
と心から思いました。

 

 

スパンニガーで夕食を

ホテルの窓の下には、スパンニガー・イーティングルーム(Supanniga Eating Room)が見えます。

www.manao.life


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このレストランは、タイ在住者やタイ好きの方の間では非常に有名で、普段は1ヶ月くらい前から予約をしていないと席が確保できないほどの人気店です。
ところが、この日は当日の午後3時過ぎに尋ねてみたにもかかわらず、2階のルーフトップ席の予約が取れたんです。
ダメもとで聞いてみただけに嬉しかったです。
裏を返せば、スパンニガーでさえ予約が埋まらないほど苦戦しているってことなんですよね。
何はともあれ、ホテルからあまり離れた場所へ出歩きたくなかったので良かったです。


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18時前に部屋から降りて行き、スパンニガーへ。
前回のように一番川沿いの席ではありませんでしたが、これだけワット・アルンが見えれば十分です。

www.manao.life


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適当に、できるだけ今まで食べたことのないものを選んで注文してみました。

ちなみに、コロナ対策だと思うのですが、現在メニューは基本的にQRコードを読み込んでスマホで確認するスタイルになっていました。
(不都合な場合は、言えば紙のメニューを持ってきてくれます)


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本当はビールでも一杯といきたいところですが、タイはまだレストランでのアルコール提供は禁止なので、レモングラスジュースなどを。

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スパンニガーは料理も美味しいですが、ここの醍醐味は、やっぱり刻々と移り変わる夕暮れ時のチャオプラヤー川とワット・アルンの眺めでしょうね。
この日の夕方は雲が多くどんよりとした空でしたが、その分、日没後のマジックアワーが訪れた時、雲に映った夕焼け色が綺麗でした。

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ホテルをめいっぱい堪能

食事を終えた後、少しだけホテルの屋上レストランでお茶しました。
ホテルの売り上げにも微力ながら貢献ってことで。(笑)
ここからの夜景も素敵なんですよ。
これでカクテルでも飲めれば最高なんですけど、それはまたの機会に。

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部屋に戻ってからも、窓越しのワット・アルンを堪能しつつ、ネットをしたり映画を見たり。
ちなみに、部屋では普通にビールを飲むことができます。

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翌朝、普段よりゆっくり目に起きて、シャワーを浴びてから、屋上のレストランで朝食をいただきました。

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貸し切り状態で申し訳ないくらいでしたが、今はビュッフェ形式ではなく、すべて個別に好きなものをオーダーさせてもらえました。

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朝のワット・アルンも素敵でしたね。
王宮やワット・ポー側の景色も楽しめます。

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現在、コロナによりワット・ポーとワット・アルンを行き来する渡し舟は運休しており、観光客用のボートの往来もなく、たまに砂を乗せた平底船がゆっくり通るくらいでした。

おかげで、いつもの喧騒が嘘みたいなチャオプラヤー川の雄大な流れを見ながら、優雅な朝食を堪能することができました。
欲を言えば、ホテル下で行われていた道路工事の騒音がなかったら、もっと良かったんですけどね。(笑)


朝食後も、12時のチェックアウトぎりぎりまで、部屋でダラダラ読書をしたりしていました。

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あー、ほんとはあと2日くらいこうしてボケーっと寛ぎながら過ごしたかったです。
こんなに名残惜しく思うのも「チェックアウト時間」というリミットがあるからなんでしょうか。
これが日常だったら、それはそれで飽きてしまうのかなあ。

そんなことを考えながら、束の間の非日常とお別れし、12時ちょうどにチェックアウトして帰途につきました。

 

ではまた。

 

7月の日本行きエアアジアXもダメだったか・・・。

本日、タイ・エアアジアXからSMSとメールが届きました。
7月の一時帰国用にずいぶん前に予約しておいたフライトが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりキャンセル。
覚悟はしていましたが、やっぱり・・・。

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今年は、所用で7月、8月、9月と連続で一時帰国予定がありチケットを買っていましたが、これで7月脱落決定。
実は、8月のタイライオンエア便は早々にキャンセルされたので、その後、エアアジアで購入し直していたのですが、どうなることやら。
内心、8月ももう8割方あきらめているんですけどね。
というか、9月さえあやしい。


最近、フライトのキャンセル続きで、もう、半ば慣れっこになってきました。
なんでしょう、このあきらめの境地・・・。
私がどうあがいたって、飛ばないものは飛ばないし。
そもそも、仮に帰国できたとしても、所用を済ませる前の自主隔離、そしてタイに戻ってから出勤できるまでの自主隔離とか考えたら、この状況での一時帰国なんて、どう考えても現実的じゃないし。


まあでも、キャンセルされたフライトの処理はしないといけないわけで。
メールに記された、選択肢はふたつのみ。
(もう現金での払い戻しはありません)


【1】フライトの日程変更
2020年10月31日までの期間内で、同ルートのフライトの日付変更が可能。
フライトの48時間前までなら空席があれば何回でも追加料金なしで変更が可能とのことです。

【2】クレジットアカウント
発行から730日(2年間)有効のクレジットアカウントとしてキープ。

(予約金額相当分のクレジットをエアアジアBIGのアカウントに付与)
将来のフライト予約で交換して使えるポイントのようなものですね。

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メールでは、【2】を推しています。
引換も早いし、有効期間も長いし予約時にも簡単に使用できて便利だからと。


でも、逆に、うがった考え方をしちゃいました。
航空会社が【2】を勧めてくるってことは、【1】にしてほしくないからじゃないかなと。

例えば、【1】ばかり選択されてしまうと、もし今後国際線が再開した時に、高い値段で売れるかもしれない座席が埋まってしまう可能性があるから、航空会社にとってはありがたくないんじゃないかなと想像したり、
また、最悪の事態を想定して、キャンセル便の振替案件(日程変更にしろクレジットアカウント利用にしろ)は、できるだけ先延ばしにしたいという気持ちがあるんじゃないかと思ったり。

まなお、性格悪いですかね。
でも、この世界的な危機で経営にも影響が出てきているでしょうから、企業としては当然やりくりを考えているわけですものね。
既に現金払い戻し申請をした別の航空会社数社からも、現時点でまったく返金されていないことなんかを考えると、最悪のこともある程度覚悟しておかなきゃならないなという気持ちになってます。

杞憂にすぎなければいいんですけど。


【1】か【2】か・・・。
うーん。どっちにするかは、もうちょっと寝かせてから考えます。笑


さ、今週末はどうやって引きこもろうかな。。。

 

 

ではまた。

 

■2020年5月11日追記

とりあえず、10月半ばへの日程変更をしておこうとメールの案内に従って、アヴァ(AVA:『エアアジアバーチャルオールスター』だそう)とチャットしたんですが、フライト及び個人情報を入れた時点で、以下のメッセージがでました。

-今回の対応の対象となる期間(2020年3月23日〜2020年6月30日)のご予約ではありませんでした。詳細はこちらからご確認ください。最新の情報はこちらからご確認ください。

-ご予約いただいているフライトは運航が予定されており、フライトのキャンセルによる影響はありません。

 

フライトキャンセルメールが来たからアクセスしたのに、これいかに?
念のため、英語ページからチャットしてみましたが、同じようにフライトは通常通り予定されていると。

うむむむ。
システムにまだ反映されてないのでしょうか・・・。
7月まではまだ時間があるので、また時間をおいてトライしてみます。

 

