siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

峠のカフェとバリ風リゾートと貯水池ビーチ(チョンブリー県)

ここ最近、星空を求めてバンコクから比較的近いチャチュンサオ県へ行くことが何度かあったのですが、その行き帰りに立ち寄ったスポットを紹介したいと思います。

チャチュンサオとチョンブリーの県境峠にあった可愛らしいカフェや、ミャンマー風のようなバリ島風のような変わった造りのリゾートカフェ。
また、巨大貯水池の一角にには住民憩いのビーチがありました。


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山道のカフェ「Home & Hill」

チャチュンサオ県からなだらかな山道を超えてチョンブリー県に入ったあたりにあるカフェ。
木の船のような形をした外観が気になって入ってみました。

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日曜日の午後にも関わらず、その日は私たち以外に誰もお客さんがいませんでした。
1階のカウンターでドリンクを注文し、木造2階の席でいただきました。

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特に景色がいいというわけでもありませんが、緑多い山の中でほっこりできました。

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<カフェ情報>
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Home & Hill
所在地:ตำบล เกษตรสุวรรณ อำเภอบ่อทอง ชลบุรี 20270
    Kasetsuwan, Bo Thong District, Chon Buri 20270
TEL:096-254-9050
時間:08:00-16:00
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目を引く建物群「ボートーンブリー」

幹線道路をチョンブリー方面へ走っていると、突然、前方に目を引く建物が現れました。
ミャンマー風のような、バリ島風でもあるような建築物が並んでいます。

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これは立ち寄ってみない訳に行きません。

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比較的最近できたリゾート施設らしく、OTOP(タイ版一村一品プロジェクト)ショップがあったり、少し高級っぽいレストランがあったりしました。
お腹は空いていなかったので、池の横にあるカフェに入ってみました。

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調度品やソファーがちょっとクラシック風。

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ベリー系のスムージーを注文。(美味しかったです)

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トイレに行くついでに館内をぐるっと回ってみました。
池の周りに独特な景観が形成されています。

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これ、バリなのかなあ、ちょっと違うような。。。
という気もしないでもありませんでしたが、なかなか面白いリゾート施設でした。


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<施設情報>
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ボートーンブリー ホームステイ&リゾート
บ่อทองบุรี โฮมสเตย์ แอนด์ รีสอร์ท
Bo Thong Buri Homestay & Resort
所在地:161/11 หมู่ 4 ตำบล วัดสุวรรณ อำเภอบ่อทอง ชลบุรี 20270
    161/11 Moo 4 Wat Suwan, Bo Thong District, Chon Buri 20270
TEL:093-226-9249
URL:https://www.facebook.com/bothongburihomestay.chonburi
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貯水池の一角にあるビーチ!?

ボートーンブリーから車で15分ほどの場所に、ダムで堰き止められた巨大な貯水池あったので立ち寄ってみました。

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湖とっていもいいくらい大きな灌漑用の溜池です。
Googleマップのデフォルトビューでは池っぽいものは全く見当たらないのですが、航空写真に切り替えると大きな池がしっかり見えます。

『ということは、最近できた貯水池なのかな?』と思って調べてみたら、正式な落成式は2016年と、それほど最近でもありませんでした。
謎です。






長い堰堤の近くには、少し浜辺のようになっている一角がありました。

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地元の人たちがピクニックをしたり木陰で休んだり水遊びをしたりと、休日の憩いの場になっているようでした。

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あと、ここかからもう少し先のようですが、ラッチャロートーン・ビーチ(หาดรัชชโลทร)という場所では、キャンプができるようで、たまにイベントが開催されたりしているようです。





<施設情報>
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クローンルアン貯水池
อ่างเก็บน้ำคลองหลวง รัชชโลทร
Khlong Luang Reservoir, Ratchalothon
所在地:ตำบลท่าบุญมี อำเภอเกาะจันทร์ ชลบุรี 20240
    Tha Bunmi, Ko Chan District, Chon Buri 20240
TEL:081-551-9596
URL:https://www.facebook.com/ratchalothon
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以上、チョンブリー県のちょっとマイナーな立ち寄り場所の紹介でした。

ではまた。






チェンライの朝ごはんと陶器工房「ドイ・ディンデーン」とアート鑑賞

今回は、チェンライの幹線道路沿いにあるおしゃれなレストランの朝食が美味しかったので紹介します。
また、チェンライに行くと必ず立ち寄るお気に入りの陶器窯元や、ちょうどこの期間に開催されていた野外のアート展示会場についても書いておきます。


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FARMERYで朝食を

この日、タイライオンエアでチェンライ空港に着いたのが8時過ぎ。
事前予約してあった空港内のAVISでレンタカーを借り、8時半には空港を後にしていました。

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今回のチェンライ旅行の目的は、ファームステイで美しい星空を眺めることでした。

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ファームステイのリゾートへ行く前に、チェンライのお気に入り陶器工房を訪れることにしました。

ただ、朝から何も食べていなかったので、まずは腹ごしらえです。
空港から陶器工房へ向かう幹線道路沿いに、かわいらしいカフェのようなレストランがあったので、ここで朝食を食べてみました。

FARMERY(ファーマリー)




空港から車で5分程度でした。

外観はおしゃれでキュート。

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朝8時からのオープンのようで、どうやら私たちが最初のお客さんだったようです。
店内も明るく清潔。

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料理は、ざっとみたところ、北タイの料理と洋食のフュージョンっぽいメニューが多い感じ。


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わりと値は張りますが、ナムギアオのポークシシューが美味しかったです。

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ちょっとピリ辛の玉子トーストも丁寧に作られており、野菜もたっぷりでした。

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<店舗情報>
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ファーマリー
ร้านฟาร์มเมอร์รี่
FARMERY
所在地:254 ม.4 ตำบล บ้านดู่ อำเภอเมืองเชียงราย เชียงราย 57100
    254, Moo4, Ban Du, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57100
TEL:090-155-6429、064-469-2608
時間:08:00-20:00
URL:https://www.facebook.com/Farmerygoodfoodchiangrai/
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陶器工房「トイ・ディンデーン」

朝ごはんを食べたら、お気に入りの窯元「ドイ・ディンデーン」(ดอยดินแดง / Doi Din Dang)の陶器工房へ向かいました。

ドイ・ディンデーンに関しては、よかったら以前の記事もご覧ください。

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チェンライの空港からは10キロちょっと、車で15~20分ほどで到着です。

この窯元は、かつて唐津焼の人間国宝の下で修業をしたソムラック氏が開いた陶器工房です。
土曜日の朝に訪れましたが、数人のグループ(タイ人とおそらく韓国人家族)が見学されてました。
それでも敷地内は相変わらず自然豊かで静かです。

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当工房の作品や商品には、和の雰囲気や丁寧な作陶精神的なものが感じられて、とても気に入っています。
今回は、ソーサ―付のカップを2組買い求めました。(写真にはソーサー写ってませんが。汗)


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<施設情報>
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ドイディンデーン陶器工房
Doy Din Dang Pottery
เครื่องปั้นดินเผาดอยดินแดง (ดอยดินแดง)
所在地:49 หมู่ 6 ตำบลนางแล อ.เมือง จ.เชียงราย ตำบลนางแล อำเภอเมืองเชียงราย จังหวัดเชียงราย 57100
    49 Moo 6, Nang Lae, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57100
TEL:053-705-291、061-093-3131
E-mail:doydindang1@gmail.com
営業時間:08:00 - 17:00
定休日:日曜日
Facebook:http://facebook.com/doydindangpotter
ウェブサイト:https://www.doydindang.com/
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野外アート展(タイランドビエンナーレ)

陶器工房から一路ファームステイのリゾートへ向かおうと思ったのですが、ふと、チェンライ空港に貼ってあったアート展のポスターのことを思い出しました。

Thailand Biennale, Chiang Rai 2023https://www.thailandbiennale.org/

という展覧会です。

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これは「เปิดโลก  the OPEN WORLD」というコンセプトの下開催されている、タイ王国文化省・現代芸術文化事務局主導のビエンナーレ(2年に1度開かれる美術展覧会)で、3回目となる今回はチェンライがその舞台となっているようです。

開催期間は、2023年12月9日から2024年4月30日まで。

世界21か国から60人ものアーティストが参加しているらしく、チェンライ市及びチェンセーン市の各地に展示会場やパビリオンが点在しているもよう。

その展示会場のひとつが、ちょうどファームステイリゾートへ向かう途中にあることがわかり、せっかくなので立ち寄ってみることにしました。


Chern Tawan International Meditation Center(ศูนย์วิปัสสนาสากลไร่เชิญตะวัน)

ここは、ワチラメーティー氏(プラ・マハー・ウッティチャイ・ワチラメティー)によって創設された瞑想センターとのこと。

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空き地のような駐車場に車を停めて、参道っぽい道に入って行くと、正面に大きな木造の礼拝堂(瞑想場)と立派な一対の獅子(狛犬?)が見えます。

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どうやら、こちらはお堂の裏側のよう。
壁一面に大きな仏画が掛けられています。

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こちらも展示アートのひとつです。
どことなくタイ仏教とチベット仏教の雰囲気が融合しているような感じ。


そもそも、この仏堂自体がなんだかアートですよね。
壁もかわいい。

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左の模様、最初チューリップかと思ったのは内緒です。(蓮の花ですね)

ちなみにこのお堂、金属製の釘は使われていなそうです。

そして、こちら側が正面。
大きくて圧倒されます。

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日本でいうところの仁王さんみたいな像も一対立っていました。

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中では瞑想をされている方がいらっしゃったので入るのは遠慮しようかと思いましたが、スタッフの方がどうぞ入ってくださいと言ってくださり、堂内の説明までしていただきました。

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ちなみに、上からたくさん吊り下げられている鯨みたいなものも、アート作品のひとつです。(たぶん鯨ではない)

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境内ではたくさんのスパンニガー(キバナワタモドキ)の花が咲き、たくさん落ちていました。

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こちらの旗もアーティストによる作品です。

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野外には、他にもいくつかアート作品(建造物)がありました。

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場所的にもそれほど人は多くないので、のんびりゆっくりゆっくり見てまわることができました。
ただ、炎天下はかなりバテるので暑さ対策が必要です。


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敷地内にとても美しい藤棚があったので「わーーー!」と興奮して駆け寄ったら、造花でした。笑
(こちらはアート展示物ではありません)


タイランドビエンナーレ・チェンライ 2023」は、2024年4月末日まで開催されていますので、興味ある方はぜひ期間中にチェンライへお越しください。


ではまた。

チェンライでファームステイ:田園リゾートで星を眺める(Rai Ruen Rom Organic farm Chiangrai)

タイ北部チェンライ県にあるファームステイのリゾートへ星を見に行ってきました。
明るくしゃれたコテージから望む広大な田畑や小高い山並みは自然豊かで、星空は美しく、日々の疲れを癒してくれる平和な時間でした。
宿泊施設の設備もホスピタリティも最高で、かなりおすすめです!


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星を見る家

タイ北部チェンライ県のとある宿泊施設に興味を持ったのは、Google検索で「星を見る家」という意味のキャッチフレーズが目に留まったからでした。
タイ語で、バーンチョムダーオ(บ้านชมดาว)と書いてありました。

そのキャッチフレーズのあるYoutubeページをクリックすると、ライ・ルーン・ロム(ไร่รื่นรมย์ / Rai Ruen Rom)というファームステイ施設の紹介ビデオだったのですが、とても明るく居心地の良さそうなリゾートでした。

レストランでは自営のオーガニック農園の食材を使った料理が提供され、家畜への餌やりや染め物体験などのアクティビティもあるようです。

なにより、新しく建てられたコテージは明るく眺めも良くて、とても快適そうです。
コテージの屋根の上は、ちょっとした食事をしたり景色を眺められるスペースとなっており、夜はここから星がきれいに眺められるとのことでした。

もうこれだけで「泊まってみたい!」となったわけです。

ただ、星を見る家という謳い文句(コテージのネーミング)のわりには、夜空・星空の写真や動画がなったのが少し気がかりでしたけど。
また、光害マップ(Light Pollution Map)で見ると、そのあたりは真っ暗っていうわけではなく、そこそこ暗い程度(class 3)になっています。
それでも、バンコク近郊なんかと比べればずっと暗いので、「きっときれいな星空が見られるはず!」と期待することにしました。
はたして美しい星空は見えるのでしょうか。



ライ・ルーン・ロムの場所

今回、3月の週末に訪れたファームステイリゾート「ライ・ルーン・ロム」(『楽しい農園』『快適な田園』といった意味)は、チェンライの市内中心部から南東へ約60キロ、車で1時間ちょっと離れた平野部にあります。

広大な田畑が広がる農場にぽつんと建っているので、幹線道路からは数キロ未舗装の道を走ります。



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なお、私は、こちらのオフィシャル予約サイトから予約を行いました。

Rai Ruen Rom Farmstay Chiang Rai | Official Booking Website (roomscope.com)

敷地や部屋のレイアウトなどが視覚的に確認でき、自分が希望する部屋を指定できるのがよかったです。


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もちろん、メールや電話で直接問い合わせて予約することも可能です。
(一応、アゴダにも載っているのですが、いつも予約不可になっているので、積極的には情報更新していないのかもしれません)


<施設情報>
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ライ ルーン ロム (チェンライ)
ไร่รื่นรมย์เชียงราย
Rai Ruen Rom Organic farm Chiangrai
所在地:หมู่ 10 ต.งิ้ว อ.เทิง จ.เชียงราย 57160
    10 Ngiw ,Thoeng , Chiangrai 57160
TEL:095-134-8821, 097-087-0085, 081-451-7122,088-776-8473
E-mail:rairuenrom.chiangrai@gmail.com
URL:http://www.rairuenrom.com/
Facebook:https://www.facebook.com/rairuenrom/
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宿の食事

ファームステイの宿「ライ・ルーン・ロム」の基本宿泊プランには、夕食と朝食が含まれています。(いわゆるオールインクルーシブ的な)
自家農園の有機野菜を使った料理が提供されます。

ディナー

夕飯は4種類のセットから選択可能です。(宿泊前日にホテルから連絡があり希望を聞かれました)

①タイ料理
何種類かのタイ料理メニューがあり、その中から希望の品を選びます。
2人の場合は左のリストから3種類、3~4人の場合は右のリストから4種類の料理が選択可能です。

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たくさん選択肢があって迷います。北部料理なのか、あまり知らないメニューもいつくかあります。


②西洋料理
前菜からスープ、サラダ、メイン、デザートのセット。

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選択できるスープやサラダの種類も豊富でどれも美味しそうだし、メイン料理もポーク、チキン、魚、ダックとあります。


③バーベキュー
グループでワイワイ楽しむには良さそうですね。

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2人だとちょっと寂しい気もするので、いつか数人できた時にとっておきましょう。


④ムーカタ(หมูกระทะ)
鍋的要素も兼ね備えた、タイ風の焼肉セット。

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山のリゾートの定番料理となった感があり、ここ最近、山でよく食べてきたので、今回私たちは選択肢から外すことにしました。


というわけで、最終的に、①のタイ料理にするか、②の西洋料理にするかで散々悩みましたが、今回はタイ料理にすることにしました。

なお、私たちの時は、コテージのルーフトップで提供してくれました。(繁忙期など時期によってはレストランでの食事となるかも知れません)

日が暮れかかった頃、事前に選んでおいたメニューが、タイの昔ながらのホーロー製弁当箱に入れられて運ばれてきました。
なんだかレトロでとてもかわいいい!