イタロ(Italo)の払い戻し手続き【新型コロナウイルスCOVID-19】

最近、新型コロナウイルスの話ばかりですが、実はしれっとバンコクのPM2.5汚染も悪化しているおかげで、咳き込むにも非常に気をつかうアレルギー持ちのまなおです。

イタリアの高速鉄道「イタロ(Italo)」から運行キャンセルメールが来たので、払い戻し手続きを行いました。
もう120%運行不可だとわかっていたし、心の準備もすっかりできていたのですが、一応、先方からのキャンセルメールを待っていたのでした。
(『ゴールデンウィークまでには収束の可能性もゼロではないしな』などと、まだ淡い期待を持っていた3月初旬頃の私が、ずいぶん遠い昔のことのようです)

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イタロからのメールに従って、さっそく払い戻し手続きを行いましたが、
クレジットカードなどへの返金ではなく、発行から1年間有効のバウチャー(クーポン)での払い戻しのみです。

現金払い戻しでないのは残念ですが、ある程度覚悟してました。まあ、仕方ないですね。
この先1年でイタリアへ行けるかどうかなんて全くわからないながらも、希望も込めてバウチャー払い戻し手続きをしておくことに。

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払い戻しページへ

メールに記載されていたページに行ってさっそく払い戻し手続き開始です。
(メールの『VAIA ITALO IN VIAGGIO』ボタンをクリックで下記のページに飛びます)
https://italoinviaggio.italotreno.it/?sc_lang=en

 

  • Lombardy、Veneto、Emilia Romagna地域へ(から)の列車は、2020年3月2日以前に購入したチケットが、
    その他の地域へ(から)の列車は、2020年3月9日以前に購入したチケットが、払い戻し可能。
  • チケットの価格分を、発行から1年間有効のバウチャーとして全額払い戻しされます。
  • また、同一のチケットコードで往復や複数区間の予約をしている場合は、それぞれの列車番号(Train number)毎に申請が必要

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申請フォーム記入

上記ページに記載されたURLから申請フォーム(Claim form)のページに飛びます。

https://www.italotreno.it/en/refund

  • まず、カテゴリー(Category)を選びます。
    新型コロナウイルスでのキャンセルの場合は、
    必ず「Refund for health emergency 2020」を選びます。
  • サブカテゴリー(Subcategory)の選択肢は「health emergency」しかないので、これを選択。
  • 払い戻しタイプ(Refund Type)も選択肢は「Refund with voucher」のみ。
  • 旅行日(Travel date)を入力。
  • チケットコード(Ticket code)を入力。6桁の英数字です。
  • 列車番号(Train number)を選択。
    ※同一のチケットコードで往復や複数区間の予約をしている場合は、このチケットコードごと(区間ごと)にそれぞれ申請をする必要があります。


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以上を記入したうえで、「CONTINUE」をクリック。


次のページで、個人情報を入力していきます。

  • カスタマーコード(Customer Code)は、イタロの会員番号を入力。(非会員の場合は不要)
  • 名前(Name)、姓(Surname)を入力。
  • Emailを入力。(確認用にもう一ヶ所)
  • 携帯番号(Mobile phone)を入力。
    (私は、タイの国番号66から入力しました)
  • 電話番号(Phone)は、必須ではありません。


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記入が済んだら、「CONTINUE」をクリック。
確認画面となります。


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確認画面で間違いがなければ、「CONTINUE」をクリック。



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申請受付済のページ。
これで払い戻し申請は完了です。

すぐに自動配信メールが届いていました。
30日以内に処理されるとのことです。

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あとは、連絡を待つのみです。


以上、イタリアの高速鉄道「イタロ」のバウチャー払い戻し手続きをした話でした。

 

ではまた。

■2020年5月26日追記

無事にバウチャーがメールで届きました!

www.manao.life

タイライオンエアの日本発着路線は5月以降も一時的に全便運休【新型コロナウイルスCOVID-19】

先日、8月の日本からバンコクへの便がキャンセルになったという、タイライオンエアからのメールが届きました。

「えっ!もう8月分のキャンセルまで決まったの!?」

確かに、まだまだ新型コロナウイルスの収束は見えていませんが、それにしても8月までとは・・・。
ここのところ、4月5月のフライトキャンセルを立て続けにくらい、多少慣れっこになっていた私も、さすがに驚きました。
『もしかしたら、タイライオンエアが日本路線から撤退、あるいはもっと酷いことに・・・?』と、勘ぐっちゃいました。

そして本日、2時間待ってようやく繋がったコールセンターで、無事に払い戻し処理ができましたので、経緯と払い戻し方法を報告したいと思います。

※2020年5月5日その後の経緯について追記しました。(記事の最後)
※2020年11月14日払い戻しが完了しました。(記事最後に追記)


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いきなりキャンセルメールが届く

2020年3月23日、タイライオンエア(Thai Lion Air)から1通のキャンセルメールが届きました。
メールのタイトルは「フライトキャンセル」でしたが、本文の書き出しは『リスケジュール(変更)の便は以下のようになります』という内容でした。
けれども、その、変更後の新しいフライト情報欄のところは、すべて空欄になっているのです。
いや、これはどうしたものかと。

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タイライオンエアの運休及び払い戻し情報をネットで検索してみましたが、
その時点でヒットしたのは、4月30日までの運休とその処置予約変更航空券有効期限1年間延長(クレジットシェル)、全額払戻し)だけでした。

どこにも5月以降の運休についての情報を見つけることができなかったんです。
コールセンターにも何度もかけましたが、まったく繋がりません。

それで、仕方なく、全額払い戻し希望する旨をメールで送っておきました。
ただ、それからタイライオンエアからの返信はありませんでした。

5月以降も全便運休だった!

メールは毎日迷惑メールフォルダも含めてチェックしてましたが、やはり返信はなし。
そこで今日、もう一度タイライオンエア情報を検索していると、以下のことがわかりました。
https://www.thailionair.jp/information


昨日、3月26日更新の運行情報によると、

■ 2020年3月16日~4月30日:日本発着路線はすべて運休。

■ 2020年5月1日以降:運航スケジュール調整中。※確定まで一時的に全便運休

ということでした。
つまり、5月1日以降も、今のところ全便運休ということらしいのです。

それで、あのキャンセルメールだったわけですね。
リスケジュール後のフライトも、未定だから空欄と。

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日本発着路線運休に伴う変更・払戻等の案内

■ 2020年3月25日~5月31日の期間中に搭乗の航空券の場合
1 予約変更 2 航空券有効期限1年間延長(クレジットシェル) 3 全額払戻し のいずれか。

■ 2020年6月1日以降の搭乗航空券の場合
1 予約変更 2 全額払戻し のいずれか。


手続き方法は

  • 旅行会社や代理店で購入した人は、購入した旅行会社・代理店へ連絡。
  • タイ ライオンエアWebサイト・アプリで購入した人は、下のタイコールセンターへ連絡。

    Thailand Thai Lion Air Call Centre
    Tel: (+66) 2-529-9999 06:00 - 24:00
    Email: info@lionairthai.com   *タイ時間


とのことです。
5月以降のフライト予定がたっていない現状で考えれば、全額払い戻し一択な気がします。

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コールセンターで払い戻し申請!