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そして、オーガニック農園で採れた野菜や花たちのサラダもすごく色鮮やかです。

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先ほど、あまり知らないメニューもあると書きましたが、そのいくつかの見慣れない言葉は、ハーブの名前であることもわかりました。
(私がハーブ類に疎いのも原因です)

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例えば、ターラーゴーンの鶏肉スープ(ซุปไก่ทารากอน)というのは、タラゴンというキク科のホソバアオヨモギのことで、独特の芳香を持つハーブでした。
古来薬草としても使われてきた植物だそうです。

また、この宿の料理やウェルカムドリンクでも使われている、ジンジューチャーイ(จิงจูฉ่าย)というのは、同じくキク科のハーブのことらしく(ヨモギナ)、解毒作用があり、咳や口内炎などにもいいとか。



基本的に、このリゾートには市販のアルコール飲料的なものは売っていないのですが、唯一、ドラゴンフルーツワインなるものがあるとのことで、食前酒代わりに1杯飲んでみました。

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甘くてついついジュースみたいに飲んでしまいそうですが、アルコール度数は17%だそうです。

ちなみに、ビールやウィスキー、一般のワインなどのアルコール類は宿にはおいてませんが、買ってきたものを持ち込んで飲むことは可能とのことです。(持込料350THB)


あと、食後に飲んだ炭酸飲料「COON」は、チェンマイのチェンダオで作られているクラフトソーダらしく、コーヒーのアラビカ種の皮と梅を使っているらしいです。
すごく爽やかで美味しかったです。

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朝食

翌朝の朝食は、チェックイン時に6種類のメニューから選べました。

①黒米のワッフルと野菜&チーズ玉子焼き
②黒米のパンケーキと鴨の燻製
③鴨卵のキノコオムレツ
④ジンジューチャーイ(ヨモギナ)のお粥(豚/鶏/エビ/魚)
⑤プラーラー(発酵魚)のポーク炒飯とカイケム(塩漬け卵)の目玉焼き
⑥豚肉のガパオ炒めと揚げキノコ


朝食はレストランでいただいたのですが、高台のテラスからは田園と山々が望め、とてもいい雰囲気でした。


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事前に選んだメイン料理以外にも、シリアルヨーグルトやサラダ、トーストなども提供され、ドリンクはカフェのメニューから好きなものをチョイスできました。

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シリアルは少しカレー味でヨーグルトと自家製の蜂蜜をかけていただきました。

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この2種類のパンは、ビーツと紫芋です。
バイトゥーイのサンカヤー(パンダンリーフのタイ風カスタードクリーム)と蜂蜜とパッションフルーツの自家製ジャムが添えてありました。
パンは表面カリっと中はモチモチでとても美味しかったです。

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そして、どうですか、この色鮮やかなサラダ!

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黒米のワッフルは変な癖もなく食べやすく、卵も濃厚でした。

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友人が食べたガパオ炒めもいい味付けだったようです。
ただし、わりと辛かったようです。

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景色も味もサービスも良く、朝から大満足のひと時でした!

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ランチ

宿泊料金にランチは含まれていませんが、少しでも長く宿でゆっくり過ごしたかったので、昼食もリゾートのレストランで食べることにしました。

写真付きのメニューはわかりやすく種類も豊富で、全部美味しそうなんです。
(実際、食べた物はどれも美味しかったです)


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イタリアンケールのヤム
ケールのヤム(サラダ)には、ゴマとパッションフルーツのドレッシングが使用されており、ドラゴンフルーツの酸味とフルーティーな味わいが独特でした。


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ポークグリルとマクェンのスパゲッティ
マクェン(มะแขว่น)という香りの良い実(レモンサンショウ)で味付けされており、爽やかな風味がありました。
私的にかなり気に入りました。


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ナムプリック・ヌムのセット
北部料理の代表的な辛味ディップであるナムプリック・ヌム(น้ำพริกหนุ่ม)は、辛すぎず優しい味でした。
ご飯は玄米でふっくら炊いてあり、野菜も新鮮で甘みがあり、どれも美味しくいただきました。


宿でのアクティビティ

リゾートではいろんなアクティビティが用意されていました。
(全て宿泊料金に含まれています)
宿のスタッフさんが丁寧に案内・指導してくれ、とても楽しかったです。

絞り染め(草木染め)

植物由来の天然素材による染め物体験(草木染め)に挑戦しました。

スタッフの方がわかりやすく教えてくれます。
(私たちはタイ語で説明を受けましたが、タイ語が話せない外国人がいる場合はどうするのかと尋ねたら、『英語やスマホの翻訳機能を使って教えるので安心してください』とのことでした)

染料となる素材は3種類から選べました。

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1. マリーゴールド/ดาวเรือง
2. スオウ(蘇芳)/แก่นฝาง
3. ビルマカリン(オオミカリン)/ประดู่

私たちはなぜか2人とも同じ赤系のスオウを選びました。
ちなみに、マリーゴールドは黄色系、ビルマカリンは緑っぽい茶系の発色になるようです。

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絞りの基本パターンをいくつかデモンストレーションしてもらった後は、自分たちで好きなようにやらせてくれました。

初めての体験だし、どうせ考えても仕上がりの計算はできないので、割り箸や輪ゴムを使って適当に絞ってみました。

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絞り終えたら煮立った染液の鍋に入れ、しばらくしたら取り出し、媒染液に浸けて色を定着させるようです。
(染液で煮ている間に私たちはカイケム作りを平行して行いました)


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染液の色を生地に定着させる工程で、3種類の媒染液からひとつ選ぶのですが、この媒染液によって仕上がりの発色が変わるんですね。おもしろい!

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私が選んだ(Mud)由来の媒染液に浸けると、紫っぽい仕上がりになりました。
友人は赤ライム?(Red Lime)を選んで、濃いピンク系の色になっていました。


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初めての体験で適当に絞ってみたにしては、我ながら美しく素敵な仕上がりになったとテンション上がりまくりです。
楽しかったです!



カイケム(塩漬け卵)作り

絞り染めの染色を待つ間に、アヒルの卵を使ってタイ料理などでもよく使われるカイケム(塩漬け卵)を作ります。

個人的にカイケムはあまり食べないのですが、あんなものが自分で作れるなんて興味津々。
ゆで卵を塩漬けするのかと思っていたら、生卵を使うのですね。(←無知)

ここでのレシピは以下の通りでした。

<材料>
1. 新鮮なアヒルの卵・・・4個
2. (蟻塚から取った土)・・・卵1個につき35g×4=140g
3. (ナーン県産の岩塩)・・・卵1個につき30g×4=120g
4. レモングラス・・・削いで水にさらしたもの少々
5. 籾殻の灰・・・適量

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<作り方>
①土と塩にレモングラス入れて混ぜ、水を少しずつ加えながらよく練っていく。
(レモングラスは単に殻への香り付けだそうで、味には影響ないらしいとのこと。謎)

②粘度状になった塩の土団子を等分に分け、指で押しながら手のひらの上に広げていく。

③その上にアヒルの卵を置いて、土を伸ばしながら全体を隙間なく包む。

④泥団子状になった卵に籾殻の灰をくまなくまぶしてラップで包めば完成!
 そのまま15日間放置すればカイケム出来上がりです。(7~8日だと半熟)


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日付を書いた紙袋に入れ、お土産として渡してくれました。
はたしてちゃんと美味しいカイケムができるのか?ワクワクします。


農園ガイド(ヤギの餌やり)

翌朝、朝ごはんの後、スタッフの方が農園内を案内してくれました。


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広大な敷地にはたくさんの作物やハーブ類が植えられていました。
屋外の露地栽培もあればハウス栽培のものもあります。


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こちらは、ジンジューチャーイ(ヨモギナ)です。
毛のないヨモギみたいな感じ。

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そして、これがタラゴン。
こんなにかわいい花が咲くんですね。
葉を揉んで口に含むと、ふわっと香りが広がりました。

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こちらは、菊花茶に使われる菊の花です。白の方が値段が高いそう。


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カリフラワーやキャベツも新鮮でとても美味しそうです。


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農園の一角に家畜小屋があり、その中ではヤギが飼育されていました。
ヤギのミルクからホルモン剤を作って、野菜などの作物にかけるのだそうです。
(スタッフの方は『ホルモン』と言っていましたが、植物の発育や健康を促す活力液的なもののことでしょうか?)

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ここでは、ヤギさんたちへバナナの葉の餌やりをさせてもらいました。
みんな餌をもらえるとわかると「メ~、メ~」と柵から顔を出してきます。

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なかなか楽しい体験ですが、バナナの葉を食いちぎる時、わりと強い力で引っ張るので気をつけましょう。


最後は作物の加工工場を案内してもらいました。

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こちらは温度管理された乾燥室。
ドライフルーツやハーブティーなどの商品になっていくのでしょうね。

この農場で作られたオーガニック商品は、フロントでも販売されています。
私は、試飲させてもらって美味しかったケールのお茶とブレンドハーブティーを買いました。


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星を見る家のようす

星を見る家というネーミングに魅かれて予約したこのリゾート。
その部屋のようすを紹介します。

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なだらかに土を盛った丘陵のような場所にコテージが点在しており、芝生の緑が美しいモダンな設計でした。
コテージの横にある螺旋階段で屋上へあがれるようになっており、ここから景色を楽しんだり星を眺めたり、食事をしたりできます。

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この解放感、最高ですよね。
個人的には、三脚を置きやすいレイアウトがとてもありがたかったです。
(三脚を据えてカメラのファインダーや液晶画面を確認するのにちょうどいい位置にベンチがあるのもポイント高い)

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私たちは、いくつかある「星を見る家」コテージ(บ้านชมดาว / Rooftop House)の一番前の部屋を予約したのですが、目の前が田んぼで、視界を遮るものはなく、のどかな山の景色が広がっていました。

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部屋も大きくて、明るく居心地がよかったです。
ベッドに寝転がりながら見る景色も最高です。

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必要なものはだいたいそろっていました。
延長コード(電源タップ)や懐中電灯、蚊よけスプレーなんかも置いてあって、まさに痒いところに手が届くサービスですね。


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また、リゾート自家製のスナックやハーブティーなどがコンプリメンタリーとしてたくさん置いてあるのもありがたかったです。
(周りに店舗などないので、夜中にお腹が減った時に助かりました。笑)

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洗面所やトイレ、シャワールームもモダンで清潔でした。


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強力なヘアドライヤーもありましたし。
(歯ブラシセットはなかった気がします)


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ともかく、とても快適な部屋でよかったです。

これで1泊朝夕2食付き、各種アクティビティやお土産も含めて、3千バーツちょっとで泊まれるのは、リーズナブルだと感じました。

本当におすすめのファームステイリゾートです!

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火事!?

夕方、星空撮影するためのカメラの位置決めや事前設定なんかをしようと屋上に上がったら、奥の畑からモクモクと黒煙が上がっているではありませんか。

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えっ!
っと思ってよく見ると、バチバチいいながら赤い炎が燃え上がっています。

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芝生の水やりをしていた宿のスタッフもそちらを凝視しています。

たぶん誰かがこっそり火をつけたんだわ
と。

タイではこの時期、山火事や野焼きによる大気汚染(PM2.5)が深刻な問題になっています。
実際、この日、チェンライの大気質指数(AQI)も、健康に悪影響を及ぼす200に近い数値でした。
(どれだけ効果があるかはわからないものの、ずっとマスクをしていました)


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(左:AQI / 右:PM2.5濃度)


タイ政府は、野焼きを禁止したり野焼きしない農家には補助金を出すなどの対策はしているようですが、今のところあまり功を奏してはいないようです。

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目の前で起こっている煙害も、もしかしたら故意ではなくアクシデントや子供のいたずらといった可能性も無きにしも非ずですが、空にもうもうと立ち込める黒煙を目にするにつけ、「そりゃ、PM2.5も減らないわな。。。」と、ため息しかでませんでした。

実は、その日の朝、飛行機の窓から見たチェンライの霞んだ空に嫌な予感がしていたのですが、ここにきてさらに不安になってきました。

「はたして今夜、星空なんて拝めるんだろうか・・・」

まさに暗雲立ち込めるです。

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星を見る・星を撮る

さて。
いよいよ今回のメインイベントである星空の鑑賞&撮影です。
星空を見たくて「星を見る家」という名のコテージを予約したんですもん、期待(と若干の不安)が高まります。

事前に調べた光害マップ情報によると、この辺りは真っ暗なエリアというわけではないようですが(クラス3)、コテージの前は見渡す限りの田畑と小高い山並みが見えるだけなので、そこそこ暗そうです。

ルーフトップハウスとなっている「星を見る家」コテージの中でも、私たちが予約したのは一番前に位置する2棟のうちのひとつなので、前の部屋の明かりに邪魔されることはありません。
しかも、この日は隣の部屋には宿泊客がいなかったので、横からの光の影響を受けることもない、絶好の星空撮影コンディション!
自分たちの部屋の電気さえ消してしまえば、周りに人工の灯りはなくなります。

ちなみに、屋上の電灯も22時以降は消すように宿から案内がありました。
(私たちは20時すぎには消していましたけど。笑)

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日が沈み、空が暗くなるのを待ちます。

目の前の畑には民家はないものの、奥の山の麓あたりに小さな集落があるのか、明るい箇所がいくつか点在していました。

また、肉眼では真っ暗に見える空も、写真で長時間露光(スローシャッター)を行うと意外と明るかったです。

さらに、懸念していた大気汚染、PM2.5の影響も少なからずありました。
特に小高い山の上空あたりにはたくさんの粉塵やPM2.5が滞留しているようで、山際から少し上までの空は、汚染物質に街灯が反射しているのか、くすんだオレンジ色に染まってしまっていました。

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それでも、上空はわりと澄んでおり、たくさんの星が輝いていたのが救いでした。
冬の大三角や冬のダイヤモンドがはっきりと見え、オリオン座をはじめとする冬の星座たちが美しく見えました。

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おおいぬ座のシリウスはひと際明るく青白い光を放ち、オリオン座のベテルギウスとおうし座のアルデバランは赤く輝いていました。
アルデバランの上には昴も瞬いています。

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本当は、天の川も撮ってみたかったのですが、この時期の天の川は東から南の低い空に横渡るように現れるため、集落の光と大気汚染の影響でほとんど見ることはできませんでした。

下の写真は4時ごろに撮ったものですが、さそり座のS字がそれなりにはっきり写っているかと思います。(右手の街明かりの上あたり)
そのS字の下部に、かろうじて天の川の一部がうっすらと浮かんでいます。

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(この時間でも山際上部の空はオレンジ色に染まっていたので、多少彩度をいじっています)

大気汚染がなければ、もっと美しい星空が見えたと思います。



終わりに

今回、チェンライ県にあるファームステイ施設「ライ・ルーン・ロム」へ星を見に行ってきました。
「星を見る家」と名付けられたコテージから見上げた夜空には、たくさんの星が輝いており、癒しの時間を過ごすことができました。

惜しむらくは、大気汚染MAXの時期とあって、低い空の星々がほとんど見えなかったことですが、このリゾートには星以外にもたくさんの楽しいアクティビティや、健康的で美味しい食事、明るく快適な部屋、心のこもったサービスがあり、とても満足の行く滞在ができました。

本当に本当に、まなおおすすめの宿です!