既にメールは送っていたものの、返事もないため、やっぱりコールセンターにかけてみることにしました。

相変わらず、延々とタイライオンエアの音楽を聞かされるはめになりましたが、2時間くらいでようやくオペレーターに繋がりました。
(スマホのスピーカー音量を最小にしつつ、一応、ちゃんと仕事はしながら待機してました)

コールセンターでは、以下の内容を確認されるので、あらかじめ用意しておきましょう。


PNR(予約番号) ※アルファベット6文字

・ 全員の航空券番号 ※310から始まる13桁

・ 発券済搭乗便名・日付・区間


私は、上記のうち、航空券番号、搭乗便名と日付の代わりに、ウェブ購入した時の連絡先電話番号(携帯)を尋ねられました。

本人確認が済むと、予約変更全額払い戻し希望かを聞かれますので、
私は、全額払い戻し(Refund)をお願いしました。
ちなみに、タイ語では「ขอเงินคืนเต็มจำนวน(コー・ングン・クーン・テム・ヂャムヌアン)」です。

購入時に使用したクレジットカード会社へ、45営業日以内に返金の手続きを行うとのことでした。


なお、タイライオンエアーのコールセンターは英語かタイ語のみです。
タイ語のオペレーターにもなかなか繋がらない状況で、英語のオペレーターにどれくらいで繋がるかわかりませんが、もしタイ語で連絡する場合は、タイ人の方に電話してもらった方がいいかも知れません。
私の対応をしてくれたオペレーターさんは、容赦のない、かなり早口のタイ語でした。(笑)
待っているお客さんがいっぱいいるから、そうなるんでしょうね。
本当にご苦労様です。

 

※運航状況や手続き方法は随時変更になる可能性があります。
タイライオンエアのウェブサイトまたは公式Twitterで最新の情報をご確認ください。

ウェブサイト(日本語):https://www.thailionair.jp/
Twitter(日本語):https://twitter.com/thailionairjp?lang=ja



ではまた。

■その後の経過(2020年5月5日追記)

この記事を読んでいただいた方から、メッセージをいただきました。
コールセンターになかなか電話が繋がらずにお困りのようでしたが、なんとか今日の午後、無事に電話で払い戻しの依頼手続きができたとのことで、よかったです。
こんな私のブログを見つけて読んでいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てたとしたら、なにより嬉しいです。

ということで、まなおの払い戻し手続きのその後を少し。

5月5日現在、まだクレジットカードへの返金は行われていません。

今日メッセージをいただいた方もおっしゃってたんですが、
電話だけの受付って、その後本当に手続きが進行しているのかどうか、不安ですよね?
タイライオンエアの場合は、特に受付完了メールがくるわけでもないので。

そんな不安も手伝って、本日、コールセンターに再度確認の電話をしてみました。

相変わらず、何分も待ってようやくオペレーターに繋がったので尋ねてみると、
間違いなく払い戻し手続きは承っており、手続きは進行中。
ただ、相当数のキャンセルにより返金処理が遅れている。
現在、45日から90日程度の日数を要している。
とのことでした。

口頭確認だけでは不安なので、メールを送ってくださいと依頼しましたが、
メールやSNSでのお知らせ対応はできかねますと、丁寧に断られました。

とにかく、「申し訳ありませんが、もう少しお待ちください」

とのことだったので、不安は残りますが、気長に待つことにします。

■その後の経過(2020年11月15日追記)
メールで払い戻し手続き完了のお知らせが届きました。
メールの送信者はタイライオンエアではなく「2C2P」という会社からでした。
払い戻し手続き申請から7ヶ月以上かかりましたが、やっと完了。

何はともあれよかったです。

エミレーツ航空のチケットを払い戻した話【新型コロナウイルスCOVID-19】

一昨日、4月初旬からソンクラーンにかけての一時帰国チケットを払い戻したまなおです。
だいぶ前から覚悟はしていましたが、COVID-19の非感染証明が必要だとか、JALやANAまで運休が相次ぐなど、日本からの渡航がほぼ無理に等しくなってきた昨今の状況に加えて、3月26日からの緊急令(非常事態宣言)の発令などが決定打となり、潔くあきらめることに。
仮に日本に帰れたとしても、当分タイに戻って来られないとなると、職を失いますからね。

4月の一時帰省キャンセルに伴い、予定していた日本国内旅行の宿やレンタカーや国内交通のキャンセル手続きもさることながら、実はゴールデンウィークに予定していた旅行のキャンセルにも追われている今日この頃です。
どこのコールセンターもパンク状態で、なかなか繋がらなかったりするんですよね。

そんな中、今日はエミレーツ航空の往復航空券を払い戻しすることにした、その顛末を書いておこうと思います。


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(画像はエミレーツ航空ウェブサイトhttps://www.emirates.com/jp/より)


実は、旅行バウチャー(クーポン)への交換をとるかキャンセル料金を払った上での現金払い戻しをとるか、さんざん迷いました。

(2020年3月26日現在、エミレーツ航空では、チケットの条件を問わず全額払い戻しという特別措置はとっていません)

さんざん迷った上で、今回、私はキャンセル料金を支払っても現金払い戻し(クレジットカードへの返金)を選んだんです

 

払い戻しか?バウチャー交換か?

最初は、
新型コロナ騒ぎで航空会社が当該路線の運航をキャンセルしたのに、なんでキャンセル料を支払わなければならないのか?
なぜ全額払い戻しではないのか?
JALは全額払い戻しに応じてくれたのに?
お金持ってる産油国のキャリアなのにせこくない?
と思いましたよ、正直なところ。

でも、それがエミレーツの方針なのだから、仕方ないですよね。
そもそも、チケットの払い戻しルールってのがあるんですもん。
キャンセル料払うのが嫌なら、エミレーツ航空が提示しているもう一つの選択肢、1年有効の旅行バウチャーに交換すればいいことなんですから。

※旅行バウチャー・・・エミレーツ航空が提供するすべての商品やサービスで使えるクーポン

ただ、その時点では、
1年でコロナ騒ぎが収束する保証はどこにもなくて、バウチャーに交換しても、それを使えない可能性もあるのでは?
という不安と、
もうちょっと待てば、抗議の声が高まって、エミレーツもキャンセル料なしの全額返金となる可能性もあるかも?
というような淡い期待とが、私の中で拮抗していました。

ところが、
数週間前までは、エミレーツの新型コロナウイルスに関する日本語のお知らせページで、(現金での)払い戻しという項目があった気がするのに、ここ数日は、旅行バウチャーへの交換という案内しか前面に出てこなくなったこととか、
昨日までは自分の予約管理画面に「払い戻し請求する」というようなボタンがあったのに、今日見たらそのボタンがなくなっていたことなんかを鑑みると、
エミレーツ航空が、現金での払い戻しは勘弁してほしいと切実に思い始めてきている、つまり、それだけ経営が行き詰まりつつあったりするのかな?
という不安が、日に日に増していきました。

確かに、ここ数日でエミレーツは全便運行停止措置をとったりしていましたから、全員に全額払い戻しなどしていたら、かなりの負担となることでしょう。

だから、
「石油の原産国なんだから、破産とか、めったなことはないだろう」と思いつつも、
「いやいや、このご時世、何が起こるかわからない」という気持ちも抑えられず、自分の中でどっちを選べばいいかの葛藤が強まる一方でした。

もちろん、コロナ騒ぎが収束した時点でバウチャーを使って旅行を再計画すれば、とりあえずチケット代の損失はないわけですが、最悪、航空会社が消滅してしまうようなことがあれば、バウチャーだってただの紙切れになってしまうわけです。(実際のバウチャーは紙ではないでしょうけど)

そんな風に、誰にもわからなないことをいろいろ考えるのも疲れてしまって、結局、払い戻し手続きをすることにしたんです。
ここで一旦クリアーにして仕切り直すことに。
ある意味、損切りみたいな?