いつかまた、空気のきれいな時期に必ず行きたいと思います。


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いつものことですが、今回もまとまりなくダラダラ書いてしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

ではまた。

ではまた。

ネパール料理レストラン「Diyalo Griha」(ラチャプラロップ駅)

先日友人と訪れたネパール料理レストランの紹介です。
ネパール出身のオーナーが営む小さなお店で、そこそこリーズナブルに美味しいネパール料理やインド料理が楽しめました。
穴場的な雰囲気のレストランながら、エアポートレールリンクの駅からすぐの場所にあり、交通の便も良好です。


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Diyalo Griha の場所

Diyalo Griha というネパール料理レストランは、バンコクのパヤタイ・プラトゥーナムエリアにあります。

ARLエアポートレイルリンクのラーチャプラーロップ駅(Ratchaprarop Station)を降りたら、ラーチャプラーロップ通り(地上、国鉄の踏み切りになっている場所)から北側チャトラティット通り方面に1分ほど歩いた交差点の角に店を構えています。




ラーチャプラーロップ駅は、BTSスカイトレインと接続しているパヤタイ駅から1駅なので、パヤタイ駅から歩けなくもありませんが、15分くらいはかかりそうです。
また、町歩きが好きな方なら、セントラルワールドやプラトゥーナムの交差点方面からブラブラ市場をのぞきながら歩いて行ってもいいでしょう。
(酷暑の時期は辛そうですが)


店の雰囲気

お店は特にお洒落な感じや高級感はなく、いたって普通のこじんまりした食堂という雰囲気です。
よくある庶民的なインド料理レストランという印象。
壁にはネパール関連の写真パネルが飾られていました。

テーブルも5~6席ほどで、20人も入れば満席になるような感じです。
私たちが入った時は、インド人旅行者と思われる大家族が8人くらい、テーブルをくっつけて食事していました。

明るくてエアコンも効いており、わりと入りやすい雰囲気だと思います。

といいつつ、店内の写真が1枚もなくて伝わらない・・・。

メニュー&食べたもの

このレストランは、インド料理とネパール料理、そしてモモやトゥクパなどの中国チベット系の料理も提供しているようです。
私、インド料理とネパール料理の違いなんかはあまりよくわかってないのですが。。。(汗)

とりあえず、メニューの画像を貼っておきます。
(反射して見にくいですがお許しを)


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価格もそれほど高いという印象はありませんでした。
(量もそこそこあってお腹いっぱいになりました)


私たちが食べたものもざっと載せておきます。

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■タンドリーチキンとマンゴーラッシー
マンゴーラッシーは、甘すぎずマンゴーの風味もしっかり感じられて美味しかったです。
タンドリーチキンも柔らかくて食べやすかったです。


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■エビのマサラとパラックパニール、ナン
マサラはオーソドックスな味でした。普通に美味しくナンが進みます。
同行の友人が大好きなパラックパニールは濃厚で、たっぷり野菜とタンパク質が摂れ、これで十分にヘルシーを吸収したので、後は何をどれだけ食べてもOKな気分に。(笑)


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■ジョルモモ
チベット風蒸し餃子的なモモ(momo)がジョル(Jhol)というスープカレーみたいなものの中に入っていて、私はこういうタイプのモモを初めて食べたのですが(ネパールではポピュラーな食べ物らしい)、スープとの相性が良くて美味しかったです!


<店舗情報>
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ディヤロ グリハ レストラン
DIYALO GRIHA RESTAURANT
所在地:86/5 ถ. ราชปรารภ แขวงถนนพญาไท เขตราชเทวี กรุงเทพมหานคร 10400
    86/5 Ratchaprarop Rd, Thanon Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok 10400
TEL:094-883-3601 / 02-116-4369
時間:11:00-23:00
URL:https://diyalo-griha.business.site/
Facebook:https://www.facebook.com/diyalogriharestaurant/menu
駐車場:なし
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以上、ラチャプラロップにあるネパール料理レストランの紹介でした。

ではまた。

パヤタイ駅前のルーフトップバーでBTSを眺めながら1杯♪

少し前に行った、BTSパヤタイ駅前にあるルーフトップバーを紹介します。
ホステルの屋上にあり、目の前を通るスカイトレインを眺めながら気軽に飲めるお店でした。

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今回紹介するBlue Ray Bar Rooftop(ブルーレイバー・ルーフトップ)は、BTSスカイトレインのパヤタイ駅の2番出口から階段を降りてすぐのところにあります。
The Posh(ザ・ポッシュ)という、きれいめなホステルの5階屋上にあります。

BTSのパヤタイ駅は、スワンナプーム空港へ向かうエアポートレールリンクのパヤタイ駅ともつながっており、パヤタイ周辺はもとより、サイアム周辺やラーチャプラロップ、プラトゥーナムあたりに滞在している人にも、そこそこアクセスは良いですね。

実は、事前情報なしにたまたま入った店だったんですが、穴場な雰囲気で騒がしくなく、チルな雰囲気が良かったです。
日本から遊びに来た友人と食事をした後、サクッと飲みながら話をする場所はないかとパヤタイ駅でうろうろしていたら目に入った場所でした。


ホステルの扉を開けて階段で中二階的な場所に上がって、フロントデスクの横を奥へ入って行くと、エレベーターがあるので5階へ。

エアコンの効いた室内もありますが、1月で過ごしやすい気温だったので、屋外テラス席に座りました。

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下はパヤタイ通りで、目の前にはスカイトレインが行き交います。

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月曜日の夜ということもあって、人はまばらで落ち着いていました。

高層階のおしゃれなループトップバーもたまには気分も上がっていいのですが、私個人的にはこういう庶民的な雰囲気でリラックスしてまったり飲むのが好きです。
(飲むというか、気の置けない友人とくだらない話をしてるのがメインですが)

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駅近で気軽に立ち寄れるので、またいつかリピートすると思います。

ではまた。


<店舗情報>
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ブルーレイバー ルーフトップ
Blue Ray Bar Rooftop
所在地:55, 21-22-23 ชั้น 5 ถ. พญาไท แขวงทุ่งพญาไท เขตราชเทวี กรุงเทพมหานคร 10400
    55, 21-22-23 Phaya Thai Rd, Thung Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok 10400
(The Posh -Phayathai 5th Floor)
TEL:066-165-8999
時間:17:00-00:00
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Klook.com

東部の町バンセンでお茶漬けを食べた話(タイ・チョンブリー県)

少し前のことですが、タイ東部の町でお茶漬けを食べました。
それが意外と本格的で美味しかったので、思い出しつつ書いておきます。

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花火大会帰りにバンセン

パタヤビーチで行われた国際花火大会を鑑賞した翌日、バンコクへの帰り道にバンセン(バンセーン/バーンセーン)という町を通ったのですが、その際にタイ友が「面白い店があるよ」と連れて行ってくれました。

バンセンと言えば、昔からタイ人には人気のローカルなリゾートビーチですが、そのお店は海からは少し離れたバイパス沿いにありました。
地図を貼っておきます。





四つ葉

店の名前は、YOTSUBA(四つ葉)といい、小さなお店ですが、オーナーの日本愛が伝わってくるような、非常に明るくて可愛らしい店でした。


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実は、以前、手前にあるカフェでお茶をしたことがあるのですが、このカフェのお食事処として裏手にオープンしたようです。
カフェも可愛らしい造りで、日本のお茶や日本をイメージしたドリンクやデザートが美味しかったです。

www.manao.life



この食事処の四つ葉、内装がシンプルでいいなあと思いました。
(私が住みたいくらい)


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トイレも、日本ですか?っていう清潔さ。


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この看板の日本語、日本人が書いたのかなあ。。。

庭も素敵ですね。

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<店舗情報>
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四つ葉
YOTSBA
所在地:ถนนข้าวหลาม ตำบลห้วยกะปิ อำเภอเมืองชลบุรี ชลบุรี 20130
    Khao Lam Rd., Huai Kapi, Chon Buri District, Chon Buri 20130
TEL:064-970-9888
時間:17:00-21:00(月曜・火曜)、11:00-15:00/17:00-21:00(木曜・金曜)、10:00-17:00(土曜・日曜)
定休日:水曜日
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メニュー

メニューは、お茶漬けの他に丼物や副菜的な1品料理もあるよう。


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この日は運転もあるので飲みませんでしたが、抹茶ビールが気になる…


タイ友おすすめのお茶漬けを注文することに。

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基本セットが150バーツで、それにトッピング(具材)を選びます。

トッピング込みだと、梅茶漬けで180バーツ、ウナギ茶漬けで300バーツと、お茶漬けにしてはなかなかの値段だと思うのですが(しかも地方都市で)、それでも食べにくるタイ人がいるというのは、頼もしいというか、タイもずいぶん変わったなあと感じずにはいられません。

ちなみに、お茶(スープ)も以下から選べます。
抹茶煎茶ほうじ茶玄米茶醤油味噌柚子

抹茶のお茶漬けなんて、私にはちょっとない発想でした!
あと、個人的には柚子が気になります。

が、無難にほうじ茶にしておきました。(冒険しないタイプ)

そして、トッピングは、ちょっと豪華に赤身マグロで。


実食

しばらくしてやってきました。

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おおぅ、思ったより本格的です!

早速いただきましょう。
日本で食べるお茶漬けと遜色なく、ふつうに美味しいです!
(柚子も香りがいい)


タイ友は、玄米茶の塩鮭茶漬け。

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これも美味しそうでした!

添えられた漬物もいい感じ。



デザートに、抹茶ぜんざいなるものを注文してみました。
角餅をちゃんと焼いているんですね!

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おそらく餡は缶詰か何かで、味も特別ということはありませんでしたが、久しぶりにこんなにきれいに焼いたお餅を食べられたことに感動!

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ここは雰囲気も込みで気に入りました。
タイにいるのを一瞬忘れそうでしたもん。

こんなこじんまりした庭のある、明るくシンプルな家に住みたいなあ。(←2回目)


以上、タイの地方にある居心地の良いお店でお茶漬けを食べた話でした。

ではまた。

スワンナプーム空港が見えるカジュアルなルーフトップバー【S64 Bar & Restaurant】

先日スワンナプーム空港へ友人のお迎えに行った際に立ち寄ったエアポートホテルのルーフトップバーが、思いのほか良かったので紹介します。
空港から市内へ向かう前に立ち寄ったり、フライト前に空港近くでサクッとバンコク最後の食事をしたりするのにも使えそうです。



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スワンナプーム空港至近ホテルの屋上レストラン&バー

今回紹介するルーフトップバー「S64 Bar & Restaurant」は、Suvarnabhumi Ville Airport Hotel(スワンナプーム ヴィル エアポート ホテル)というホテルの屋上にあります。
トランジットとか、早朝フライトの前泊で利用されることの多いホテルのようです。
このホテルを知ったのは、私がよく拝読している、在タイのひいろうさんのブログでした。

www.pssamphran.com

このブログの中で屋上のバーについても触れられており、そのことが頭の中に残っていました。

そしてその数日後、日本から久しぶりに会いに来てくれる友人を迎えにスワンナプーム空港へ行った時のこと。
当初の予定では、友人一行をピックアップした後、そのままホテルに向かい、チェックインした後に軽く食事と飲みをと思っていましたが、日本からのフライトがディレイしたこともあり、空港近くで食事をしてから市内に向かうことにしました。
寝る直前に食事するのもなんですしね。

そこで思い出したのが、このバー&レストランの存在でした。
(ひいろうさんありがとうございます!)

空港からは車で10分程度だし、ホテル併設のバーなら衛生的にも(気持ち的に)安心だし、かといって高級ホテルのような価格設定ではないようなので、日本から来る方のバンコク到着最初の軽い食事としては最適じゃないかと!
(実際、よかったです)


一応、場所の地図も貼っておきます。
さすがに徒歩では厳しいですが、車やタクシーなら空港からすぐです。
ちなみに、ホテルの駐車場は無料で利用できました。




<店舗情報>
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S64 Bar & Restaurant
所在地:99 หมู่7 ซอย กิ่งแก้ว 64 ตำบลราชาเทวะ อำเภอบางพลี สมุทรปราการ 10540
    99 Moo 7, King Kaew 64 Alley, Racha Thewa, Bang Phli District, Samut Prakan 10540
 ※Suvarnabhumi Ville Airport Hotel
TEL:02-738-4599
時間:18:00-01:00
URL:https://skybar64.com/
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ハロウィーン仕様

雨季はスカイバーはクローズみたいですが、我々が行ったのが(まだ雨季は明けていないものの)10月の下旬だったからか、ハロウィン間近だったからなのか、幸運にも屋上のバー兼レストランは全オープンしていました。

もう、ホテルの入口からハロウィン感満載。

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エレベーターに乗って最上階まで。(4階だったか5階だったか…)
そこから、階段で屋上へあがります。
本気でびっくりするようなオバケ人形とかあってビビりました。


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遅い時間だったからか、バーもそれほど混んでいなくて、お洒落風だけどそこそこローカル感(カジュアル)があって、私的にはかなり好きな雰囲気。

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低層のホテルではあるものの、周りには高い建物がないため、景色も開放的でいいです。

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滑走路の反対側なのでバーから飛行機の豪快な離着陸が間近に見えるわけではありませんが(見えたら騒音が大変)、キラキラ光る空港全体や遠くから飛んで来ては飛び立って行く飛行機の姿がよく見えました。


バンドの生演奏もありました。
そういえば、今日はハロウィンですね。



ファイヤーショー

とりあえずドリンクと料理の注文をしたところで、スタッフからお知らせが。
「まもなくファイヤーショーがはじまります」
と。

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タイのビーチではファイヤーショーを何回か見たことがありましたが、こんな屋上で見るのははじめてです。
失礼ながら、最初は「どうせしょぼいやつだろう」と思っていたら、意外とガチのショーで見入ってしまいました。
とても上手でした。ごめんなさい。


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※ファイヤーショーは時期にもよるかも知れませんが、ウェブサイトには金曜日と土曜日の22時からと記載されています。


メニュー・料理

旧友たちとの久しぶりの再会にテンション上がりすぎて、メニューも料理もほとんど写真撮るのを忘れて話しまくってしまいました。


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かろうじて最後に撮ったレシートの写真もブレブレで文字が判読できないレベル。。。

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ですが、バンコクの一般的なタイ料理レストランと変わらない値段だったと思います。
特にホテル価格という印象はなかったです。

料理も全般的に美味しかったです。
外国人慣れしているので、リクエストすれば調理の辛さも加減してくれます。


おわりに

今回、私たちは、フライトの遅延があったために、空港近くで食事をしてからバンコク中心部へ向かうという状況で利用しましたが、逆にバンコク市内から早めに空港へ向かってタイ最後の食事で利用するというのもありだと思います。

今まで夜便のフライト利用の友人を空港へ送る時は、バンコク市内で最後の食事をしてから向かっていましたが、万が一の渋滞などを考えると、食べている間も少し時間が気がかりだったりしました。
その点、この場所ならまず渋滞の心配をしなくて済むし、10分もあれば空港に着くという安心感もあるのでいいかなと。

空港を見ながら食事もお酒も飲めるバー&レストラン。
今後の空港利用時の食事候補として、リストに入れておきたいと思います。
みなさんもよかったらどうぞ。

ではまた。

雨のピサヌローク -時計台と美しいチナラート仏を訪ねて-

タイ北部の入口とも呼ばれるピサヌローク県訪問の続きです。
思い出の場所といつも圧倒的な美しさに心打たれるチナラート仏(チンナラート仏)を訪ねてきました。


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車窓がジブリ!?