やっと繋がったコールセンター

2週間くらい前から、私、ずっとエミレーツのコールセンターに電話していたんですが、全然繋がりませんでした。
1時間以上、エミレーツの軽快な音楽を流し続けられるなんてことザラでした。
それでも全く繋がらないので、何回あきらめたことか。

なんでコールセンターにそれほど執拗に電話したのかというと、
私の予約確認ページに、「フライトがキャンセルされているので、コールセンターに連絡してください」みたいなことが書いてあったのもあるんですが、
どうしても確認しておきたいことがあったからなんです

エミレーツの払い戻し専用ページ(英語)で、
自分のチケットの料金規定を理解しており、返金不可のチケットであった場合は、税金のみの返金になることを理解しました」みたいなチェック項目が必須になっていたんです。
これ、自分のチケットが返金不可だったら、すごく怖いですよね。
それなら、支払金額全額分のバウチャー交換にしたほうが絶対にいいわけですから。

ということで、私のチケットはいくらのキャンセル料が取られて、いくら返ってくるのかを、あらかじめ確認しておきたかったんです


日本のコールセンターも、タイのコールセンターも、相変わらずぜんぜん繋がりませんでしたが、今日の午後、奇跡的に日本のコールセンターにつながったんです。(約15分ぐらい待たされましたけど)

てっきり日本人の担当者が応対するのかと思っていたら、片言の日本語を話す外国の女性の方でした。
最初は大丈夫かなと不安になりましたが、こちらがゆっくりわかりやすいように話すと、ちゃんと答えてくれました。

わかったことは以下の通りでした。

  • 私のチケットは、5,000バーツのキャンセル手数料がかかるが払い戻しが可能。
    (残りの約15,000バーツが払い戻しされるとのこと)
  • 電話では払い戻し手続きはできないので、払い戻しサイトから手続きをすること。
  • 2~3か月手続きに時間がかかること。
  • (バウチャーに交換する場合)1年以内にコロナウイルスが収束していなかった場合、さらにもう1年有効期間を延ばす。

電話した時点で、現金での払い戻しにすることはほぼ決めていたのですが、念のため、バウチャーに交換する場合の疑問点もきいてみました。

最大2年まではバウチャーの有効期限を延ばせるようなので、少しは安心ですよね。
さすがにその間にはコロナウイルス騒動は収束していると信じたいです。

というものの、これだけ運休すると、経営自体が傾くこともあるだろうかと思って、
あのー、エミレーツさんがなくなるってことはないですよね?
と聞いてみたんですが、言い終わった瞬間、そんな失礼&くだらない質問をした自分がおかしくて笑ってしまったら、オペレーターさんも声を出して笑ってくれました。
それは私たちも心配していますが、こうしてがんばっていますので・・・」と。
本当にアホなまなおです。ごめんなさい!

最後に「毎日、たくさん電話がかかってきて大変でしょうけど、がんばってくださいね!」と言って電話を切りました。


ウェブサイトから払い戻し請求

コロナウイルス(COVID-19)に関する最新情報の日本語ページから、「払い戻しのお申込みページ」をクリックすると、英語の払い戻しページに移行するので、手続きはこちらから行いました。


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Refund or Travel Voucher という項目の下側が現金での払い戻し請求です。

旅行バウチャーを希望する方は、上側を選びます。

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Form checklist の4項目は、すべてに了承のチェックを入れる必要があります。

※私が最後まで心配だったのは、一番上の項目です。それで、コールセンターにあらかじめいくら戻ってくるのかを尋ねました。
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Personal information の項目に、自分の個人情報を書き込みます。

(私は、エミレーツのスカイワーズ番号でログインしていたので、自動的に入力されています)
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Booking information で予約番号、出発日、出発空港、到着空港を記入します。
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Refund Type ではすべての払い戻しを希望の場合は、一番上の Fully unused ticket を選択します。
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Ticket or document number で、176から始まるチケット番号を入力し、その下に搭乗者の名前をローマ字で入力します。
同じ予約番号で予約した人の分も払い戻しする場合は、「+Add field」というボタンをクリックして、同乗者のチケット番号と名前も入力します。

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Payment の項目では、支払いをした場所(私はウェブサイトでクレジット決済)と出発国を選びます。クレジット/デビットカードで支払った人は、カードの名義も入力。
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Comments 新型コロナウイルスによる払い戻し(またはバウチャー請求)をする人は、「+Add Comments」ボタンを押して、コメント欄に「Refund request due to Coronavirus」と記入します。
最後に、入力した内容が正しいことを確認して、チェックを入れてから、「Submit」ボタンを押して申請します。


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この画面になったら申請完了です。
払い戻し請求した内容確認の自動メールが届きます。


以上、エミレーツ空港の航空券を払い戻し方法でした。

あとは、無事に返金されることを願うのみです。
やっぱりバウチャーにすればよかったなんてことは、もう考えない、考えない・・・!(笑)

あ、自分ののチケットが払い戻し可能かどうかは、必ず確認したほうがいいです
中には払い戻し不可のチケットだったという方の話も目にしました。
払い戻し不可のチケットの場合は、もちろん、迷うことなく旅行バウチャーへの交換一択です




ではまた。

 

国宝松江城と武家屋敷とこたつ船、そして、ろんぢんのハンバーグランチ

冬の島根県を訪れました。
人生初の島根県ということで、王道ともいえる見どころを回ってきました。

www.manao.life


先日、小泉八雲記念館でひとつ賢くなった話を書きましたが、今日は、小泉八雲記念館の後に巡った松江城周辺の観光についてざっと紹介したいと思います。

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スタートは松江駅(レイクライン)

松江市内の観光に便利な交通手段のひとつに「レイクライン」というバスがあります。
松江城や武家屋敷、月照寺、松江しんじ湖温泉といった松江の主な観光スポットをぐるっとまわるレトロな外観のかわいらしいバスなんです。

何回も利用する方は一日乗車券(大人520円/小人260円)や、市営バスとの共通二日乗車券(大人1,050円/小人530円)などがお得です。
私たちは、松江城付近はぶらぶら散歩してまわるつもりでいたので、一日券ではなく普通に1回210円で乗車しました。

最新の運賃や路線図は、「ぐるっと松江レイクラインバス」のページでご確認ください。


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松江駅の7番乗り場から出発し、松江城の先の「小泉八雲記念館前」まで乗ってみました。
ここから古い町並みを散策しながら松江城まで引き返すように歩いてみることにします。

お得なセット割引チケット&武家屋敷

小泉八雲記念館を見学した後、城下町の趣が残る町並みを歩いて武家屋敷へ。
この通りは「塩見縄手」と呼ばれ、かつて武士の家中屋敷が並んでいた場所です。
松江市の伝統美観保存地区に指定されており、建設省の「日本の道100選」に選ばれているそうです。

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3館共通券

実は、小泉八雲記念館で「3館共通券」という、3施設の入場がセットになった割引チケットを買っていました。
小泉八雲記念館」と「武家屋敷」と「松江城天守閣」の3か所で、大人1,100円、小人510円です。
通常料金が大人で「小泉八雲記念館=410円」「武家屋敷=300円」「松江城天守閣=680円」ですので、別々に購入するより、だいぶお得ですね。

この3館共通券には「小泉八雲記念館」と「小泉八雲旧居」と「松江城天守閣」の3か所がセットになったものもあります。(同金額)
好みで選べばいいでしょう。

また、この共通チケットを提示すれば、松江の観光施設や遊覧船などを、割引価格で利用することができます

詳しくは、松江観光協会のウェブサイトで詳しく書かれています。


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武家屋敷

小泉八雲記念館で買った共通券を提示して、武家屋敷に入ります。

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わりとリアルな人形がお出迎え。
ちょっとギョッとしますが、中へ。

当主の書斎兼居間的な部屋や奥方の部屋、茶室、厠、台所など一回りぐるっと見ていきます。

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鳥の形をした釘隠しのデザインがすてき。(ふくら雀というそうです)

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こじんまりとした庭ものどかな感じでいいです。
紅白の梅がほぼ満開でした。

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<施設情報>

松江市指定文化財 武家屋敷

所在地:〒690-0888島根県松江市北堀町塩見縄手305
TEL:0852-22-2243
FAX:0852-22-2343

営業時間:
4月1日~9月30日・・・8:30~18:30 (入館受付は18:00まで)
10月1日~3月31日・・・8:30~17:00 (入館受付は16:30まで)


入館料:大人310円(団体料金:240円)、小人(小・中学生)150円(団体料金:120円)
    外国の方150円(小人80円)
休館日:年中無休
ウェブサイト:https://www.matsue-bukeyashiki.jp/




こたつ船でぐるっと松江堀川めぐり

武家屋敷を後にして、再び塩見縄手の通りを松江城の内堀沿いに歩いていきました。
なかなか風情のある景色です。

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お堀と宇賀橋、そして国宝の天守閣がひょっこりと。

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こたつ遊覧船に乗船

今回、松江城に来たらやってみたかったことのひとつ、堀川遊覧船に乗ってみることにしました。
この遊覧船は、松江城を取り囲むお堀(堀川)を約50分かけて1周するんですが、冬場は座席にこたつが用意されているんです。
温かいこたつに足を入れながら、地上とは違った視線で城下町の景色を楽しむことができます。

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お堀巡りをする中で、当然いくつもの橋の下を船がくぐることになります。
たいていの橋桁はそこそこ高さがあるので問題ありませんが、いくつかの橋は高さが低く、そんな低い橋を通過するときには、電動の屋根が下がるようになっています。

バンコクのセンセープ運河のボートも、雨期で水位が上がっているときは橋の下で屋根を下げるのと同じですね。(笑)

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こんな感じで、みんなこたつの上に伏せます。
横幅すれすれの橋もありました。

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この堀川遊覧船のチケットは、1日券なので、いくつかある乗船場で降りて周辺を観光し、また後の船に乗って観覧を続けるといったふうに、1日何度でも乗り降りすることができます。
(私たちが乗った船は、途中で降りたり乗ったりする人は誰もおらず、ぐるっと1周して全員降りましたけど)

ゆっくり時間をかけて松江城周辺を観光したいという人には、なかなかお勧めの優雅な交通手段でもあります。

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ちなみに、上で書いた「3館共通券」を提示すると、この遊覧船チケットも団体料金で乗船できるんですね。

冬の堀川めぐりもすてきでしたが、春の桜の頃は、また格別にきれいだろうなと思いました。

 

<遊覧船情報>

ぐるっと松江堀川めぐり

所在地:〒690-0876 島根県松江市黒田町507-1
TEL:0852-27-0417
FAX:0852-27-0341

営業時間:
夏期(7月1日~8月15日)=9:00 - 18:00
冬季(10月11日~2月末))=9:00 - 16:00
春秋(3月1日~6月30日、8月16日~10月10日)=9:00 - 17:00

入館料:大人1,500円(団体料金:1,300円)、小人(小学生)800円(団体料金:700円)
    外国の方1,200円(小人600円)
ウェブサイト:https://www.matsue-horikawameguri.jp/

 

国宝松江城

こたつのポカポカ遊覧船で堀川沿いの景色を堪能した後は、いよいよ国宝松江城の天守閣へ向かいます。
日頃の運動不足がたたり、天守閣までのちょっとした階段でも息が上がります。トホホ

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国宝の決め手

この松江城が国宝に指定されたのは、2015年のことです。

1935年(昭和10年)「国宝保存法」により国宝に指定。
1950年(昭和25年)5月文化財保護法制定により、「重要文化財」と呼称。
2015年(平成27年)5月15日 国の文化審議会において、国宝に指定するよう文部科学大臣に答申がなされる。
2015年(平成27年)7月8日 正式に国宝に指定。

(松江城公式ホームページより引用)


松江城って、かつて国宝に指定されながらも、昭和25年の文化財保護法制定によって重要文化財に格下げ(?)されていたんですね。
それが、2015年に再び国宝に返り咲いたのは、築城年代が明確になったからだそうです。

というのは、このお札のおかげ。(写真は現在展示してあるレプリカ)

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これは祈祷札と呼ばれるもので、「慶長十六」とか「正月吉祥日」といった文字が確認でき、この天守閣が築城されたのが慶長16年(1611年)以前であることの証拠となるわけです。

ただ、松江城天守閣の柱に打ち付けられていたこの祈祷札、実は、長らく行方不明になっていました。
それが平成24年(2012年)に松江神社で再発見され、その後の調査で、祈祷札の上下にある釘穴の位置が天守閣地階の柱の穴と一致したため、紛失していた松江城の祈祷札に間違いないと認定されたそうです。

これらの情報は、以前、ブラタモリで見ていたので記憶に残っています。(笑)

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望楼最上階(5階)からの眺めと、下は国宝の指定書。

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天守閣の全景です。
大きさはそれほどでもないですが、安定感のある美しいフォルムの天守だと思います。

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穴太積み

松江城のお堀の石垣や天守閣の石垣は、穴太衆(あのうしゅう)による野面積みと打ち込み接(はぎ)によって造られています。
穴太衆と言えば、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した石垣のスペシャリスト集団でした。
近江国(現在の滋賀県)坂本、穴太の里を拠点としていました。

www.manao.life


穴太衆については、以前の記事でも書いています。
ここ、松江城にも招かれて築城に貢献していたんですね。

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<松江城情報>

国宝 松江城

所在地:〒690-0887 島根県松江市殿町1-5(松江城山公園管理事務所)
TEL:0852-21-4030
FAX:0852-21-4211

登閣時間(天守閣):4月1日~9月30日=8:30 - 18:30、10月1日~3月31日=8:30 - 17:00
本丸開放時間:4月1日~9月30日=7:00 - 19:30、10月1日~3月31日=8:30 - 17:00