タイ国鉄の長距離路線では、初めてクルンテープ・アピワット中央駅を利用してチェンマイ行きの特急7号に乗り込んだところまでは前回の記事で書きました。

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新ターミナルステーションとして開業したクルンテープ・アピワット駅は巨大で、今までのフアランポーン駅とはだいぶ勝手が違って戸惑ったりもしましたが、そのあたりも書いていますので、よかったら合わせてご覧ください。



普段は、鉄道に乗るとたいてい車窓を楽しんで過ごすことが多いのですが、この日はちょっと思うところがあり、自分の気持ちをまとめるためにずっとスマホで書き物(というほど大げさなものではないのですが)をしていました。
あまりに没頭しすぎて、あっという間に数時間が過ぎていました。

ふと顔をあげて窓の外を見ると、なんとも不思議な光景が広がっていました。

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おそらく最近の大雨の影響で辺りの田畑が浸水しているのですが、青い空と白い雲が広がる一面の沼地を列車が走ってるようで、何か既視感を伴う浮遊感を覚えました。
なんだかジブリっぽいなあと。。。




車内弁当

前回の記事でも書きましたが、2023年10月現在、サービス要員不足のため、昼間のチェンマイ行き特急での食事提供は一時的に休止されています。(その分、チケット料金が少し安くなっています)

それで、だいいたいの人は各自食べ物や飲み物を買ってきているのですが、そうでない人も少なからずいるようで、ナコンサワンを過ぎたあたりで車掌さんとスタッフがガパオライスの注文を受けてました。
もちろんこれはチケット代金には含まれていないので、希望者はその場で車掌さんにお金を払ってオーダーします。
注文したガパオライス(目玉焼き有り無しを選べる)は、ウッタラディット駅で受け取れるとのことで、その手前のピサヌロークで降りる私は残念ながら注文不可。


電源コンセント

これはどうでもいい情報かもしれませんが、たまたまこの時に座った座席の前には電源コンセントがあってラッキーでした。

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あとで観察してみたところ、その車両でコンセントがあるのは、2箇所だった気がします。

私が利用したのは、9時5分発チェンマイ行きのディーゼル特急列車(2等席)でしたが、3号車の31、32番席の前と、63、64番席の前の壁に220Vの電源コンセントがありました。(1号車と2号車は不明)

もちろん、いつもこのタイプの車両が使用されるかどうかはわかりませんが、ご参考までに。


ピサヌローク到着

途中、洪水の浸水箇所での徐行運転などもあり、予定より約20分遅れでのピサヌローク到着でした。

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ホームに降り立つとぽつぽつと雨が。

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駅前の雰囲気は昔とあまり変わっていません。
蒸気機関車が飾ってあります。


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いつ来ても懐かしい町。
昔ここで2年間住んでいました。

折りたたみ傘を広げて、最初の目的地に向かって歩き出します。



ピサヌロークの時計台

駅から数分。
時計台のあるロータリーに到着です。

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当時、この時計台の周りには、ピサヌロークで知り合った日本人の友人も住んでおり、よく一緒に食事をしたりデザートを食べたりしたのを思い出します。

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感慨にふけっていたら急に雨足が強くなり、瞬く間に土砂降りに。
商店の軒下に避難して、泣いているような時計台をしばらく見つめていました。

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リタイゲストハウスでランチ

少し雨が落ち着いてきたので、昼ご飯を食べることにしました。
時計台からすぐ近くにある「リタイゲストハウス」というホステルの1階にあるレストラン。

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昔は、ピサヌロークで洋食っぽいものが食べられる数少ないレストランのひとつだったのでよく利用していました。
洋食といっても、パスタとかクラブサンドイッチとかそんな程度なんですけど、貴重な気分転換スポットでしたね。

今は小ぎれいなカフェになっていました。
チリシーフードなるスパゲティにしてみました。
いわゆる「スパゲッティ・キーマオ・タレー」でしょうね。

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いやこれ、具だくさんで美味しかったです。



トップランドホテルにチェックイン

遅めのランチを食べたら、そのまま歩いてホテルへ向かいました。
ピサヌロークで最も有名な寺院、ワット・ヤイ(正式名:ワット・プラシー・ラッタナマハータート・ウォーラマハーウィハーン)のすく近くにある老舗ホテル「トップランドホテル」(Topland Hotel & Convention Centre)です。





私が住んでいた当時は、おしゃれなブティックホテルや今風のホステルなんていうものはなかったし、外国人観光客が泊まる高級ホテルなんてピサヌロークには数えるほどしかありませんでした。
そんな中で、このトップランドホテルは、1、2を争そう高級ホテルだったわけです。
隣接しているトップランドプラザも、当時はピサヌローク唯一のデパートでしたし。

今はホテルもだいぶくだびれてしまいましたけどね。(ふた昔前の大型ホテルっていう感じ)
でも、私はその思い出こみでトップランドホテルが好きです。
立地的にも、ワット・ヤイ寺院の「タイで一番美しい仏像」と名高いチナラート仏をお参りするには、とても便利な場所なんです。

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部屋は11階の北側で、窓からはワット・ヤイが見えました。

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昔のタイのホテルっていう雰囲気も、個人的には懐かしくて好きです。

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agodaでトップランドホテルを検索する



Klook.com


チナラート仏を拝みにワット・ヤイ寺院へ

荷物を置いて一休みしたら、さっそくワット・ヤイへ向かいました。
まだ小雨がぱらついていましたが徒歩で3分ほどの距離なので、問題ありません。

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チナラート仏が安置されている礼拝堂の手前で蝋燭と線香に火を灯し、礼拝して花を供えたら、靴を脱いでお堂に入って行きます。

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相変わらずたくさんの参拝者で賑わっています。
そして、チナラート仏は相変わらず荘厳で美しく、慈悲深い眼差しにしびれてしまいます。

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改めてこの大好きな仏さまに感謝を表し祈りを捧げました。





ワット・ナーンパヤー寺院へ

ワット・ヤイ境内の一角にある仏堂で、棺に入った涅槃像(釈迦入滅仏)をお参りしました。

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それから、屋台のアイスクリーム屋さんでココナッツアイスを買って食べながら隣のお寺へ向かいました。

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ワット・ナーンパヤーン寺院は、ピサヌローク在住時は一度も訪れたことがなかったのが悔やまれるくらい、去年初めて訪れて好きになったお寺です。
私が勝手に「涙の仏さま」と呼んでいる、ソムデット・ナーンパヤー・ルアンケーオ(ルアンケーオ仏)が安置されています。

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この時は、僧侶が夕方の読経を始めるところだったので、素早くお参りだけさせていただきました。

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水も滴る老舗ホテル

ナーン川のほとりを少し散策して、ワット・ヤイの市場でお土産の菓子を買って、一旦ホテルへ戻りました。

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ベッドに横になってスマホをいじっていると、どこからか「ポト…ポト…」という音が聞こえてきます。
最初は、シャワーの水切れが悪くて水が落ちているのかと思っていたのですが、なんとなく音の間隔が早くなっているような気もしてきたので、起き上がって見に行ってみると、なんとバスルーム前の天井から水が滴り落ちて床が水溜りになっているではありませんか。

おそらく、天井裏に設置されたエアコンからの水漏れです。
フロントに電話したら、数分後に設備管理スタッフがやってきてくれました。

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スタッフが天井の板を外してエアコンの管を抜いたら、じゃあああああーって、笑っちゃくくらいに水が流れ落ちてきましたね。
スタッフ2人して「オーホー」と驚いていました。

その後、管の詰まりをきれいに掃除して、床を拭いて天井を元に戻して帰って行きました。
「オーケーカップ」って。(笑)

本来なら不愉快になるアクシデントなのかも知れませんが、私にとっては思い入れのあるホテルだからなのか、「いろいろガタが来てるけど頑張ってるんだなあ」くらいの愛おしさで見届けていました。


ホテルのロビーラウンジで夕飯

思わぬアクシデントで少し時間が押したのと、まだ小雨が降っていたのもあって、夕飯を食べに出かけるのが面倒になってしまい、ホテルのロビーラウンジで食事することにしました。

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パッタイと鶏肉のカシューナッツ炒め。

本当は、パッタイだけで十分だったのですが、ワインのつまみにと思ってもう1品注文したら、やっぱり多すぎました。
おかげでワインも想定以上におかわりをする羽目になりましたけど、まあ、多少酔っても部屋に戻るだけだからいっかと。



朝のワット・ヤイ参拝

翌朝、朝早く起きてワット・ヤイへ参拝に行きました。
せっかく近くに泊まっているので、観光客や参拝客で混雑していない静かな時間のチナラート仏を堪能したかったのです。

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礼拝堂内には数人の参拝者しかおらず、ゆっくり心静かに美しい仏像と対面することができました。

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チナラート仏に続いて、境内の他の仏さまも参拝しました。

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ルアンポー・ルア(หลวงพ่อเหลือ)


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プラ・プッタ・チンナシー(พระพุทธชินสีห์)
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プラ・アッターロット(พระอัฎฐารส)
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ルアンポー・コン(หลวงพ่อคง)
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本堂のルアンポー・トー(หลวงพ่อโต)
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そして、写真は撮り忘れましたが、南側のプラ・シー・サーサダー(พระศรีศาสดา)にもお参り。



朝食

ホテルに戻ったら、朝食をいただきました。
よくあるタイの一般的なビュッフェスタイルです。

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というか、欲張りすぎですね。
何回も席を立つのが面倒なので、一気に持ってくるタイプです(汗)



ホテルでマッサージ

昼まで部屋でゆっくり過ごして、12時前にチェックアウトをしたら、ホテル3階にあるSPAへ行きました。

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12時からフットマッサージとタイマッサージそれぞれ1時間の2時間コースを予約していたのです。

フットマッサージ1時間が250バーツ、タイマッサージ1時間が300バーツと、ホテルのスパにしては良心的な価格です。
(地方のホテルはこれくらいが相場かも知れません)

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2時間じっくり揉んでもらってとても気持ちよかったです。
担当の方、上手でした。

会計時、550バーツだと思っていたら500バーツだったので、2時間だと多少割引があるようですね。


帰りは飛行機で

行きは列車の旅でしたが、帰りは特急列車が満席だったこともあり、飛行機で帰ることに。
ピサヌローク空港とバンコク間は、ノックエアとタイライオンエアが運行しています。

私はタイライオンエアの夕方便だったので、ホテルでのマッサージを終えてそのままGrabタクシーで空港へと向かいました。(100バーツちょっと)

先日サイアムパラゴンであんな痛ましい事件があったからなのか、ピサヌローク空港は常にそうなのかはわかりませんが、保安検査が厳しめな気がしました。
荷物も衣服もわりと念入りに調べられましたね。
感度を上げているのか、ハンディタイプの金属探知機がピーピー鳴って、ジーンズの小さなリベットまで確認されたのには、失礼ながら笑いそうになりました。
(よっぽど私が怪しかったのかも?)

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バンコクからのフライトが遅れたこともあって、約1時間ディレイとなるアクシデントもありましたが、無事にドンムアン空港へと戻ってきました。

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という感じで、週末のピサヌローク旅行は終了です。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

ではまた。

【バンコク下町グルメ】久しぶりにタラートプルーの絶品牛肉ガパオライス

バンコク川向こう、トンブリー地区の下町グルメの紹介です。
以前、タイの友人に連れて行ってもらった、国鉄タラートプルー駅横にある昔ながらの食堂。
そこで食べた思い出の牛肉ガパオライスは今も健在でした。


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お店の名前は、「ガオラオ・ヌア・プアイ・タラートプルー」(เกาเหลาเนื้อเปื่อยตลาดพลู)で、煮込んだ牛肉スープが有名な店なんですが、このガオラオ(麺なしスープ)以外にもいろいろメニューがあります。

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私にとっては、初めて連れてきてもらった時に食べた牛肉のガパオライスの印象が強すぎて、ここに来ると今でも必ず牛肉のガパオライスを注文してしまいます。
おそらくタイで初めて食べた牛肉のガパオライスだった気がします。

今でこそ和牛とか熟成肉とかバンコクでも普通に見かけるようになりましたが、基本的にタイ人の多くは牛肉を食べない傾向にあり、実際にそのへんのタイ食堂で牛肉のメニューがあるところは稀だったと思います。

牛肉メニューがあったとしても、少し臭みがあって筋っぽく、あまり美味しくない印象でした。
だからこそ、このお店で初めて食べた牛肉のしっかり味付けされたその柔らかさに衝撃を受けたのです。
タイ人仕様の辛さに汗をダラダラかきながら頬張ったのも良い思い出です。

てなわけで、久しぶりのタラートプルー散策でやって来た今回も、迷わず牛肉のガパオライス。
ただし、今回私は牛挽き肉のガパオライスにしてみました。

ここには、挽き肉(ヌア・サップ)と煮込み肉(ヌア・プアイ)の2種類のガパオライスがあるんです。
いつもは煮込み肉を食べるんですが、初めて挽き肉に挑戦。


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牛挽き肉のガパオライス
ผัดกะเพราเนื้อรับราดข้าว(パット・ガパオ・ヌア・サップ・ラート・カーオ)


濃いめの味付けで炒められた牛の挽き肉は間違いなく旨かったです。
(美味しいというより旨いというのが似合う感じ)
とはいえ、挽き肉なので肉自体の柔らかさというのは、正直実感できなかったですね。
一般的ないわゆるミンチ肉なわけです。

やっぱり、私のこの店でのおすすめは、煮込み肉のガパオです。
友人から一切れだけもらって再確認しました。


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煮込み牛肉のガパオライス
ผัดกะเพราเนื้อเปื่อยราดข้าว(パット・ガパオ・ヌア・プアイ・ラート・カーオ)


ぜひお試しください。
ちょっと油っぽいですが、癖になる一品です。

あと、店名にもなっているガオラオ(麺なしスープ)も注文してみました。
私がモツ系がダメなので、モツ抜きでお願いしました。
(ちょっと邪道ですかね?でも、注文時に何を入れるか聞いてくれたので、これもありですよね)


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煮込み牛肉スープ
เกาเหลาเนื้อเปื่อย(ガオラオ・ヌア・プアイ)


肉の旨味がスープによく出てました。
さすがはシグネチャー!(ていうのか?)


たくさん食べたい方は、火鍋(モーファイ)での注文もできるようです。

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お店の場所は、タイ国鉄タラートプルー駅を出て左手に1分。
トゥートタイ通り沿いにあります。(国鉄のプラットホーム側からもアクセス可)

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<店舗情報>
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ガオラオ・ヌア・プアイ・タラートプルー
เกาเหลาเนื้อเปื่อยตลาดพลู
Talat Phlu Beef Noodle Soup
所在地:1117 ถนนเทอดไท แขวงตลาดพลู เขตธนบุรี กทม. 10600
    1117 Thanon Thoet Thai, Talat Phlu, Thon Buri, Bangkok 10600
TEL:065-117-1117、02-891-4042
時間:09:00-18:00
URL:https://www.facebook.com/profile.php?id=100057584945548
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この辺りは、他にも下町グルメの名店がたくさんあります。
ぶらぶら歩いてみるのが楽しい通りです。


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また、お店の周りには、トンブリー時代の由緒ある王室寺院も点在し、少し先には大仏とエメラルド色の壁画やガラス仏塔で有名なワット・パークナム寺院、エキゾチックな雰囲気満載のワット・クンチャン寺院もあるエリアなので、観光のついでにぜひどうぞ。

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あ、そうそう。
隣のお菓子屋さんでタイ菓子をいくつか買って帰りました。

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ではまた。

観光だもの、有名レストランを楽しむ。(ホーチミン弾丸旅行グルメ)

エアアジアの「1年間乗り放題サブスク」を利用して行ってきた、週末弾丸ホーチミン旅行
今回は、その1泊2日で食べてきたレストランをざっくり紹介します。
たぶん、ホーチミン在住者やベトナム通の方からしたら、どこも既知の定番レストランだと思います。
でも、こてこての観光客な私が観光客気分で有名レストランを楽しんでみたので、よかったらご一読ください。



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日本人オーナーの有名ピザ店「Pizza 4P's」

たぶん、私が紹介するまでもなく有名なピザ屋さん。

Pizza 4P's(ピザフォーピース)

日本人オーナー夫婦がベトナムで立ち上げたレストランです。
ベトナム各地に店舗を展開し、2023年11月には日本第1号店として麻布台ヒルズにオープン予定だとか。


人気店とのことだったので、私は事前にGoogleマップから「席を予約」しておきました。
私たちが訪れたのは、ベンタイン市場が目の前の「Pizza 4P's Bến Thành」店。


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予約時間は土曜日の12時でしたが、空港到着から市内までの乗り継ぎがスムーズにいったこともあり、早めではありましたが11時過ぎに訪店し席に案内してもらいました。

ちなみに、この時点ではまだ席も3割程度しか埋まっていなかったので、『予約なしでもよかったかな』なんて思っていたんですが、12時過ぎには満席で入店待ちの人もいたので、やはり混む時間帯は予約しておいた方がいいです。


この店舗は日本人建築家の設計だそうで、吹き抜けの明るい店内は居心地がよく、私たちの座った席からは階下のキッチンの様子がよく見てとれました。


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柚子味のドラフトビール(79,000VND)


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イカ墨のリゾット(155,000VND)


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エビのフェットチーネ(188,000VND)


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ブッラータチーズと生ハムのピザ(ハーフ)(149,000VND)/Cha Caピザ(ハーフ)(125,000VND)

Cha Caピザというのは、ベトナム風にアレンジしたフュージョンピザらしく、唐辛子の辛味やパクチーラーオなどのハーブが香って美味しかったです。
多少癖があるので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的には好きでした。


いやあ、こうしてみると見事に炭水化物ばっかりですが、イカ墨のリゾットは濃厚だけどしつこくなくさらっと胃に落ちたし、フェットチーネはエビの風味が効いたもっちり感とアスパラのシャキッとした歯ごたえがマッチし、カリっとしたピザ生地は重たさを感じずパクパクいけました。
2人でペロッと完食。

あと、ここのお店で関心したのは、店員さんがみんなキビキビ動いているなあということでした。
タイのゆるーい感じも嫌いではないのですが、こうしてお客さんへの目配り・気配りが行き届いている接客はやっぱり気持ちいいなと思いました。
ベトナムの方の気質ということに加えて、きちんとした指導をなさっているからなんでしょうね。

というわけで、気分良くどれも美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!



<店舗情報>
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ピザフォーピース(ベンタイン店)
Pizza 4P's (Bến Thành)
所在地:8 Thủ Khoa Huân, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh 700000 Vietnam
TEL:028-3622-0500
時間:11:00-23:30
URL:https://pizza4ps.com/
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観光客で大盛況レストラン「ニャハンゴン」

土曜日の夕方から夜にかけて素敵なバーをはしごしていい気分になった私たち。

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同じ1区にある有名レストランまでブラブラ歩いて向かいました。

ニャハンゴン(NHÀ HÀNG NGON)


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たぶんここ、世界各国のガイドブックや旅行サイト、旅行ブログなんかで紹介されているんでしょうね。

21時前という夕飯には遅めの中途半端な時間に着いたにもかかわらず、広い店内はほぼ満席でした。
欧米人やアジア系、日本人の観光客らしい人でいっぱいです。
今回は、「ザ・観光!」みたいなことをしてみたかったので、こういうお店がテンション上がります。

とはいうものの、ベトナム人のお客さんもちらほらいたので、完全に外国人向けというわけでもなさそうです。


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かなり飲んだ後なので、軽めに注文しようということで適当に選んでいきます。

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牛肉サラダと定番の生春巻きと。。。

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炒飯。

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って、いきなりガツンときとるやないかい!タイ友よ。。。

この炒飯、悪くはなかったんですが、大量に作り置きしたビュッフェの炒飯みたいな感じでした。
(めちゃくちゃ早く出てきたので、あながち間違いではないかも)



エビ焼き。。。

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このエビ、美味しかったです。

でも、ライスペーパーって乾いたやつそのままなんですよね。


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たぶんこの水で戻してないライスペーパーにサラダ菜やスターフルーツを乗せ、その上におエビ様を置いて食すのだと想像しますが、乾いたライスペーパーに慣れてないのといろいろ乗せるのが面倒なのとで、串を持ってそのままエビをかじりました。(酔っていると大胆にいける)
しかも、なんのタレもつけずに。

こんな食べ方、もはやベトナム料理でもない気もしましたが、いい塩加減で香ばしく焼き上げてあったので美味しかったです。



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巨大タニシ。。。

これ頼んでたんだ。。。友よ。。。

ちゃんと蒸して火を通してあるから、大丈夫だとは思います。
でも、やっぱり昔田んぼで見かけたタニシのイメージが浮かんで不安が先行します。

おそらく、これはちゃんと養殖か何かされているもので、農薬とかは気にしなくていいんですよね?

でも。。。友には申し訳ないのですが、ひとつだけ食べて後は任せました。
(友はまったく意に介さず喜んでましたけど)

ちなみに、味は悪くなかったです。
今後、私の勝手な脳内イメージを払拭できれば、きっとイケると思います。



店内は花(ほぼ造花だけど)でいっぱいで、キラキラしていました。

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ここ数年、世界に蔓延した病気のせいで静まり返った観光地やレストランが、こうして活気を取り戻したことは、やっぱり嬉しいことですよね。



<店舗情報>
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ニャハンゴン
NHÀ HÀNG NGON
所在地:160 Pasteur, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam
TEL:028-3827-7131
時間:07:30-22:30
URL:https://www.facebook.com/Nhahang.QuanAnNgon/
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ミシュラン掲載店なの!?「Pho Viet Nam」

有名店に行ってきましたって書いておきながら、次に紹介するお店は、適当に近くのお店を地図で探して、たまたま立ち寄ったレストランです。

日曜日の昼すぎ。
ホテルをチェックアウトして空港へ行く前に、フォーでも食べようと思ったんです。
ベトナム訪れたら、一回はフォー食べておきたいですよね?

ホテルからもほど近く、ベンタイン市場から徒歩数分の場所にあるその店の前まで行ったら「MICHELIN」の文字が。


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PHO VIET NAM (フォー ヴィエト ナム)


どうやらこのお店、2023年のミシュランセレクト(MICHELIN SELECTED)に選出されたようです。
そんなことは知らずに来たんですが、どうりでタクシーで乗りつける若者グループとかいるわけですね。

基本的に、ソウルフード的なものは街角の屋台や食堂で食べるのが好きなので、格付けとかにはこだわらないタイプですが、せっかくなのでトライしてみましょう。


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まあ、外食チェーン店のようなカジュアルで明るい雰囲気なので入りやすいです。

席についたら、とりあえずメニューの一番上にあるおすすめメニューを注文してみました。


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Special Pho in Hot Rock Bowl (100,000VND≒610円)

熱した石鍋(ボウル)で提供されるフォーのようです。
石焼きフォーという感じなんでしょう。


まず付け合わせの野菜やハーブが出てきました。

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次に麺とスライスした肉。

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そして、グツグツ煮立った石鍋スープの登場です。

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スープの中にもあらかじめいくらかの肉は入っていたんですが、このスライス肉は好みの茹で加減でしゃぶしゃぶして食べられるということなんですね。


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麺と肉、薬味やハーブを適当に入れていただきます!


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スープの出汁が効いていて美味しかったです。

わりとしっかり目の味がついていましたが、途中で辛味噌のようなものを入れて味変させてみたりしました。

満足、満足

エアコンも効いていて清潔感もあるので、屋台はちょっと苦手という人にもおすすめできると思います。
街歩きの暑さで疲れた時の避難場所としてもいいかもです。


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<店舗情報>
-------------------------
フォー ヴィエト ナム
Pho Viet Nam
所在地:14 Phạm Hồng Thái, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam
TEL:090-268-2214
時間:06:00-03:00
URL:https://phovietnam.vn/
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以上、弾丸ホーチミン旅行で行った、有名レストラン3軒の紹介でした。

ではまた。

ラマ3世通りにあるお気に入りのイサーン料理屋「ガイヤーン・クラーン・クルン」(都心の焼き鳥)

美味しいイサーン料理を食べるなら、本場のイサーン地方にある食堂や屋台で食べるのが一番。
だとは思うんですが、本場のイサーン料理は辛さも独特な調味料もかなりパンチが効いていたり、衛生面なんかでも慣れていない外国人にとってはハードルが高かったりするのも事実です。

今日は、バンコクで私がよく行くイサーンレストランの中から、ラーマ3世通りにあるお店を紹介します。
開放感のある店内は明るく清潔感もあり、料理の種類も豊富でそれほど辛すぎず、また癖も強すぎず、何を食べても平均以上に美味しいのです。



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都心のガイヤーン(ガイヤーン・クラーン・クルン)

レストランは、ラマ3世通りにあります。
去年オープンしたショッピングモール、「ターミナル21・ラマ3」の近くです。

スクンビット界隈からは少し離れており、日本人にはあまり馴染みのないエリアかも知れません。

場所柄、車かタクシー利用が一般的でしょうが、BRTという専用レーンを走るバス(高速交通システム)で行く場合の最寄り駅は「Rama Ⅸ Bridge / สะพานพระรามเก้า」となります。






店の名前は、ガイヤーン・クラーン・クルン(ไก่ย่างกลางกรุง)といい、直訳すると「都心の焼き鳥(ガイヤーン)」というような意味ですね。

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<店舗情報>
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ガイヤーン クラーン クルン
ไก่ย่างกลางกรุง
Kai Yang Klang Krung
所在地:469/1 ถนนพระราม 3 บางโคล่ บางคอแหลม กทม. 10120
    469/1 Rama III Rd, Bang Khlo, Bang Kho Laem, Bangkok 10120
TEL:02-291-9450
時間:11:00-22:00
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店の雰囲気

店の雰囲気は、タイの田舎にある大きめのレストランといったような感じで、ガイヤーンなどの焼き物を作る一角や厨房がレストラン中央あたりにあります。

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冷房の効いた室内もあるのですが、私はいつも壁のない外側の席に着きます。
夜に訪れると風通しが良くて天井の扇風機だけでも十分快適なんです。
(冷えたビールを美味しく飲みたいというのもありますが。笑)

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特にお洒落な内装というわけではないものの、明るく開放的で清潔感もあるため、屋台の雰囲気が苦手な方でもここなら大丈夫だと思います。



メニュー&食べたもの

料理の値段も、それほど高くありません。
(もちろん、屋台と比べれば割高ではありますが)


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このようにメニューも豊富で、イサーン料理メインではあるものの、一般的なタイ料理もある程度そろっています。


以下、今までに食べたものの画像を適当に載せておきます。
全体的にそこそこ美味しくて、今のところ、ハズレの料理に当たったことがありません。

このお店では、ガイヤーンも地鶏(ガイバーン)と通常のブロイラーが選べ、基本的に私は骨っぽくて硬い地鶏があまり好きではないのですが、ここの地鶏は柔らかくて美味しかったです。
(ある日、通常の鶏肉が売り切れだったため地鶏にしてみました)

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豚ののど肉(コームー)も、イサーン風牛肉ステーキ(スア・ローンハイ)も柔らかくて美味しいです。

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中でも私がよく注文する、ヌア・コークン(เนื้อโคขุน)という脂ののった牛肉の串焼きは、絶品だと思っています。

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柔らかくて、ビールのあてにぴったりなんですよ。
カロリー高そうだけど、やめられないんですよね。




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ソムタム・タイ(ส้มตำไทย 70THB)/ソムタム・プーマ―(ส้มตำปูม้า 100THB)
定番のソムタムで辛すぎず量も多め。マイルドな味付けなのでタイ人(イサーン人)には物足りないかも。
右はワタリガニ(プーマー)入り。



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ガイバーン・ヤーン(ไก่บ้านย่าง ครึ่งตัว 145THB)
地鶏独特の硬さやパサパサ感があまり気にならず、この店のは美味しかったです。