登閣料:大人680円(団体料金:540円)、小人(小・中学生)290円(団体料金:230円)
    外国の方1,340円(小人140円)

休館日:年中無休
ウェブサイト:https://www.matsue-castle.jp/



ろんぢんのハンバーグランチ

この日のランチは、松江城の近くにある「ろんぢん」というお店でいただきました。
事前情報なしに通りがかりに入ったお店でしたが、この辺りでは名前の知れたレストランで、しゃぶしゃぶとかすき焼きとが有名なお店みたいでした。

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店内は大正浪漫漂ういい雰囲気でした。

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ハンバーグのセット、美味しかったです!
熱々の鉄板に乗ったハンバーグにその場でソースをかけてサーブしてくれます。
大きくて肉汁もたっぷりジューシーなハンバーグでした。
ハンバーグ好きのまなおにとっては至極の時間。

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和牛肉100%ハンバーグ(ライス・サラダ付 1,800円)


<レストラン情報>

松江本店 ろんぢん
RONJIN JAPANESE RESTAURANT

所在地:〒690-0887 島根県松江市殿町267
TEL:0852-22-3618
営業時間:昼11:00-15:00(LO. 14:30)、夜17:00-21:00(LO. 20:30)
E−mail:info@ronjin.co.jp
ウェブサイト:https://www.ronjin.co.jp/

 

 

おわりに

以上、松江城とその城下町の町歩きの報告でした。
島根旅行の最終日で半日ちょっとしか時間が取れませんでしたが、すごく楽しかったです。
欲を言えば、もう少しゆっくり時間をかけて見て回りたかったなと。
そのくらい、松江は、まなお的にかなり好きな町のひとつになりました。

山陰地方、なかなかいいですね。
また近い将来訪れてみたいです。

 

ではまた。

 

スコータイ歴史公園近くの美味しいタイ料理レストラン【Baan Junshine Restaurant】

今日は、先日訪れたスコータイの美味しいレストランを紹介したいと思います。
スコータイと言えば、タイ族最初の王朝が誕生した地として知られています。
そのスコータイ王朝の都があった場所には、王宮跡や寺院の遺跡群が点在し、現在歴史公園として観光スポットになっています。

そんな歴史公園からほど近い場所に、比較的新しいタイ料理レストランを見つけたので入ってみました。

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レストランの場所と外観

「Baan Junshine Restaurant(ร้านอาหาร บ้านจันทร์ฉาย สุโขทัย)」

英語表記が若干ずれている気もしないでもないですが、
タイ語から、あえて読み方をカタカナにすると「バーン・チャンチャーイ」とか「バーン・ジャンチャーイ」とかでしょうか。



スコータイの歴史公園の入り口から約1キロちょっと、徒歩だと15分くらいの場所にあります。

歴史公園付近で宿泊される方や車で訪れる方には、便利な場所にあると思います。

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どうですか?
なかなか素敵な外観のレストランです。
冷房も完備で清潔な店内では、Wifiも利用できます。

昔、スコータイの近県に住んでいた私は、日本から来客があるたびにスコータイ遺跡を案内していました。
ですから、この歴史公園付近(ムアンガオ:เมืองเก่า)も、ある程度なじみの土地ではあるんです。
でも、数年前まではこの場所にこんなレストランはなかったような気がします。


歴史公園のすぐ前にもゲストハウス兼食堂といった感じのレストランはいくつかあって、今まではそのあたりで食べることが多かったんですが、たまにはこういうレストランで食べてみるのもいいなと思い、入ってみることにしました。


メニューあれこれ


一般的なタイ料理、そしてイサーン料理のメニューの中に、この店オリジナルっぽいものもちらほら。


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これがレストランのメニューなんですが(あ、2015年オープンのようですね)、
最初にシェフの御挨拶みたいなのがあったりして、なかなか本格的な雰囲気。

田舎の屋台でオシボリ出してくれた時くらいの衝撃です。(←最近お気に入り)

雰囲気のわりには、価格もそれほど高くはなく、美味しそうな写真がたくさん。


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写真と英語もあるので、外国人にもわかりやすいですね。
何を選ぼうかと迷ってしまいます。

ちなみに、ビールが大瓶で100バーツちょっとというのも良心的です。


実食!一番気に入ったものは・・・

迷った割には案外スタンダードなものを頼んでしまったまなおです。^^;


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手羽先のから揚げ(ปีกไก่จันทร์ฉาย)139THB
オリジナルな味付けで美味しかったです。


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古都のエビ(กุ้งกรุงเก่า)229THB
という味の想像が難しいネーミングのものを注文してみたら、手羽先のから揚げとかぶってしまいました。
味はすごく美味しかったけど、色的にも似たようなチョイスになってしまい、ちょっと失敗。


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ソムタムと揚げ物たちのセット(ตำตะบันจันทร์ฉาย)150THB
セットの皿が大きすぎて食べきれませんでした。
というか、揚げ物が多すぎて無理でした・・・。

言い訳すると、最初はナムプリックと野菜スティックのセットを注文したんですが、後から店員さんがやってきて「売り切れ」と告げられたので、急遽ソムタムセットに変えたんですが、とっさのことで他にも揚げ物を注文していることを忘れていました。

しかも、色も茶色っぽくてかぶってるし・・・。


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ミックス野菜と魚のサワースープ(แกงส้มผักรวม)149THB
このメニュー、デフォルトは野菜とエビ入りだったんですが、エビがかぶるので、プラーガポン(ปลากะพง)というスズキ目の魚に変えてもらいました。
なかなか上品な味のゲーンソム(แกงส้ม)で美味しかったです!

(照明の加減もありますが、全部茶色っぽいものばかり・・・(-_-;)



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キャベツのナンプラー炒め(กะหล่ำฉ่าน้ำปลา)99THB
これ、美味しかったです!
スパンニガーの高級キャベツのナンプラー炒めも美味しいけど、この99バーツのキャベツもすごく美味しかったです。気に入りました!
見た目はちょっと普通のキャベツ炒めっぽくて、スパンニガーほどのビジュアル的インパクトはありませんが、十分満足です。というか、むしろこっちの方が好みかも。

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昨日スパンニガーの記事を上げたのは、若干、伏線でもありました・・・。m(_ _)m



ということで、このへんでさくっとまとめておきます。

スコータイへ旅行される方、このレストランはお勧めですよ
清潔だし冷房完備だし、Wifiも使えます。
歴史公園からは歩くと15分くらいかかりますが、大通りに面しているのでそれほど危険ではないかと。
(といっても夜間の独り歩きは避けてくださいね)
レンタル自転車とかバイクを利用すればすぐです。

レストランの雰囲気のわりに良心的な価格だし、
なにより、料理がどれも平均的(以上)に美味しいです!