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ガイ・ヌア・ヤーン(ไก่เนื้อย่าง ครึ่งตัว 100THB)
こちらは、普通のブロイラー鶏肉。
食通でない私は、どちらかというとこちらの柔らかい肉の方が好みだったりします。



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ヤム・コー・ムー・ヤーン(ยำคอหมูย่าง 110THB)
柔らかい豚ののど肉入りのサラダ



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ネーム・ピーク・ガイ・トート(แหนมปีกไก่ทอด 100THB)
普通の手羽先揚げはよく食べるのですが、このネームの味付け(発酵させている?)のも美味しかったです。



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スア・ローンハイ(เสือร้องไห้ 120THB)
タイ風牛ステーキ。柔らかくて臭みのない肉です。



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ヌア・コークン・ヤーン(เนื้อโคขุนย่าง 120THB)
上でも書きましたが、まなおが大好きな牛串焼き。
ビールのあてに最高。味が濃くてカロリー高そうですが、やめられません。
ぜひ試してみてください。




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クン・マカーム(กุ้งมะขาม 160THB)
タマリンドソース味の揚げエビ。



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トムヤム・クン・カームクラーム(ต้มยำกุ้งก้ามกราม 160THB)
オニテナガエビという大きなエビの入ったトムヤムスープ



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トムセープ・クラドゥーク・オーン・ムー(ต้มแซ่บกระดูกอ่อนหมู 120THB)
柔らかい肉の付いた豚の軟骨がゴロゴロ入ったすっぱ辛いスープ



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ゲーン・オーム・ムー・ヤーン(แกงอ่อมหมูย่าง 100THB)
イサーンスタイルのスープ。パクチーラオ(ディル)と呼ばれるハーブやプララー(発酵魚)が使われるので苦手な方はいらっしゃると思いますが、私は野菜たっぷりのこのスープが好きです。



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カーオ・クリアップ・パーク・モー(ข้าวเกรียบปากหม้อ 60THB)
豚肉などが入った柔らかいクレープ包みのような料理。もっちもちで少し甘め。




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カノム・クロック・バイトゥーイ(ขนมครกใบเตย 40THB)
パンダンリーフ(バイトゥーイ)味の焼き菓子



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フルーツの氷&シロップ漬け
左から
ルーク・ターン・ローイ・ケーオ(ลูกตาลลอยแก้ว 40THB)
サラッ・ローイ・ケーオ(สละลอยแก้ว 40THB)
ラムヤイ・ローイ・ケーオ(ลำไยลอยแก้ว 40THB)



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カノム・トゥアイ(ขนมถ้วย 15THB/คู่)

小さな器に入ったココナッツデザート。上下セットで15バーツ。


今まで注文したもの、だいたいハズレなく美味しかったです

こうしてみると、このお店でまだ魚系は食べてなかったので、次回は魚料理に挑戦してみたいと思います。


以上、まなおお気に入りのイサーン料理店のひとつ「ガイヤーン・クラーン・クルン」の紹介でした。

ではまた。


PS. あ、私が今まで一番感動したイサーン料理は、タイ友の実家で友人のお母さんが作ってっくれた牛肉のラープなんですが、あの味はなかなかバンコクでは食べられません。

お気に入りの宿に泊まる週末まったりチェンマイ

先日週末を利用してチェンマイに行ってきました。
特に観光の目的があったわけではなく、エアアジアの乗り放題でチケットが取れたのと、前回泊まった旧市街にある宿がとても良かったので、日常を離れてゆっくり過ごすのを目的に行ってきました。


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チェンマイ空港へ

少しでもチェンマイでの滞在時間を多くしたかったので、土曜日は早起きして早朝のフライトでドンムアン空港からチェンマイへ。


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機上から見る日の出がとてつもなく神々しかったです。

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まるで雲の海の上を飛んでいるかのような世界。
こういう時って、写真や動画撮っちゃいますよね?




チェンマイ空港に降り立って、旧市街までの移動は何にしようかと考えます。

以前は空港から市内へ向かうバス(スマートバス)が運行していて便利だったのですが、コロナ禍以降運休しているようです。
Grabでも呼ぼうかなと思って到着ロビーに出ると、市内までのタクシー1台150バーツと掲げたカウンターが目に入りました。

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150バーツですぐ出発できるならそれでもいいなと思い、今回はタクシーで向かうことにしました。(最近、Grabも大して安くないですしね)

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はじまりはワット・プラシン

行き先は、とりあえず、ワット・プラシン寺院(วัดพระสิงห์)にしました。
まだ朝の7時前。
宿のチェックインには早すぎるし、カフェも空いているところなさそうですしね。

ワット・プラシンはチェンマイで最も格式の高い寺院のひとつ。
第一級に格付けされた王室寺院でもあります。
チェンマイ週末滞在はここからはじめてみましょう。

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その時間帯、参拝者は私たちだけでした。
人気のない静謐な雰囲気の境内をゆっくり歩きます。

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こちらは、ホートライ(หอไตร)と呼ばれる経蔵
いつ見ても立派だなあと感心します。
壁の天人の彫刻も素晴らしいですね。


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旧本堂と黄金の仏塔。

北タイ(旧ラーンナー王国)の寺院はやはりバンコク近郊の寺院とは違った特徴があります。
屋根の重なりや緻密な木彫が美しいです。

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にゃんこも参拝していました。


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ウィハーン・ラーイカム(วิหารลายคำ)という礼拝堂に安置されたシヒン仏(プラシン)
スリランカ様式の仏像です。


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タイ正月であるソンクラーン(水かけ祭り)には、この仏像は台に乗せられ市街を巡回するそうです。

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朝食を摂りに向かう少年僧たち


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境内の一角には、涅槃仏も。

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清々しい朝でした。







美味しいヘルシー朝ご飯(SUN RAYS CAFE)

ワット・プラシンで一通り参拝を済ませたところで、7時半過ぎ。

Googleマップで見つけた近くのカフェに朝ご飯を食べに行くことにしました。

ワット・プラシンの南側にあるソイ(タノン・サームラーン・ソイ1)をお堀の方に向かって歩いていくと、そのカフェはありました。

SUN RAYS CAFE Breakfast & Brunch

まさに朝食にぴったりなカフェ。

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お店に着いた時点で、まだ7時50分。
開店時間の8時にはまだ少し時間がありましたが、既に先客が1組窓ごしに見えたのでドアを開けてみたら、「どうぞ」と店員さん。


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テーブルが数個あるだけのこじんまりしたカフェですが、明るく可愛らしい雰囲気。

メニューはこんな感じです。


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私は、My Morning(マイモーニング)を。


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友人は、ABF(アメリカンブレックファースト)を注文しました。


どちらもサラダたっぷりで果物(パッションフルーツ)も付いていて鮮やかだし健康的。
美味しかったです。


<店舗情報>
-------------------------
Sun Rays Cafe - Breakfast & Brunch
所在地:31/1 ถนนสามล้าน ซอย 1 ตำบล พระสิงห์ อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50200
    31/1 Samlan Rd Soi 1, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
TEL:089-555-5848
時間:08:00-17:00
URL:facebook
-------------------------





荷物を預けてお茶(WHOLE GAIN)

朝食を食べ終わったら、旧市街を散歩しつつその日の宿まで。
とりあえず、大きな荷物だけ預かってもらうことにしました。

前回宿泊してとても気持ちよかった、お気に入りの宿です。

まなおさん、以前に泊まっていただきましたよね?」っていう第一声も、嬉しくなるじゃないですか。



荷物を預けたら、再び旧市街散歩。

と思ったんですが、歩き出してすぐ近くにあったカフェが雰囲気良さそうだったので、いきなりまったりすることにしました。

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特に変哲のない、民家を改築したカフェ(おそらくゲストハウスも兼ねてます)なんですが、素朴でいい感じ。


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私は抹茶ドリンクを、友人はアイスカフェラテとサラダを注文していました。(さっき朝ご飯食べたばかりなのに。笑)

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<店舗情報>
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Whole Gain Cafe
所在地:103/3 พระสิงห์ ตำบลศรีภูมิ อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50200
    103/3 พระสิงห์ Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
TEL:089-914-6492
時間:08:30-17:30
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足マッサージ(チェンマイ・フットマッサージ)

カフェでチルした後は、さらにまったりしに足マッサージに行くことにしました。

実は、昨年の年末滞在時に行こうと思っていた店なのですが、年の瀬過ぎてお店自体が閉まっていたのです。

ワット・チェディルアン寺院や宿からも近い場所にあるマッサージ屋さんです。
その名も、「CHIANGMAI FOOT MASSAGE

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ここが気になったのは、スパ的なマッサージではなく、Googleマップのレビューなどから、熟練のマッサージ師がしっかり足をほぐしてくれそうな、硬派なイメージを持ったからです。

実際、この店にあるのは、フットマッサージとタイマッサージのみで、アロママッサージやオイルマッサージはありません。


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私たちを担当してくれたのは、優しそうなおじさんと寡黙な青年でした。
2人とも指にマッサージのタコができているのが見えました。

で、予想通り、とってもよかったです。

痛すぎる台湾式足つぼマッサージはちょっと苦手なんですが(でもたまにやりたくなる)、ここは「痛気持ちいい」くらいのいい力加減で足がすごく軽くなりました。

チェンマイに来たらまたリピすると思います。

1時間300バーツ
1時間半450バーツ


<店舗情報>
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チェンマイ フットマッサージ
ร้านนวดฝ่าเท้าเชียงใหม่
Chiangmai Foot Massage
所在地:68, 6 ถนน ราชดำเนิน ตำบลศรีภูมิ อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50200
    68, 6 Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
TEL:088-252-7173
時間:11:00-22:00
URL:https://chiangmai-foot-massage.business.site/
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お昼はおうどん(銀うどん)

足マッサージを終えたのが、ちょうどお昼過ぎ。

ランチは何にしようかと考えていたら、昨年末に行きそびれたうどん屋さんがあることを思い出しました。

銀うどん」というチェンマイ旧市街東側のお堀に面したお店で、大晦日に店の前を通ったらすごい行列ができていたので諦めたのでした。






今回も土曜日のお昼時ということもあってか、店の前には席待ちのお客さんが2組いましたが、タイミングよく入れ替わりがあって、私たちもほとんど待たずにカウンター席に着くことができました。


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もちろん、中は満席です。
そのほとんどがタイ人で、日本人が数人という印象です。

カウンターからガラス越しに厨房の様子を眺めていましたが、手際よくえび天を揚げてる様子や丼ぶりものを作っている様子などが垣間見れて面白かったです。

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ただ、厨房にいる調理人の多いこと。
役割分担があるのかも知れませんが、半分くらいでいいのでは?と思っちゃいました。(大きなお世話ですね)


注文をし終わると、ホールのスタッフが「テーブル席空いたのでどうぞ」と声をかけてくれました。
私はカウンターでもよかったんですが、せっかくなので移動することに。

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基本的に私、普段は食べ物にあまり冒険しない派なんです。
でも、この日は白いスープに明太子の乗った、こんなうどんを注文してみたんです。

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悪くはなかったです。
でも、うどんはシンプルな出汁で育った私にはちょっとインパクトがありすぎだので、目の前のタイ友と相談。


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結局、肉うどんと交換してもらうことになりました。

明太子大好きな友人は、交換したうどんを喜んで食べてくれました。
本当にありがとう。

うどん自体は、ほどよいコシがあって美味しかったです。



<店舗情報>
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銀うどん
Gin Udon
所在地:69 1 ถนน คชสาร ตำบลช้างคลาน อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50100
    69 1 Kotchasarn Rd, Tambon Chang Khlan, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50100
TEL:053-272-898
時間:11:30-21:30
-------------------------



ホテルでまったり

うどんを食べた後は、午後1時半過ぎに宿へ。

ヴィラタイオーキッド(Villa Thai Orchid)

私のお気に入りの宿です。

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部屋の準備が整うのは午後2時とのことでしたが、少し早めに行って、1階の共有スペースで待たせてもらうことに。
ここはドリンクやバナナや簡単なスナックなど自由にいただけます。


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冷たいオレンジジュースを一杯もらってくつろいでいると、部屋の準備ができましたと早めに声をかけてくれました。


ここの若いオーナーさん夫婦(たぶん?)、2人とも本当に感じのいい方で、とても自然で気持ちのいい応対なんです。

今回もまずは館内で利用するスリッパを選びます。
これ、チェックアウト時にはお土産に持って帰れるんです。

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次に、翌朝の朝食を選びます。

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前回2泊して食べた“フルーツサラダ”も“牛肉の煮込みスープ”もどちらも美味しくて、今回は別のものに挑戦しようと思っていたら、友人が先に“チキンの煮込み”を選んだので、結局私は今回も“フルーツサラダ”を選んだんです。

すると、「まなおさんは、前回同様フルーツサラダですね?玉子も同じくスクランブルエッグで大丈夫ですか?」って、私が前回食べたのを覚えてくださったのには感動しました。

もしかしたら覚えていたのではなくて、顧客が選んだものを毎回記録していてそれを事前に見返していたのかも知れませんが、仮にそうだっとしても、なかなかできることじゃない素晴らしい気遣いですよね?


部屋まで案内してもらう際にも、今回は1泊だけにも関わらず、「もし洗濯ものがあれば、カゴに入れて部屋の前に出しておいてください。明日の朝までには仕上げておきますから」と。

そうなんです、ここの素晴らしいサービスのひとつに、無料の洗濯サービスというのがあるんです。
今回、私たちはお願いしませんでしたが、この洗濯サービスは、ぜひみなさんにお伝えしたいところです。


部屋に着いたら、シャワーを浴びて、まったり休憩。
今日は早朝から活動していましたからね、さすがに疲れました。


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夕暮れはおきまりのワット・チェディルアン

夕方、宿からすぐ近くにあるワット・チェディルアン寺院へと向かいます。
チェンマイの旧市街に滞在すると、たいてい夕方にはこのワット・チェディルアンで過ごすことが多いです。
ぼけーっと夕暮れの空と仏塔を眺めるのが好きなんです。

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屋根の造形が美しいですね。

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仏塔裏手にあるお堂の石造りの仏像。

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仏塔を取り囲む金属製の柵もなかなか趣があります。


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月が出てきました。

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境内に透明な仏塔のオブジェクトがありました。(地震で上部が崩落する前の想像模型ですかね)

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北タイ料理の夕飯(フアン・ペン)

日が暮れたので、夕ご飯を食べに向かいます。

こうしてチェンマイの1日を書いていると、なんだか、ずっと食べてばかりですね(笑)

この日は新規開拓もちょっと面倒だったので、徒歩で行ける定番の北タイ料理レストランにしました。

フアン・ペン(Huen Phen)

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ここは何度か食事をしたことがあります。
日本人や観光客の間でも、わりと有名です。


古民家のような店内には、アンティークな家具や置物、調度品がいっぱい。(タイのものに限らず)

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適当にいくつか注文してみました。


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2人ともあまりお腹がすいていないと言っていたのに、結局いろいろ注文しすぎてしまうのはいつものこと。(反省。でも完食)


このお店は、どれも無難な味付けで、それが観光客にも人気なんだろうと思います。



ゆっくり食事をした後は、腹ごなしも兼ねて散歩。

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部屋に戻ったら、写真の整理などをして過ごしました。



やっぱり美味しい朝ご飯

翌朝、楽しみにしていた宿の朝ご飯。
1階のダイニングルームでいただきます。

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ドリンクやトースト、ビスケット、ヨーグルトなどはセルフで自由にいただけます。
席に着いてしばらくすると、チェックイン時に選択していた朝食セットが運ばれてきました。

2度目のフルーツサラダのセット。

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いろんな種類のフルーツがどっさり入っていて、本当に美味しいんですよ。
ヨーグルトをかけていただきます。

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こちらは、友人が選んだチキンの煮込み。

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一口もらいましたが、これ、肉がホロホロで柔らかく、味付けもしっかりしていて本当に美味しかったです。
次回はこれを選んでみようと、心に決めました。


食後に少し宿の周りを散歩してから、チェックアウト時間まで宿でゆっくり過ごしました。
(前日はわりとあちこち歩き回ったので、この日はダラダラ)

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カオソイのランチ

昼前に宿をチェックアウト。

今回も、最初から最後まで何一つ嫌な気分になることなく、気持ちの良い滞在ができました。
なんか、いつも完璧だと、逆に、いつかどこかでその完璧さが崩れるのではないかという怖さもあるんですが、今回も大丈夫でした。(ほっ)


昼は宿から徒歩数分の場所にある、たまたま前を通った店でカオソイを食べてみました。

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牛肉のカオソイ。

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特に期待していたわけではなかったのですが、それなりに美味しかったです。







Grabで赤いソンテオ!?

ランチを食べたら空港に向かいます。

Grabで車を呼ぼうとしたら、その時間帯は周りの渋滞もあってなのか、非常に高かったんです。
JustGrabで300バーツ超えの価格が表示されており、チェンマイ旧市街から空港までなんてほんの4~5キロ、すいていたら10数分で着くような距離にしては高すぎないかとびっくりしました。

実際、前日は早朝で渋滞ゼロということもありましたが、空港タクシーが150バーツで10分もかからず旧市街まで到着していますしね。

それで、別の配車アプリBoltをチェックしてみると、100バーツちょっとであるではないですか!
さっそく呼んでみたんですが、アプリ内で自動的に候補に挙がってくるドライバーにことごとく拒否されるんです。

そして結局「ドライバーが見つかりませんでした」みたいな画面になる。
これを3回くらい繰り返したんですがダメで、あきらめることに。

チェンマイ恐るべし。

仕方なく、再度Grabアプリに戻ってよく見てみると、下の方に半額くらいの料金のがあるのを発見!

RodDaeng

ん?
ロッドデーン?
え、まさか・・・「ロット・デーン=赤い車」って、ソンテオ!?
試しに呼んでみましたよ。

そしたら、本当に赤いソンテオがやってきました。笑



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(画像は後からソンテオ車中でキャプチャーしたものなので、距離や料金は旧市街からのものではありません)


何はともあれ、車が手配できたのでホッとしていたのですが、その日はなんと空港まで1時間かかりました。
チェンマイ市内が、とんでもない渋滞だったのです。
ソンテオは安くて良かったんですが、動かない車内は暑くて参りました。

空港に着いた時には、私たちもドライバーのおじさんもうんざりしていました。
おじさん曰く「今日は異常だ」とか。
(ごめんねおじさん🥺)


まあでも、Grabでソンテオを呼べることを初めて知りました

これ、大人数の時とか大荷物の時なんかは使えるかもしれませんね。
(もっと涼しい時期に、みんなで近場の温泉までチャーターとかも良さそう)





チェンマイ空港では、タイ航空のラウンジがプライオリティパスで利用できるので、タイティーのアイスクリームなんかを食べてみました。


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以上、チェンマイ週末旅行でした。

まとまりもなくダラダラ書いてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。

ではまた。

ライレイで夕飯、アオナンでランチとフットマッサージ(クラビー週末旅行その3)

週末にクラビー県のライレイビーチへ行ってきた旅行記の続きです。
ウォーキングストリートにあるカジュアルで美味しい食堂とアオナンのお洒落なランチスポットの紹介をします。
時間つぶしに入った足マッサージもとても上手でした。


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美味しいカジュアルレストラン「Railay Family Restaurant」

プランんビーチで夕日を見た後、雨が心配で早めに戻ってきましたが、結局雨が降り出したのは深夜になってからでした。

www.manao.life

(よかったら、前回の記事もご覧ください)


その日の夕飯は、東西のライレイビーチを繋ぐウォーキングストリート的な道に点在するレストランのひとつで食べることにしました。


ウォーキングストリートに出る手前の薄暗い路地を歩いていると、道端で何やら草を摘んでいる女性がいました。
近寄ってみると、それはバイ・ブアボック(ใบบัวบก)というタイハーブでした。

バイ・ブアボック(ブアボックの葉)というのは、日本語ではツボクサと呼ばれる薬草の一種で、フキの葉とか小さな蓮の葉みたいな形の可愛らしい草の葉っぱです。
この葉を絞ったジュースがタイの町角で売られているのもよく見かけますが、まさにタイの青汁という感じです。(ただし、甘味を追加していることが多いです)

また、タイ料理の付け合わせ野菜なんかに使われることもあります。
きっと今日の食卓に上がるのでしょうね。
ただ、この路地は人の往来も結構あるし野良犬なんかも歩いていたので、「犬のおしっこかかってそうだよね」なんて大きなお世話なことをタイ友と話してました。(ごめんなさい)
もちろん、きれいに洗ってから使うのでしょうけど。



賑やかなウォーキングストリートに差し掛かりました。

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特に下調べをしていたわけではないのですが、明るくてそこそこお客さんのいるお店にフィーリングで入ってみました。

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ライレイ・ファミリー・レストラン(Railay Family Restaurant)というお店です。

ランチを食べたローカル・タイフード・レストラン(Local Thai Food Restaurant)のすぐ近く。

どちらも奇をてらわないネーミングのお店ですが、何となくそんなところも気に入りました。


ちょっときれいな食堂といった雰囲気で、リラックスして食事ができそうです。



いつものように、その場の雰囲気で適当に注文していきます。
そして、いつものように頼み過ぎてしまうのです。
(でもしっかり食べ切ります)


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(ヤム・レー/ยำเล 180 THB)

シーフードのヤム(タイ風和え物)
新鮮なエビやイカが美味しかったです。
(写真撮る前にちょっと食べちゃいました。。。)


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(ガラム・トート・ナムプラー/กะหล่ำทอดน้ำปลา 100 THB)

キャベツのナンプラー炒め
優しい味の野菜料理を求めた私のリクエスト。
シンプルな味はどこで頼んでもまず失敗しません。


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(ゲーン・クア・プリック・ガイバーン/แกงคั่วพริกไก่บ้าน 120 THB)

ターメリック(ウコン)の入ったタイ南部のゲーン(カレー)

タイ人向けにしますか?外国人向けにしますか?」と聞かれて、タイ友がタイ人向けでと答えたので、私はすかさず「でもちょっと辛さは控えめで」と付け加えました。(笑)
だって、タイ南部料理って激辛のイメージがあるんですもん。
案の定辛かったけど、とてもコクがあって美味しかったです。


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(ナムチュップ・ヤム/น้ำชุบหยำ 120 THB)

生野菜とタイ南部の辛味ディップ
ナムチュップってなんだろうと思ったら、いわゆるナムプリックのようなものでした。
これ、私はじめて食べたんですが、とても気に入りました
私があまりにもパクパク食べるので、タイ友が驚いたくらい。

茹でたエビのむき身やエビペースト(ガピ)が入っているので、好き嫌いが分かれるかも知れませんが、私は好きな味でした。
生野菜にもよく合ったし、海ブドウみたいな食感の海藻もすごく美味しかったんです。


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ただ、生野菜の一角にバイ・ブアボックがあったのには、2人して苦笑してしまいました。
まさかさっき道端で摘んでいたものではないでしょうが、犬のおしっことか変なこと言わなきゃよかったです。(反省)


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(プラーサーイ・トート・カミン/ปลาทรายทอดขมิ้น 250 THB)

プラーサーイのターメリック(ウコン)揚げ
プラーサーイというのはキス科の魚で、白身の淡白な味わいです。
ターメリックパウダーをまぶした唐揚げは、タイ南部ではポピュラーな料理で、私が好きなメニューのひとつです。
サクサクして美味しいんです。


いやあ、満腹、満腹。

美味しい料理とビールでほどよく酔ったので、夜のビーチをゆっくり散歩しながらバンガローに戻りました。




アオナンビーチへ

翌朝。
夜半から降り出した雨も上がり、ドアを開けると涼しい夏の朝の匂いがしました。

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ビーチを少し散歩してから、浜辺の朝食会場へ向かいました。
一般的なホテルの朝食ビュッフェという感じで可もなく不可もない印象でしたが、種類はそこそこあったと思います。


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食後は、再びビーチを散策したり、部屋に戻って湯船に浸かったりして、ゆっくり過ごしました。
その日のバンコク戻りのフライトは夕方の便だったので、時間には余裕があります。


12時前にチェックアウトをしたら、とりあえずアオナンビーチまで戻ることにしました。
前日ボートが到着したライレイウエストビーチの端まで50メートルほど歩いていくと、欧米人カップルが1組、乗合いのボートを待っているようです。

こちらのライレイウエストビーチ側からアオナンビーチまでは、8人揃ったら出発するようです。
現在4人なのであと4人待たなければなりません。

ただし、8人分の800バーツ(100×8)さえ払えば、定員を待つ必要はないわけで、船頭のおじさんが、私たちに「1人200バーツですぐに出発するか?」と尋ねてきましたが、私たちも欧米人カップルもそれほど急いでいるわけでもなかったので、もうしばらく待つということに。


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それから10分ほどして、1人の欧米人女性がやってきました。
もう少し早く人が集まると思っていましたが、さすがにオフシーズンだからか、それほどすんなり定員にならなさそうです。
おじさんが、「1人160バーツだが、どうだ?」と再び聞いてきました。

その場にいる5人がお互いに顔を見合わせて、『まあ、急いでいるわけでもないけれども、ここでダラダラ時間を無駄にするのもなあ』という、自然と同じ気持ちになったようで「OK」することになりました。


そうと決まれば、サクッと5人で船に乗り込み、出航。
15分くらいでアオナンビーチの端の船着場に到着しました。

ちなみに、前日アオナンビーチからライレイビーチへ渡った時は、アオナンビーチの中心部にあるカウンターでチケットを購入したので、そこからこの船乗り場までの数百メートルは無料のソンテオに乗せてもらったのですが、帰りはそんな送迎車のサービスはないので、アオナンビーチの中心部までは自力で向かうしかありません。

といっても、1キロちょっとに過ぎず、徒歩でも15分ほどなんなです。
にもかかわらず、暑かったので私たちはバイクを改造した三輪車で向かいました。(ちなみに、言い値で100バーツ)



ちょっとオシャレなランチ「TAN Tribe Cafe」

アオナンビーチの中心部に到着し、とりあえず近くにあった旅行代理店のカウンターで空港までの足を確保しました。

乗合いのミニバンが、空港からの料金と同じく1人150バーツ
空港行きのバンは、フライトに合わせて時間が決まっているようで、午後3時30分発とのこと。

まだまだ時間はあるので、とりあえず、ランチを食べることにします。

ぶらぶら歩いていると、欧米人がたくさんいる洒落たレストランが目につき、入ってみることにしました。

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スムージーとかオーガニックなメニューとかが豊富な感じの店です。
ここを選んだのは、ここ数日タイ料理続きだったので、洋食っぽいものを食べてみたかったのもあります。



私はホタテとトリュフのクリームパスタ的なものをチョイス。
すごく濃厚で美味しかったです。
ホタテも大きいのが3つも。


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タイ友はやはり辛めが好きなようで、タイ風のシーフードパスタにしていました。

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あと、別で注文した豆腐サラダもすごくボリュームがありました。
美味しくヘルシーだったんですが、豆腐が柔らかい日本風の豆腐ではなく、けっこう固い感じの水分少なめの豆腐だったのは、(私の勝手な)イメージと違って少し残念でした。

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全体的にとても明るく清潔で、居心地のいいカフェのようなレストランでした。
欧米人に人気があるのも頷ける感じです。


店員もキビキビしていて、きちんとした接客をしているなあという印象でした。

アオナンビーチに行かれることがあればぜひ。
おすすめです。


<レストラン情報>
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TAN Tribe Cafe
所在地:247/2-3 ตำบล อ่าวนาง เมือง กระบี่ 81000
    247/2-3, Ao Nang, Muang, Krabi 81000
TEL:082-649-5936
時間:08:30-18:00
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フットマッサージ「スコータイマッサージ」

ランチを食べ終わってもまだ時間があったので、近くにあったマッサージ屋さんに入ってみました。

Sukhothai Massage and beauty salon」という、2階にあるマッサージ屋さんで、あまり目立たない場所にあるんですが、勘で入ってみたら当たりでした。

マッサージの評価は、店舗全体というより、担当してくれるマッサージ師にもよるとは思うんですが、タイ友もすごく上手だったと言っていたので、「当たりのマッサージ師」の確率は高そうです。

足マッサージ、確か1時間250バーツだった気がします。
あまりにも気持ちが良くて、寝てしまったのがもったいないと思うくらいでした。




<店舗情報>
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スコータイマッサージ&ビューティーサロン
Sukhothai Massage and beauty salon
所在地:247/7 ตำบล อ่าวนาง เมือง กระบี่ 81000
    247/7, Ao Nang, Muang, Krabi 81000
TEL:086-662-5475
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足マッサージを終えて体も軽くなったところで、予約しておいた旅行代理店のカウンター前から空港行きのバンに乗り、バンコクへの帰途につきました。


1泊2日のクラビー旅行と言うと、すごく弾丸旅行っぽいイメージですが、今回は土曜の早朝発の日曜の夜戻りと言うこともあってか、意外とゆっくり過ごせたなあという印象です。

もちろん、せっかくバンコクからはるばる南部まで行くのですから、もっとゆっくりできるに越したことはないのですが、こういう週末もありということで。
(こんなことをしようと思ったのも、エアアジアの1年乗り放題サブスクのおかげではあります)

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以上、クラビー週末旅行でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


ではまた。

MBK近くにあるコスパ最高のイタリアンレストランでお一人さま舌鼓【DA MAMMA】

バンコクのBTSナショナルスタジアム駅から徒歩すぐの場所にある、リーズナブルなイタリアンレストラン「ダ・マンマ」(DA MAMMA)の紹介です。
平日の夕方にお一人さまで突撃。
焼きたてのピザが美味しく、気取らず入りやすい雰囲気のお店でよかったです。