 

<店舗情報>
バーン・チャンチャーイ・スコータイ
ร้านอาหาร บ้านจันทร์ฉาย สุโขทัย
Baan Junshine Restaurant

所在地:จรดวิธีถ่อง ตำบลเมืองเก่า อำเภอเมืองสุโขทัย สุโขทัย
TEL:064-282-4247、091-698-1461
時間:10:30 - 22:00

ウェブサイト:https://baanjunshinesukhothai.business.site/




ではまた。

VELTRAでスコータイ旅行を探す

 

バンコクから聖地バラナシへ週末旅行【ガンガー散歩総集編】

タイでも日本でも新型コロナウイルスの感染が広がっていますね。
なるべく人混みを避けて、手洗いとうがいに努めているまなおです。こんにちは。

さて。
バラナシ旅行シリーズ続いています。
前回、タンドリーチキンを求めてさまよった記事はこちらです。

www.manao.life


今回は、一応、バラナシ旅行シリーズの最終回として、ヒンドゥー教の聖地バラナシのガンガー(ガンジス川)沿いの様子を画像メインにお届けしたいと思います。
聖なる河で沐浴をする人たち、行き交う船、朝日に照らされるバラナシの町並みなどの写真を集めてみました。

※Varanasiという地名の日本語表記には、バラナシ、ベナレス、ワーラーナシー、ワラナシ、ヴァーラーナシー、ヴァラナシなど様々な表記が見られますが、ここでは「バラナシ」に統一します。

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ガンガー沿いの風景

3日目最終日の朝。ベランダの扉を開けると冷気が部屋に入ってきます。
まだ少し霞んでいます。

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タイ温度仕様になっているまなおは、薄めのダウンジャケットを羽織り、ホテル下のガートに降りて行きます。
日本から来ている友人はいたって軽装です。
(ちなみに、インド人もまなお同様、たいてい冬仕様の重装備)

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東向きに建っているガンガー沿いの建物群は、朝陽を浴びてその姿を際立たせます。
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朝日に向かって沐浴をする人々。

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すごい数の鳥たち・・・


ガンガー(ガンジス川)で沐浴する人



まだ身体をガンジス川の水に浸ける勇気と覚悟がつかないまなおは、花びらと蝋燭の小籠(20ルピー)を買って祈り、灯籠としてガンガーに流しました。

最初、花かごを買ったはいいけど、火を付けるものを持っていないことに気付き、おじさんにマッチ借りました。(´∀`)

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ガンガー沿いのガートにはワンちゃんやヤギさんたちもよくいます。

友人は普段から動物に懐かれるたちなんですが、バラナシでもある1匹の犬ちゃんとヤギさんに異様なほど絡まれ、体を密着されてました。
他の人には見向きもせず、ずっとついてくるし。
あの執着は絶対に前世からの因縁か何かですね!(笑)

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一旦部屋に戻って、2階のレストランに朝ごはんを食べに行きます。
朝の「サンライズ・ルーフトップ・レストラン」は、その名前の通り、なかなかの景色でした。
ただ、日中は猿がやってくるため、テラス席での食事はできません。(ドリンクはOKのよう)
屋内のテーブルでいただきます。

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 朝食が終わったら、荷物をまとめて、チェックアウトです。
なんだか名残惜しかったですね。

空港へは、ホテルに頼んであったタクシーで向かいました。
1,000ルピーと高めですが、最後はバタバタしたくなかったので、安心料としてお願いしました。
Uberとか使い慣れてる方は、もっとリーズナブルに空港まで行けると思います。



この下のは、1日目と2日目のガンガー散歩です。

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おわりに

週末を利用した2泊3日のバンコクからインド・バラナシへの小旅行は、本当に楽しく有意義なものとなりました。
同行してくれた友人にも感謝です。

まなお的に、またいつか訪問したいなと心から思えたバラナシ滞在。
ビザも5年有効だし、当分インド熱が高まりそうです。
仏教の四大聖地巡礼でもやってみようかなという勢いです。(笑)

 

ということで、今回のバラナシ旅行シリーズは、一応これで終了です。
長々とだらだら書いてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました!

 

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バラナシ空港出発ロビーにて

 

 

ではまた。


【バラナシツアー】Veltraで探す

バンコクから聖地バラナシへ週末旅行【タンドリーチキンを探して編】

バラナシ旅行記、まだ続いています。
もう飽きた?
いや、そもそも読んでない?
どうかそんなこと言わないで、もうちょっとお付き合いください。
実は、書いている本人、まなお自身もちょっと飽きてきてるんですけど、
どういうわけか、誰にも頼まれていない謎の使命感というものがあって、
とにかく最後まで書いてしまいたいんです。

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というわけで、前回、ガートの階段から鮮やかなプージャー(ヒンドゥー教の祈祷儀式)を間近に鑑賞した興奮も冷めやらぬまま、まなおと友人はタンドリーチキンを求めてバラナシの町を歩き回ります。

という話を。

※Varanasiという地名の日本語表記には、バラナシ、ベナレス、ワーラーナシー、ワラナシ、ヴァーラーナシー、ヴァラナシなど様々な表記が見られますが、ここでは「バラナシ」に統一します。

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※画像は、タンドリーチキンではなくガネーシャ様


 

タンドリーチキンとは

みなさんは、インド料理といって思い浮かべるメニューってなんでしょうか。
「マサラカレー」とか「キーマカレー」とか「サモサ」とか「ナン(ナーン)」とか「ローティー」とか「ビリヤニ」とか・・・他にもいろいろあるとは思いますが、実は、まなお自身はそれほどインド料理に詳しいわけではありません。

ただ、そんな私でも知っているインド料理のひとつに「タンドリーチキン」があります。
「タンドゥーリーチキン」とか「タンドーリチキン」などとも表記されますね。
あの、赤い色したガイヤーン、いや、焼き鳥みたいなやつです。

今まで、インド料理屋さんに行ったら、とりあえずこのタンドリーチキンは注文しておこっていうノリだけで頼んでいたのですが、そもそもタンドリーチキンってどんな料理なんでしょうか。

改めて調べてみると、Wikipediaさんではこのように書かれていました。

タンドリーチキンもしくはタンドゥーリー チキンとは、パンジャーブ地方に伝わるインド料理のひとつ。 タンドーリチキン、チキンタンドーリとも。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ええ、これだけだとあまりよくわかりません。
続いて、概要のところにはこう書かれていました。

鶏肉を串にさしてタンドゥール(英語:tandoor)と呼ばれる壷窯で焼いたもの。インド料理店の定番料理のひとつでもある。

ヨーグルト、カシューナッツペースト、塩などの調味料と、コショウ(胡椒)、赤唐辛子、ウコン(鬱金)、ニンニク、ショウガなどの香辛料などに肉を半日ほど漬け込んだ後で香ばしく焼きあげる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 
なるほど。
私、てっきりタンドリーというのは、調味料とか香辛料の名前か何かのことかと思っていたんですが、鶏肉を焼く窯(かま)、つまり調理する道具の呼び名だったんですね。

例えるなら、鍋焼きうどんとか、鉄板焼きとか、七輪焼肉とか、そういう感じでしょうか。(違う?)

あと、発音的には、タンドリーよりも、むしろタンドーリタンドゥーリ)という表記の方が近そうですよね。
ここではタンドリーで進めますけど。


バンコクのお気に入りタンドリーチキン

今回、私がバラナシでどうしてもタンドリーチキンを食べたかった理由のひとつに、バンコクのお気に入りのタンドリーチキンとの食べ比べをしたかったというのがあります。

以前の記事でも書いたんですが、バンコクの川向こう、トンブリー地区のチャルンナコン通りにあるインド料理屋さん、その名も「INDIAN FOOD 17」のタンドリーチキンが大好きなんです。

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このお店のタンドリーチキンは、柔らかくてスパイシーでジューシー。
よく考えたら、こんなに素直に「美味しい!」と思えるタンドリーチキンは、今までのインド旅行では、あまり食べたことがなかったんです。
悪くはないけど、そこそこ・・・みたいなものばかり。

もしかしたら、私がチョイスしたレストランがたまたまそうだっただけかも知れないし、ヒマラヤの高地で食べたということが影響しているのかも知れませんが、どこかパサパサしたものが多かったんです。


・・・というような話を、旅行前に友人としていたこともあって、
よし、バラナシで美味しいタンドリーチキンを食べてみようじゃないか
ということになったわけです。



いざ、タンドリーチキン探し!