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DA MAMMAの場所・アクセス

最寄りは、BTSスカイトレインのナショナルスタジアム駅で、駅から徒歩3分ほどです。
ちょうどMBK(マーブンクローン)の反対側にある、昔ながらの雰囲気を残す庶民的な路地(ソイ)に位置しています。





実はこの通り、ソイ・カセーム・サン1(ซอยเกษมสันต์ 1/Kasem San 1)と言うんですが、私にとってはちょっと懐かしい路地でもあります。

20年ほど昔、私がタイの地方都市に住んでいた当時、たまの買い出しや娯楽目的でバンコクへやって来た際に定宿にしていた思い出の路地なんです。

まだ若くてお金もなかったので、できるだけ安い宿に泊まりたかったんですが、ゲストハウスのドミトリーには抵抗がありました。
しかも、短い週末を効率的に過ごすために便利な場所がいいという欲張りな希望に合致したのが、この路地内にある宿たちでした。

今思えばとても殺風景な最低限のものしかない部屋でしたが、それでもエアコン(旧型のうるさいやつ)とベッドと温水シャワーのある個室で400~500バーツというのは魅力的でした。しかも駅チカ。

ちなみに、当時同じ県に住んでいた数少ない日本人の友人の1人は、このソイから1ブロック西側にある「クリッタイ・マンション」(現クリッタイ・レジデンス)というゲストハウスを定宿にしており、クリッタイは確か1泊800バーツ前後だったので、私は「ハイソーだねー」と羨ましがっていたものです。

※当時タイ人の間で、ちょっとした贅沢とか高級なことを表現するのに、何でもかんでも「ハイソー」(ハイソサエティの略)と言うのが流行っていました。日本でいうところの「セレブ」みたいなところでしょうか。
800バーツ(当時で2500円程度)のゲストハウスだって、その時の私にとってはセレブでした。(笑)

と、私の思い出話に脱線しましたが、話をナショナルスタジアム駅に戻し、お店へ向かいましょう。


駅の1番出口または3番出口から階段を降り、ソイ・カセーム・サン1通りへ入ります。
この路地の入口左手にあるのがムアンポン・マンション(Muangphol Mansion)で、このゲストハウスにもよくお世話になりました。
今はシャレたゲストハウスやホステルもたくさんできたので、こんな宿に泊まる若者もめっきり減ったんでしょうね。

少し進むとレノ(Reno)ホテル
リニューアルしてお洒落な外観になりましたが、懐かしい。

その先には、エーワンイン(A One In)の看板が。
ここも健在だったんですね!

なんて、思い出に浸りながら歩いていきます。
多少の変化はあるものの、庶民的な雰囲気は昔の雰囲気を残していました。

そして、左手に見えてきたのがこれまた路地に溶け込んだような雰囲気の一軒家レストラン。
ダ・マンマ(DA MAMMA)です。

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正直、20数年前にこの店があったのかどうか記憶が定かでありません。
あったとしても、たぶん当時の私は素通りしていたでしょう。
500バーツの宿に泊まるのが精一杯の倹約生活でしたから。

あ、また脱線してますね。
(つい・・・。私の思い出話はいらんですね)

ともかく、このイタリアンレストランDA MAMMAは駅チカで、サイアムからも徒歩圏内の便利な立地。
パラゴンやMBK、ドン・キホーテなどでのショッピングのついでに立ち寄るのもありだと思います。



店の雰囲気・メニュー

実はこの日、特にこのお店が目的で出かけたわけではなく、MBKに用事があったついでに向かったので、もし一人で入りにくい雰囲気だったら止めようと思っていたんです。(わりとチキンなまなおです)

でも、店の前のメニューを見るふりをしてちょいと中を覗いたら、ぜんぜん入りやすい雰囲気だったので安心しました。

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入口の手前にピザ窯がありました。

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先客は3組ほど。
いくつかのテーブルにはリザーブの札が立ててありましたが、好きな席に座っていいよと言われたので、ピザ窯の隣の小さなテーブルに座りました。

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メニューはわりとたくさんありました。
ピザもパスタも200~300バーツ台がほとんどだし(100バーツ台もある)、全体的にリーズナブルな価格設定だと感じました。

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何を注文しようか迷いましたが、なんせお一人さまの悲しさで、あれもこれもと頼むわけにはいきません。

ただ、何となくその日の私はピザの口でして、何かピザとサラダでもと思っていたら、ちょうどいいセットが目についたのでそれに決定。


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実食

グラスワインを1杯注文し、ガラスの向こうででタイ人シェフがピザを焼くのをぼんやり眺めます。
(写真はいくらか飲んでしまった後ですが、わりと並々注いでくれていました)

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手際よく生地を伸ばしてソースとチーズを乗せ、赤々と燃える窯に入れていきます。
あれが私のマルゲリータ~♪なんて見てたんですが、あまりの大きさにちょっとビビりました。

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マルゲリータとサラダのセットで350バーツ(約1400円)
というと、もしかしたらそれほど安くないのでは?と思われるかも知れませんが、量が多いのです。

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サラダもたぶん2人でシェアしてちょうどいい感じ。
・・・の量をがっつりいただきます。


で、焼き上がってきました、熱々のマルゲリータ。

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デカすぎ。

一人ではきついわ、こんな量。。。


と思ってたんですが、美味しかったのと生地がクリスピーで薄めだったのもあり、結局平らげました。(笑)

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レストラン情報

<店舗情報>
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ダ マンマ
Da Mamma Restaurant
所在地:Rama1 แขวงวังใหม่ เขตปทุมวัน กรุงเทพมหานคร 10330
    Rama1 Wang Mai, Pathum Wan, Bangkok 10330
TEL:02-612-3344
時間:16:00-23:00
URL:https://damammaitalianrestaurant.jimdofree.com/
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以上、MBKやナショナルスタジアム駅からも近く、コスパのいい家庭的なイタリアンレストランの紹介でした。

一人でも臆せず入れたけど、次は数人でいろいろ食べたいです。


ではまた。

光の差し込む洞窟「カオルアン洞窟」と人気の老舗レストラン「プアンペット」(ペッチャブリー)

こんにちは、まなおです。
タイは連日猛暑が続いております。
もう来週はタイ正月ソンクラーンですもんね。

今日は、ペッチャブリー県カオワンの「プラナコーンキリ・フェスティバル」の翌日に行った神秘的な洞窟「タム・カオルアン」とペッチャブリー市内の老舗人気レストラン「プアンペット」を紹介します。


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カオルアン洞窟

ペッチャブリー市内中心部から車で数分の場所にあるカオルアン洞窟は、タイ語ではタム・カオルアン(ถ้ำเขาหลวง)と呼ばれ、ラーマ4世(モンクット王)やラーマ5世(チュラロンコン大王)ゆかりの重要な洞窟です。

洞窟の上部から光が差し込み、黄金の仏像たちを照らす神秘的な写真をご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。

比較的アクセスが容易で歩く距離も少ない割には、本格的で美しい洞窟を堪能できるおすすめスポットです。

カオルアン洞窟へのアクセス

カオルアン洞窟は、バンコクから南西へ約130~140キロの場所にあります。
ペッチャブリー市内中心部からは2~3キロの距離となります。

バンコクから向かう場合は、鉄道、長距離バス、乗り合いバン(ロットゥー)、日帰りツアーや運転手付きチャーター車、レンタカーなど選択肢は様々ですが、限られた時間を有効に使いたい場合は、やはり自家用車かレンタカー、日帰りツアーなどが便利かもしれません。


Klook.com


ちなみに、私は今まで、自分たちの運転で3回、親戚の一行が来タイ時に運転手付きワゴン車のチャーターで1回、あと社員旅行の貸し切りバスで1回行ったことがあります。

さすがに5回も行けばもういいかなという気にはなるんですが、ペッチャブリー、フアヒン方面へ行くときに新メンバーがいたりすると、なんだかんだ言いつつ立ち寄っていますね。
光の差しこみ具合など、その日のコンディションによって多少印象は変わります。


カオルアン洞窟へ行くには、入口の500mほど手前の駐車場に車を停めて専用のソンテオに乗り換える必要があります。
だいたい4~5人集まった時点で随時発車です。


乗り込む時に、料金回収員に1人15バーツ払います。
15バーツは往復の料金で、以前はチケット代わりの紙切れをもらったような気がしますが、今回は特にその紙切れもなく、帰りも特にその紙切れを提示することもなく「はいはい、乗って乗って~」みたいな感じで乗せてくれました。
基本的に、ソンテオを利用せずに片道歩いてくる人なんて想定していないのだと思います。





坂道とはいえ、ほんの500メートルほどなので、あっという間に洞窟手前の駐車場に到着です。
はい、上にも駐車場があるのです。
今まで、ここが満杯だから下の駐車場に停めてソンテオで送迎なのかと思っていましたが、この日はまだまだ空きスペースがありました。
なので、どういう車が上まで来ていいのか謎です。


ともあれ、ソンテオを降りたら、入口建物(以前はこんな建物ありませんでした)で1人10バーツを払って洞窟へと向かいます。

イメージとしては、ソンテオ代15バーツ+洞窟入場料10バーツの合計25バーツという感じなのですが、徴収のオペレーションはその時々によって微妙に違うようです。

以前、下の駐車場で25バーツ支払った時もあったし、下の駐車場では徴収されず上の駐車場で降りたときに25バーツ徴収されるとレビューで書いている人もいるし、今回(2023年3月)みたいに下で15バーツ、上の建物で10バーツというパターンもあったりします。流動的なのかも知れません。


洞窟内へ

入口建物で入場料は払ったら、噴水の前を通って徒歩で洞窟まで向かいます。
ほんの100メートルほどでしょうか。
ここは緩やかなスロープ状の階段です。

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一方、洞窟へ降りていく階段は、けっこう急こう配です。
手摺を持ちながらゆっくりと降りるのがいいと思います。

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外は灼熱の炎天下でしたが、階段を降りて洞窟内に入ると、それほど暑さは感じませんでした。

以前この洞窟を訪れたときは、洞窟上部の岩の割れ目から光が差し、その光芒(こうぼう:光の筋)が真っすぐに伸びて仏像や地面を照らす姿がとても美しくて感動的でした。


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(以前の様子)




ただ、今回は光は差し込んでいるのですが、以前のような光芒があまりはっきりしません。

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実は、これには訳があって、以前の洞窟内では仏像に供える線香がたかれていたので、その煙が光の筋を際立たせていたのです。
ところが、現在は火災防止のためでしょうか、洞窟内での線香点火はできないようになっていました。

現在でも天候(霧とか朝もやとか?)や時間帯によっては、光芒が見えるタイミングもあるでしょうが、以前のようなはっきりとした光の筋はあまり望めないかも知れません。

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(ハートのようなタイの地図のような割れ目)




それでも、光の中をハラハラと舞い落ちてくる木の葉や、太陽光に照らされて浮かび上がるように光る人々の姿は美しかったです。





実は、この場所は母との思い出の場所でもあります。
かつて日本からタイへ遊びに来てくれた母をここへ連れてきた時、私が写真撮影に夢中になっている間に、母が足元のライト(仏像のライトアップ用)につまづいて転倒してしまったのです。

幸い腕と顎の怪我くらいで済んだのですが、母が倒れるその瞬間を見ていたタイ友は「あの時はすごく怖かった。一歩間違えたら石のベンチに頭をぶつけるところだったから」と今でも涙目になって言います。

不幸中の幸いといいますか、大事に至らず、手当てをして旅行を続けることができたのは、本当によかったと、あの日のことを思い出して洞窟の仏様に手を合わせます。


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洞窟内をぐるっと回って、再び階段を上って地上に出ます。
帰りの階段はけっこうきつくて、汗が噴き出しました。

 




<施設情報>
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カオルアン洞窟
ถ้ำเขาหลวง
Tham Khao Luang (Khao Luang Cave)
所在地:ตำบล ธงชัย อำเภอเมืองเพชรบุรี เพชรบุรี 76000
    Thongchai, Mueang Phetchaburi District, Phetchaburi 76000
TEL:032-706-639
時間:08:00-16:00
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人気レストラン「プアンペット」

カオルアン洞窟を後にしたのが、午後1時半すぎ。
朝はホテルでしっかり食べたので、遅めのランチとします。

Googleマップで目星を付けていた人気レストラン(食堂)へ。
ペッチャブリー中心部にある、プアンペット(พวงเพชร)という老舗レストランです。

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午後2時だというのに、広いレストランの中は大盛況です。
店員が慌ただしく動いています。

テーブルに着いて、メニューをもらうまでも少し時間がかかりました。
(皆さん大忙しな感じ)

私たちのテーブルを気にかけてくれた店員さんは、「今ちょっと忙しくてごめんなさいね。揚げ物は時間かかると思うから、急いでいるなら避けたほうがいいですよ」と申し訳なさそうに言い残していきました。

まあ、私たちは特に急いでもいなかったのですが、とりあえず揚げ物以外で数品選ぶことにしましょう。

メニューをざっと見ると、それほど高くはないけれど、安くもないという印象

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でも、料理がやってきてその印象はガラッと変わりました
一皿が大きく量が多いのです。

多分、3〜4人でシェアする前提じゃないかと思うくらい。
写真だと分かりにくいかも知れませんが、本当に多いのです。

そして、味は文句なく美味しかったです。

つまり、量と質を考えれば、この店、安いです

ただ、2人で行くとあまり種類が食べられません。
実際、私たちは、おかず3品注文して、ヤム以外の2品は半分持ち帰りにしてもらいました。(わりと食べるほうなんですけどね)
そのくらい多かったです。


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ヤム・ルアムミット(ยำรวมมิตร:180THB)
オーソドックスなミックスヤムですが、プリップリのイカやエビなどが入っていて美味しかったです。



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ガイ・パット・ナンマンホイ(ไก่ผัดน้ำมันหอย:150THB)
鶏肉が柔らかくて、濃すぎずしつこくない優しい味でした。



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ゲーン・パー・クン(แกงป่ากุ้ง:180THB)
見てください、このエビの大きいこと!
これくらいのがゴロゴロ10尾くらい入っているんです。
そして、美味しい!


このお店が人気なのもわかる気がします。

ただ、週末の昼時は非常に混雑するので、時間をずらしたり時間に余裕を持って行かれることをお勧めします。


ちなみに、持ち帰った2品はその日の夜に食べましたが、温め直しても美味しくいただけました。

次回は、また別のものを食べて見たいと思わせてくれるレストランでした。




<レストラン情報>
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プアンペット
ร้านพวงเพชร
Phuang Phet
所在地:389 ตำบล ไร่ส้ม เมือง เพชรบุรี 76000
    389 Rai Som, เมือง Phetchaburi 76000
TEL:032-426-753
時間:10:00-20:00
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以上、ペッチャブリーの神秘的な洞窟と美味しいタイ料理屋さんの話でした。

ではまた。

 

www.manao.life