私の中では、
『タンドリーチキンなんてインド料理のド定番だから、特に下調べなんかしておかなくても、現地に行ってから適当に探せばいいや』
くらいに思っていたんです。

『親子丼なんて、適当にそのへんの食堂に入れば食べられるだろう』というのと同じくらいの感覚で。

でも、いざタンドリーチキンが食べられる店を探してみると、意外と難しかったです。
バラナシには、ホテルとかゲストハウス以外で、いわゆるインド料理レストラン然としてわかりやすく店を構えているところが少なかった気がします。
もちろん、私たちの行動範囲や探し方が悪かったのもあるかも知れません。

また、ネットでも情報を探しても見ましたが、それほどたくさんヒットしませんでした。
ガンジス川近くの細い路地をむやみに歩いても非効率だなと思って、その数少ない情報のひとつを頼りに、ゴドウリア交差点(ゴードリア交差点)近くにある「New Monga Restaurant」まで行ってみました。
このお店にはタンドリーチキンがあると書かれていたので。

Googleマップを頼りに、バラナシの細い路地を歩いて行きます。
途中、饅頭のようなものを作っている渋いおじさまや、鮮やかな色のガネーシャの祠に出くわしては足を止めつつ、夜の帳(とばり)の降りた石畳の道をお腹を空かせて向かいました。

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なんとか辿り着いたこの「New Monga Restaurant」、表からはけっこう分かりにくい場所にありました。
ごちゃごちゃとテナントが入った雑居ビルの地下で、看板はあるものの、見落としてしまいがちです。

私たちのような旅行者がたくさんいるのでしょう。
ビルの手前にある屋台のお兄さんが、奥の階段を指さして、
「あっち!」
と教えてくれました。

階段を降りていくと、確かに食堂のようなスペースが。
念のため、入口にいた男性の店員に、タンドリーチキンはあるかと尋ねると「あります」とのことで、一安心。

席についてメニューを見ていると、先ほどの店員がやってきて申し訳なさそうにこう言います。
「ごめんなさい、タンドゥーリ―閉めちゃったんです・・・」

どうやら、既にタンドリーチキンを焼く壺窯(タンドゥーリ―)の火を落としちゃったので、タンドリーチキンは提供できないとのことでした。

そうか。タンドリーチキンのタンドリー窯がなければ、それはタンドリーチキンにはならないわけで、まあ仕方ないですね。
釜めしの釜がないようなもんですもん。(違う?)

仕方はないけれど、今晩、私たちの口はタンドリーチキンを食べることになっていたので、泣く泣くお店を変えることにしました。
その店員さん、「ごめんね。また来てね」と、最後までいい人でした。

別の店へとはいうものの、私たちにこれといってお店のあてがあるわけでもなく。
とりあえず、食堂っぽいところがあれば、「タンドゥーリ―チキン?」と聞いてみる作戦に。

 

タンドリーチキンあった!けど・・・!?

大通りを歩いてみましたが、レストランっぽいところがあまり見当たらないので、元来た道を引き返しつつ細い路地に入ると、数メートル先に食堂っぽい店が。

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店頭にいた少年に
「タンドリーチキンありますか?」と英語で聞くも、あまり伝わらなかったようで、
奥にいた店主と思しきおじさんを呼んできました。

タンドゥーリーチキン?」と、改めておじさんに尋ねると、
「イエス!」といってメニューを見せてくれるではないですか!

確かに、タンドリーチキンありました。
やった!\(^_^)/


でも、よーくお店の名前を見てみると、

NEW STAR NEPALI RESTAURANT


ネパールレストラン!


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び、微妙です・・・。
これって、「本場インドのタンドリーチキンとバンコクのタンドリーチキン食べ比べ」っていう今回のテーマに即してなくない?

でも、一応、インドのバラナシでやってるレストランだし、
ネパールとインドって地続きで似たようなもんだし、
インド・ネパール料理という括りでタンドリーチキンってあるみたいだし・・・

というような理由付けを考えていたんですけど、
ぶっちゃけ、もう時間も時間だし、お腹も減ったし、これ以上タンドリーチキンを探して歩くの嫌だなというのがこの時の本音だったかも。(^^;

何はともあれ、タンドリーチキンがあることはわかったので、食堂の中に入って席につきました。
先ほどの店主のおじさんが注文を聞きに来ました。

「タンドリーチキンと・・・」と言うと、

タンドリーチキン、40分くらいかかるが大丈夫か?」と。

え、そんなにかかるんだ。
それ早く言ってよね・・・
と、内心思いましたが、
私たちの口は、今晩タンドリーチキンを食べることになっていたので、

大丈夫です
40分かかるぞ?本当にいいんだね?

え、私たち、あきらめると思ってました?

はい、待ちます」(ニッコリ)

そう言うと、
じゃあ、先にこれだけオーダー通して窯の準備してくるから」というようなことを言って、おじさん、慌てて厨房の方へ歩いて行きました。

きっと、この店でもタンドリー窯の火は落としてたんでしょうけど、一番高いメニューということもあって(といっても、350ルピー:500円ちょっと)、おじさん注文を受けてくれたのかと想像。


 タンドリーチキン実食!

それから40分ほどしてやってきました、待望のタンドリーチキン!

というか、タンドリーチキンの調理に時間がかかるなら、それまでのつなぎ的に注文した飲み物ラッシーとか、玉子カレーとかは、先に出してもらえると思うじゃないですか、ふつう。
でも、タンドリーチキンと一緒にやってきたわけです。

その間40分、何にもないテーブルで、ひたすらだべっていたまなおと友人。(笑)
わりと満席に近かった店内で、『何やってんだあいつら?』っと思った人もいたかもしれません。

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まあ、それはいいとして。
いよいよタンドリーチキン実食です!

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やや焦げ焦げ加減でしたが。

うん、美味しい。
焼きたてって素晴らしいですね。

わざわざ私たちのために作ってくれたと思うと感激もひとしおです。


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一緒に頼んだ玉子カレーも美味しかったです。
エッグカレーってなんだろうと思っていたら、(素揚げした?)ゆで卵がまるごと入っていただけでした。


このNEW STAR NEPALI RESTAURANTの場所を貼っておきますね。



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ちなみに、このお店にはビールありませんでした


おわりに

タンドリーチキンなんてインド料理の定番だから、そこらへんで食べられるはず・・・
という私の勝手な予想に反して、バラナシで若干タンドリーチキン難民になりかけた感はあったものの、最終的にはネパールレストランでタンドリーチキンを食べることができました。

美味しかったです。

でも、やっぱり私はバンコクの川向こう、チャルンナコン通りにあるインド料理レストランのタンドリーチキンが好きです

※あくまで私まなお個人の好みの問題です。

 

ではまた。

 


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